ふたご1 「てりまかし。」
ふたご2 「どうもどうも。」
ふたご1 「いろいろ事件はあるんですがどうも笑いにしにくい悲惨な事件が多くてね。」
ふたご2 「えひめ丸の事件とかルーシー・ブラックマンさんの事件とか。」
ふたご1 「田村亮子さんとオリックスの谷選手とのバレンタインデートとかね。」
ふたご2 「悲惨な事件と違うっ!」
ふたご1 「オリックスファンなんですよ。」
ふたご2 「あたたかく見守ってやれよ。」
ふたご1 「まあそれはそれとして、21世紀は中国の時代です。」
ふたご2 「なんやねんいきなり。」
ふたご1 「ヤマハ発動機がヤマハを訴えたそうです。」
ふたご2 「そりゃどういうことや。」
ふたご1 「訴えられたほうは「日本雅馬哈株式会社」。中国の二輪車メーカーがその名前の合弁会社を作って、“日本YAMAHA株式会社”の商標を使用した製品を販売したそうです。」
ふたご2 「そりゃ訴えたくもなるわな。」
ふたご1 「で、この日本雅馬哈株式会社はこれだけでなく、。「日本本田株式会社」「日本本田傑士達株式会社」「日本鈴木株式会社」「日本山本鈴木株式会社」「日本川崎技研株式会社」「日本松下電気株式会社」などもついでに作ったそうです。」
ふたご2 「まだまだやる気のようやね。」
ふたご1 「ただ日本山本鈴木株式会社が何を売るつもりなのか。」
ふたご2 「そんな会社は無いからね。」
ふたご1 「社名にちなんだ商品で、ハンコの会社と違いますか。」
ふたご2 「山本と鈴木だけかい。」
ふたご1 「理論上は山木と鈴本と本木と木本と鈴山と山鈴が作れます。」
ふたご2 「何が理論上だ。」
ふたご1 「セーフガード!発動か。」
ふたご2 「なんすかセーフガードって。」
ふたご1 「21世紀は中国の時代なんです。」
ふたご2 「せやから何?」
ふたご1 「というわけで中国からタオルの輸入がめちゃくちゃ増えましてね。」
ふたご2 「はあ。」
ふたご1 「あなたのタオルも中国製、私のタオルも中国製。」
ふたご2 「そうかもね。」
ふたご1 「このままでは日本のタオル産業はだめになってしまうわ!」
ふたご2 「なにがしまうわ!や。」
ふたご1 「そんな時にはセーフガード!ですわ。」
ふたご2 「せやからセーフガードって何。」
ふたご1 「さあそれやがな。」
ふたご2 「知らんのかい。」
ふたご1 「確かに知らん。せやけど手がかりはあるんと違うか。」
ふたご2 「なんでしょう。」
ふたご1 「つまり21世紀は中国の時代ということですわ。」
ふたご2 「それはもう三回目。」
ふたご1 「ですから中国の製品に抵抗するには中国より優れた技術で対抗すればいいんじゃないですか。」
ふたご2 「たとえば。」
ふたご1 「日本人は手先が器用ですから米粒に般若心経を書いたりね。」
ふたご2 「中国が本場や。」
ふたご1 「三歳児の服を気功で着たりとか。」
ふたご2 「それこそ中国人にしか出来んわ。」
ふたご1 「だめだ、中国人には逆立ちしても勝てん!」
ふたご2 「やはり21世紀は中国の時代なのかねえ。」
2月16日、ゼンジー北京の時代かもしれません。