ふたご1  「いや、どうもどうも。」

ふたご2  「おひさしぶりです。」

ふたご1  「ええと、なんでしたっけ。」

ふたご2  「なにがいな。」

ふたご1  「何で僕らなんですかね。」

ふたご2  「複雑に入り組んだ現代に鋭いメスを入れるのが?」

ふたご1  「そう。しかもこんなとこで話す必要があるんかと。」

ふたご2  「何しろここ、地下鉄の駅やからねえ。」

ふたご1  「電車うるさい。」

ふたご2  「ここで話せといわれたんやからしゃあないがな。」

ふたご1  「ああ、上のほうにね。」

ふたご2  「じゃあとりあえず何から話そか。」

ふたご1  「とりあえず時事ネタがええんちゃうかな。」

ふたご2  「なるほど。何がある。」

ふたご1  「暑い。」

ふたご2  「今まさにこの状態。て、いんたーねっとでねっとさーふぃんしてる人にどこまで伝わるかわからんけどな。」

ふたご1  「したたり落ちる汗がキーボードのバックスペースキーをつたって中へ・・・。」

ふたご2  「部屋やからクーラーもあれば扇風機もある。涼しいのだろうな。」

ふたご1  「汗が電話線を伝わって電話局を通って世界中に広がって2000年問題を!!!!!!ああーっ!」

ふたご2  「やかましいわ!」

ふたご1  「でもなんですね、そんな風に電気を使っていると、地球環境に悪影響を及ぼしますね。」

ふたご2  「お、なんや。」

ふたご1  「ノストラダムスの大予言というのもあながち無い話ではないかも知れませんね。」

ふたご2  「心がこもってない漫才のような進行のしゃべり、ありがとう。」

ふたご1  「流れるような。」

ふたご2  「流してるやん。」

ふたご1  「ノストラダムスって言うのもね、1999年に地球が滅亡するという風にいうてますがね、彼はね、1540年くらいにそんなこと予言してるんですよ。あんな後の世の事やからってええかげんな事いうて人を不安に陥れるのは許せんわけですよ。ぼくは。」

ふたご2  「ほうそれで。」

ふたご1  「ノストラダムスにね、一つ思い知らせなければならない!そこで僕は一つ予言をします!」

ふたご2  「なになに。」

ふたご1  「1532年2月4日に地球は滅亡する!!」

ふたご2  「してないわっ!!」

ふたご1  「これでノストラダムスも怖くて夜、眠れないですよ。」

ふたご2  「永遠の眠りについてるっちゅうねん。」

ふたご1  「夜といえば暑いですねえ。」

ふたご2  「話、戻ってるで。」

ふたご1  「しかしワイドショーって野村沙知代まみれですね。」

ふたご2  「まあな。一時期のオウムとか砒素カレーなみやな。」

ふたご1  「野村沙知代の扱いは麻原照晃か、林真須美と同じですよ。」

ふたご2  「ワイドショーにかかればそんなもんやで。」

ふたご1  「しかしなぜいつまでもサッチーと愛称で呼ぶのか。

               そこまで悪いのならなぜ、野村沙知代容疑者といわない!」

ふたご2  「松本智津夫君じゃないんやからね。」

ふたご1  「まあそういうわけで。」

ふたご2  「まとまってないけどなあ。」

ふたご1  「電車もきたことやし、帰るわ。」

ふたご2  「こら帰るななっ!」

 

収録日時、7月10日  ロケ地大阪市営地下鉄御堂筋線西中島南方駅


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