ふたご1  「うどんばかりを食べる日々です。」

ふたご2  「はあそうですか。」

ふたご1  「麻生太郎経済財政担当相が急に英語でしゃべりだしたそうです。」

ふたご2  「なんですかそれ。」

ふたご1  「緊急経済対策発表の記者会見の最中に「外国の報道陣はいますか」と言ったかと思うと、銀行保有株式取得機構の役割について2分間とうとうと英語でスピーチをしたそうです。」

ふたご2  「なんで急に。」

ふたご1  「おそらくアメリカのおきつね様でもついたんじゃないですかね。」

ふたご2  「アメリカにそんなもんおるか。」

ふたご1  「麻生太郎経済財政担当相といえば自民党総裁選候補としても名のあがっている人です。おそらく自分の英語力をアピールしたかったんでしょうね。」

ふたご2  「やらしいなあ。」

ふたご1  「ボク達の先生はオーソン・ウェルズだ!」

ふたご2  「そうかどうかは知らんけどね。」

ふたご1  「まあ麻生太郎氏は父方の祖父は麻生グループ創業者麻生太吉、そして母方の祖父が吉田茂元首相、父親は元衆議院議員麻生太賀吉、そして妹は三笠宮妃信子殿下と、もしも首相になったら細川護煕元首相以来の名門首相なんですが。」

ふたご2  「そんな家の出身にしては自分の英語力を自慢したりどうもつつしみが無いですね。」

ふたご1  「麻生セメント社長に就任したり、モントリオール五輪にクレー射撃日本代表として出場したりと華麗な実績を持っているのですが。」

ふたご2  「なんかマンガみたいな経歴。」

ふたご1  「まあ今回はたぶん橋本元首相か小泉元厚生相のどっちかですから、プロフィールに「総理」というのを書き加えるのはもうすこし待たないといけないですね。」

ふたご2  「肩書きあつめのために首相狙ってんのかい。」

ふたご1  「麻生氏はこれまでクラス委員、生徒会長、甲子園出場、ミスセブンティーン、ベストジーニスト、ハーフビターちゃん、征夷大将軍、元モーニング娘、アカデミー賞音響部門賞、yahoo!japanきょうのおすすめ、山本周五郎賞、ちょっとエッチなミルキーッ娘、国際A級ライセンス、自称犬の訓練士、今宮子供えびす大賞等の数々の経歴を持っているのです。後は首相くらいなものでしょう。」

ふたご2  「華麗な経歴。」

ふたご1  「そんな麻生氏も狙っている、王様についての話題です。」

ふたご2  「狙ってんのかい。」

ふたご1  「ブルガリアから追放された元国王シメオン2世が、6月のブルガリア総選挙への出馬を表明して、「国民運動シメオン2世」をひきいて政界進出を狙っているそうです。」

ふたご2  「バイタリティある王様やなあ。」

ふたご1  「まあこれがうまくいけばカンボジアのシアヌーク国王以来の王制復活、「復辟」が達成されるのです。」

ふたご2  「「以来」好きやなあ君。」

ふたご1  「ブルガリアは第二次世界大戦で枢軸国側について参戦し、全土をソ連に占領されて1946年に人民共和国が成立したんです。その時に当時9歳で国王のシメオン2世は廃位されて国外追放されたのです。しかし、共産政権の崩壊後に帰国してみたら、結構支持者がたくさんいたんですねえ。」

ふたご2  「やっぱり共産政権の抑圧の反動でしょうね。」

ふたご1  「公式HPもあります。そしてブルガリアのワインメーカー、ドメーヌ・ボイヤール社のワインにはシメオン2世の紋章が入っているのです。これはブルガリアのシメオン2世人気が高いことを意味しているのです。ひょっとするとブルガリアの王制復活も夢ではないかもしれません。」

ふたご2  「そうかなあ。」

ふたご1  「これは世界中の元王様に勇気を与えますね。俺達もやればできるんだ!と。」

ふたご2  「あたえんなよ。」

ふたご1   「そうなると元首相や元大統領や元チャンピオンや元高校球児や元船長や元ミス日本達にも勇気を与えますね。俺達もやればできるんだ!と。」

ふたご2  「あたえんなっちゅうねん。」

ふたご1  「うまくいけば世界中のいろんな業界の平均年齢を20歳くらい一気に上げることが可能!」

ふたご2  「老害。」

ふたご1  「東京の中央築地六郵便局に強盗(65)が入りまして、女性局員(27)にカッターナイフを突き付けた!」

ふたご2  「おお、それで。」

ふたご1  「隣にいた男性局員(26)がとっさに「ありがとうございました!!」と大声を張り上げると、男は驚いて逃走し、その後捕まったそうです。」

ふたご2  「たしかにいきなりそんなこといわれたらびっくりするわな。」

ふたご1  「最近の若いもんはあいさつもろくにできないと思っていたのにねえ。」

ふたご2  「そういうことじゃねえだろ。」

ふたご1  「ですから皆さんもあいさつはいざというときにとっておかなければなりませんよ。」

ふたご2  「いざというときに?」

ふたご1  「昔から言うじゃありませんか。男があいさつをしていいのは人生に三度だけだ。生まれてきた時と、プロポーズをするときと、娘が嫁に行く時だけだ、と。」

ふたご2  「そんなことで日々のあいさつをどうすんねん。」

ふたご1  「そんなもんは「あいさつがわり」ですましたらええねん。」

ふたご2  「総理大臣のかわりはおってもあいさつのかわりはおらへん!!」

 

4月6日、「麻生太郎のホームページ」が追ってくる!「麻生太郎ホームページ

 


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