ふたご1 「また今日も一人那智を鬱。」
ふたご2 「寒いんだかあったかいんだか。」
ふたご1 「決まりましたね新総裁。」
ふたご2 「あそこまで差がつくとはねえ。」
ふたご1 「まさか江頭2:50分さんが新総裁に選ばれるとは。」
ふたご2 「それとは違う日本三大総裁のほう。」
ふたご1 「小泉内閣どうですか。」
ふたご2 「まあ世間の話題は田中真紀子外務大臣ですか。」
ふたご1 「ブレーンとして森前首相をむかえて各国でのスピーチを強化していく方針です。」
ふたご2 「そんなことしなくても十分に失言をする才能はあります。」
ふたご1 「小泉さんと田中さんは他でやってますのでもっと別の人を見ていきましょう。 片山虎之助総務大臣。」
ふたご2 「森内閣からの留任ですね。」
ふたご1 「押しが強いあまり、「人を人とも思わない傍若無人なところがある」そうですが。」
ふたご2 「なにしろ「虎之助」ですからね。」
ふたご1 「でもこの間、雨の中で捨てられた子犬を抱きかかえていましたよ。」
ふたご2 「はい次。森山真弓法務大臣。実はこの人四回目の大臣なんですね。なかなかしたたかといわれています。」
ふたご1 「これからテレビとかで小泉さんが映っているのをよく見てください。かならずフレームの中に森山さんが映りこんでいます。」
ふたご2 「若手芸人か。」
ふたご1 「リアクションも人一倍大きい。さて次は塩川正十郎財務大臣。」
ふたご2 「河内弁でまくしたて、以前は怒るとすぐカッとなっていたが、落選を経験してから丸くなったといわれています。」
ふたご1 「壊れかけの瞬間湯沸し機。」
ふたご2 「徳永英明か。で、この人は森派の長老の一人で、党政調会長人事で亀井静香氏を押していた江藤・亀井派の江藤さんに謝りに行ったりとか小泉さんのかわりに党内調整をする仕事もしてくれるそうです。」
ふたご1 「エオリア。」
ふたご2 「まあ党内の温度をやわらげるという意味でね。つぎは村井仁国家公安委員長・防災担当国務大臣。」
ふたご1 「料理が趣味だそうです。ホームページでレシピも公開しているほどの。」
ふたご2 「それは警察活動を管理する国家公安委員長というイメージと違いますね。」
ふたご1 「これから警察で出されるカツ丼はすべて村井大臣の手作りと思っていいでしょう。」
ふたご2 「思うな。では次は尾身幸次沖縄・北方担当、科学技術担当国務大臣。」
ふたご1 「「八人兄弟の長男で、父親の行商を手伝ってリヤカーを引いたこともある苦労人」だそうです。しかも。「今の自分があるのは妻のおかげ」と公言してはばからない愛妻家だそうです。」
ふたご2 「ええ話やね。」
ふたご1 「100年後、こう語られるでしょう。日本の科学技術が発展したのも、北方領土や沖縄の基地問題が解決したのも、みんな尾身幸次さんの妻のおかげ、だと!」
ふたご2 「やだなあ。」
ふたご1 「石原伸晃行政改革・規制改革担当国務大臣は有名ですね。石原慎太郎東京都知事の息子ですからね。」
ふたご2 「新しい自民党の明日を築く会というのもやってましたしね。改革派ですからね。「パフォーマンス過剰」「優柔不断で調子が良い」というのもありますがね。いわゆる「政策新人類」というやつです。」
ふたご1 「新なのになつかしい響きだねえ、新人類。「ニュー人類」というのはどうでしょうか。」
ふたご2 「よけいに古めかしいね。」
ふたご1 「残りの人は特に言うこともありませんが、これから坂口力全開でがんばっていってください。」
ふたご2 「厚生労働大臣のね。」
ふたご1 「先日ここで報じましたブルガリア元国王シメオン二世とその党、「シメオン2世と国民運動」の出馬ですが、裁判所に許可されなかったそうです。」
ふたご2 「やっぱりいまさら王様に出てこられてもねえ。」
ふたご1 「 「シメオン2世と国民運動」はソフィア地裁は同党の綱領の一部が政党法に抵触していることを理由に挙げているそうですが、どんなところが触れたのでしょうか。」
ふたご2 「そら王制復活なんてこといわれたらねえ。」
ふたご1 「そんなもんは政治信条の問題です!政治信条の自由は憲法によって保障されている!」
ふたご2 「ブルガリアの憲法は知らんけどね。」
ふたご1 「ああ、「シメオン2世と国民運動」が政界進出してブルガリアの政界で大活躍してほしかった!そしてあの美しい制服の色で議場を埋めてほしかった!」
ふたご2 「制服?」
ふたご1 「なにしろバカには見えないという素敵な服ですからね。」
ふたご2 「裸やがな。」
4月27日、速水日銀総裁も辞意を伝え、日本三大総裁のすべてが変わることに!