ふたご1  「な、何百万ドルという預金をすべてトラベラーズチェックにですか?」

ふたご2  「全国的に梅雨に入りまして。」

ふたご1  「兵庫県美方町でツチノコが見つかったそうですが。」

ふたご2  「あの幻の。」

ふたご1  「ちゃんと体の一部がぷっくりとふくれてちゃんと伝説のツチノコのようですが。」

ふたご2  「ほお。」

ふたご1  「ただし一日たってだんだんちぢんできたそうですが。」

ふたご2  「それはただ単に普通のヘビがなんか獲物を丸呑みにしている最中だったのじゃないですか。」

ふたご1  「そうですね、ひょっとしたら呑みこんでたのがツチノコだったのかもしれません。」

ふたご2  「人は常に表面からしか見ないからねえ。」

ふたご1  「コンフェデレーションカップでまさか日本が決勝まで行くとは。」

ふたご2  「まあ各国の代表が完全100%の選手をそろえてきたわけじゃないですが、それにしてもすごいですね。」

ふたご1  「そして決勝進出を決めた中田のゴール!「優勝目指して全力でいきたい」と頼もしいことを。」

ふたご2  「ていうか中田は決勝に出んとローマに帰るんやろ。優勝というのはセリエAか。」

ふたご1  「何を言っているのですか。中田だって日本人ですよ。朝はやっぱりご飯と味噌汁ですよ。中田はコンフェデレーションカップの日本の優勝を達成するためにローマに帰ったといっても過言じゃないのですよ。」

ふたご2  「ちょっと待て。ローマでどう日本を優勝させんねん。」

ふたご1  「日本の決勝の相手はフランスですよ。ローマといったらイタリアですよ。フランスとイタリアは隣国同士ですよ。何かと好都合じゃないですか。…工作活動には。」

ふたご2  「何をする気だあっ!」

ふたご1  「フランスといったらフランス料理!そして世界三大珍味!現在、その中のキャビアが輸入禁止の危機に瀕しているのです。」

ふたご2  「カスピ海のチョウザメが絶滅の危険があって、ワシントン条約機関が輸入禁止の勧告を行うといいますからね。」

ふたご1  「そう。つまりフランス野郎どもは今、キャビアが食いたくてたまらないわけですよ。そこでイタリアからキャビアっぽいものをフランス国境に近いところに置いておくのです。そしてフランス野郎どもがそれにつられてやってくるところを一網打尽です。」

ふたご2  「ていうかフランス代表は今、日本にいるんじゃないですか。」

ふたご1  「はっ!意外な盲点!」

ふたご2  「何が意外だ。

ふたご1  「だが、これで逆に工作活動もしやすくなった!キャビアっぽいものも日本のほうが調達しやすい!みんな、協力してフランス野郎どもを骨抜きにするのだ!」

ふたご2  「キャビアっぽいものってなに。」

ふたご1  「救心とか正露丸とか奈良銘菓鹿のふんとか。」

ふたご2  「フランス人もそこまで血迷っちゃいいないでしょう。

ふたご1  「高校野球、女子の出場に高野連がNO。」

ふたご2  「大学もプロも制度的には問題がないんですから、なぜ高校野球だけダメなんでしょうか。

ふたご1  「「認めた場合、9人そろえるために、能力にかかわらず女子が出場する可能性があり、危険。」といいますが、能力が弱い男子が出た場合はどうなるというんですか。」

ふたご2  「男子は女子より能力が高いということですか。高野連はそういう考えなのでしょう。」

ふたご1   「本当に能力が問題なら能力で判断すべきで、性別で線をひくべき問題じゃないんです。ということは高野連には女子に参加させたくない本当の理由が別にあるからです。」

ふたご2  「本当の理由?」

ふたご1  「女子が甲子園に入ると甲子園の神様が怒ってたたりをなすからです。」

ふたご2  「そんなもんプロ野球のグランドガールとかリリーフカーの運転手とかでなんぼでも入ってるじゃないですか。」

ふたご1  「ですからたたりのせいで阪神はあんなことに。」

ふたご2  「それはおそろしいな。」

ふたご1  「チョロQが21世紀をむかえていよいよえらいことになってきましたよ。」

ふたご2  「なんですか。」

ふたご1  「約5センチの車体に専用CPUと超小型モーター、ニッケル電池を積み、充電が可能で、しかも遠隔操作ができるのです。」

ふたご2  「もはやチョロQじゃねえじゃん。」

ふたご1  「だが、ここまで先端の技術ばかりに頼っていていいものでしょうか。一度過去の原点に立ち戻ったほうがもっと大きく前進できるんじゃないでしょうか。」

ふたご2  「チョロQだけにね。」

ふたご1  「チョロQといえば限定地方バス会社のバスモデルという郷愁を感じさせるものも好評だそうです。」

ふたご2  「やはり車好きにはたまらないでしょうからね。」

ふたご1  「ジャパンバッシングでアメリカの労働者にボコボコにされた日本車モデルや蒸気自動車モデルや人力車モデルも出してほしいですね。」

ふたご2  「戻りすぎで中でカチカチいうね。」

 

6月8日、「重みに欠ける小泉政権の愉快なマスコット」か「過去最大の権力を持つおばさん」か。(ニューズウィーク)


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