ふたご1  「私にも、上海バンスキングと呼ばれた頃がありました。」

ふたご2  「11月ということでね。」

ふたご1  「野中広務幹事長がね、ちょっとおかしいんですわ。」

ふたご2  「何がっスか。」

ふたご1  「官房長官の後任が、小泉純一郎森派会長主導で福田康夫氏が官房長官になったんですがね、野中ちゃんはそれが気に入らんのですわ。」

ふたご2  「福田康夫というのは福田赳夫元首相のせがれですが。それが何か。」

ふたご1  「というか、野中ちゃんの橋本派では尾身幸次幹事長代理を押してたんですね。それを森首相に相談された小泉会長が「尾身代理は野中幹事長と仲良しさんやからあかん。」と、福田氏を押したというんですわ。」

ふたご2  「それで野中幹事長が怒ったと。」

ふたご1  「何よ!森ちゃんはどうして小泉ちゃんの言うことばっか聞くの!アタシはこんなにも森ちゃんにつくしているっていうのに!森ちゃん!アタシと小泉ちゃんのどっちが大事なの!と、講演したのです。」

ふたご2  「と、はしてないやろ。と、は。趣旨はそうやけど。」

ふたご1  「小泉ちゃんは「一部報道をまに受け、確かめもせず、過剰反応してあれこれ言うのはみっともないし恥ずかしい。ガセネタを信用するようになっては政治家はおしまいだ。」と言うてますが、確かにヒステリーですね。」

ふたご2  「いい年をしたおっさんの発言とは思われないでですね。」

ふたご1  「何かあったらすぐ辞める辞める言うしね。何かあったら死んでやるー!という女みたいではないですか。」

ふたご2  「なんで野中幹事長はああなってしまったのでしょうか。年のせいかな。」

ふたご1  「環境ホルモンのせいやないですか。」

ふたご2  「女性化しとんのかい。」

ふたご1  「政界の男性議員の女性化、女性議員の男性化が進んでいます。識者曰く、現在の政治の混乱はここからきていると指摘しています。」

ふたご2  「ほかにもあるんかい。」

ふたご1  「ほかに顕著な例としては田中真紀子議員がどんどんどんどん田中角栄に似ていくという…。」

ふたご2  「それは血のせい。」

ふたご1  「鳥取県の米子市で腐った魚の販売に保健所の許可が下りたということで問題になっています。」

ふたご2  「どういうこと?」

ふたご1  「腐った魚を販売するという内容が入った営業許可申請が出されたんですが、ついうっかり米子市保健所が許可を出してしまったんですね。すぐ取り消されて、所長も処分を受けたんですが、何を考えとんねんという話ですね。」

ふたご2  「腐った魚を売るというのはどういうつもりだったのでしょうか。」

ふたご1  「新鮮な魚ばかりを求める、病んだ現代社会へのアンチテーゼだったのでしょう。」

ふたご2  「それは病んでねえよ。」

ふたご1  「しかしこの問題は全国的に波及する問題ですね。」

ふたご2  「いや、腐った魚売りたい言う奴はそうおらんやろ。」

ふたご1  「滋賀県では川魚を米といっしょに腐らせたものを販売しています。許可を出した滋賀県の保健所にも問題が。」

ふたご2  「それはフナズシっ!そういうもんやっ!」

ふたご1  「他にも全国規模で腐った大豆や腐った牛乳を販売している業者が!厚生省は何をしているっ!」

ふたご2  「やかましいっ!」

ふたご1  「そんな取締りもできない厚生省は腐敗しているっ!」

ふたご2  「腐敗しとるのはお前の脳やっ!」

ふたご1  「クモの糸を吐き出す新しい蚕が中国で開発されたそうです。」

ふたご2  「なぜクモの糸をカイコが吐き出さんといかんのかね。」

ふたご1  「クモの糸というのは自然界では最大の強度を持つんだそうです。でも大量生産ができないんで今まで繊維として使われてなかったんです。そこで遺伝子操作によってカイコに吐かせたら絹のようにいっぱい取れるじゃないですか。まさに夢の繊維ではありませんか。」

ふたご2  「なるほどね。」

ふたご1  「さすがはかつて絹の国と呼ばれた中国です。今後の展開が楽しみですね。」

ふたご2  「今後って。」

ふたご1  「今後も遺伝子操作で中国ならではの新しいものを作っていただけるのではないか、ということです。」

ふたご2  「たとえば。」

ふたご1  「フカヒレがついたいわしとかね。」

ふたご2  「気持ち悪い。」

ふたご1  「これで高級食材が安く手に入るのですよ。」

ふたご2  「まあそうかもしれんけど。」

ふたご1  「あと、足が全部熊の手になったムカデ。」

ふたご2  「やっぱりだいぶ腐敗しとるな。」

 

11月3日、航海・航空計器大手「トキメック」。


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