ふたご1  「コーヒー色のミルクエンジェルっ!」

ふたご2  「今週はなんでしょう。」

ふたご1  「歌舞伎町の爆弾騒ぎ。」

ふたご2  「例によって17歳ですな。」

ふたご1  「まあね。手作り爆弾が趣味だったそうですが。」

ふたご2  「70年代ぽい話ですが。」

ふたご1  「で、「人が壊れるのを見たかった。肉や骨が出るのを見たかった。」と言う。戦地へ行け。戦地へ。」

ふたご2  「見れる前に死ぬけどね。」

ふたご1  「大体最近の若者は自分が傷つかずに他人を傷つけようとするから問題だね。」

ふたご2  「言葉そのままの意味で。」

ふたご1  「ですから、他人を爆発させるならまず自分を爆発させることから始めるべきです。」

ふたご2  「クラッカーを口の中に入れて爆発させたりですか。」

ふたご1  「電撃ネットワークだね。」

ふたご2  「電撃ネットワークだねえ。」

ふたご1  「そういうことではなく、芸術ですよ。」

ふたご2  「岡本太郎。」

ふたご1  「岡本太郎。ではなくて、爆発をうりにして生きるのです。」

ふたご2  「はあ。」

ふたご1  「原宿の街角で自分の手かなんかに爆薬を仕掛けて爆発させる。」

ふたご2  「うわ。」

ふたご1  「そしてしたたる血や肉片で色紙に「いろいろあるさ。にんげんだもの。」」

ふたご2  「やかましい。」

ふたご1  「なんだか自分を取り戻せたような気がします。」

ふたご2  「言うてる相手は自分の一部を失ってるんやけどね。」

ふたご1  「内閣改造がありまして。」

ふたご2  「はい。」

ふたご1  「笹川尭科学技術担当国務大臣が就任直後の記者会見で「いじめは絶対なくならない。」と発言したそうです。」

ふたご2  「断言すんなよ。」

ふたご1  「それを何とかするのが科学技術やないですか。」

ふたご2  「科学技術で何とかするな。」

ふたご1  「しかし笹川氏と言えば父親の笹川良平氏ですよ。日本船舶振興会ですよ。」

ふたご2  「金持ちだね。」

ふたご1  「まあ十数年前はテレビCMで「町をキレイにしよーう!一日一善!」とか言うてましたね。」

ふたご2  「言ってましたね。それと最近孫に一千万円を贈ったという話ですし。」

ふたご1  「つまりいじめは金の力で何とかしろということですか。」

ふたご2  「そうらしいですね。」

ふたご1  「まあその日本船舶振興会も今は日本財団になりまして。会長は曽野綾子さんですよ。」

ふたご2  「あのフジモリ大統領を隠している。」

ふたご1  「一日一善。」

ふたご2  「ええことかな。」

ふたご1  「イカのリングあげ。」

ふたご2  「まあそれはおいといて。森首相につづきえらい人を抱え込んでしまいましたね。」

ふたご1  「だから森首相の失言をカモフラージュするためにまわりでいっぱい失言をするんですよ。そうすれば森首相のも目立たなくなるんじゃないかなという橋本元首相のおもいやりです。」

ふたご2  「違うやろ。」

ふたご1  「一日一善。」

ふたご2  「違うって。」

ふたご1  「そうか…違うか…。ふーっ。…」

ふたご2  「なんだそりゃ。」

 

12月8日、市長の犬、陶芸家にかみつき告訴される。


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