ふたご1  「油型ブラ、新発売。」

ふたご2  「ねとねとしているなあ。」

ふたご1  「最近は空からいろんなものが落ちてくるご時世になりまして。」

ふたご2  「自衛隊機が訓練弾を誤射したり、飛行機の部品が落ちてきたりね。」

ふたご1  「やはり空というのは危ないですね。」

ふたご2  「まあめったにない事故ですが。」

ふたご1  「この夏、もしかしたらピカチュウやらニャースやらクサイハナが落ちてきてえらいことですよ。」

ふたご2  「ポケモンジェットからね。」

ふたご1  「空の安全管理、もっとしっかりしないといけないですね。」

ふたご2  「まあそれはそうやけど具体的にどう進めていくか。」

ふたご1  「それはですね。やはり落ちない飛行機を作ることですね。」

ふたご2  「無理いうなよ。」

ふたご1  「落ちそうになったら文字通り粉々になって空気中を漂う飛行機。これなら理論上落ちない!」

ふたご2  「乗客はどないすんの。」

ふたご1  「しかしその反面、飛行機の粉が鼻や目に入ってアレルギー反応を!飛行機紛症は現代病の典型ともいえるでしょう。」

ふたご2  「飛行機の本来の意味忘れとるな。」

ふたご1  「ルイ・ヴィトンの本社のコンピュータが盗まれたそうです。中には来年の春物の最新デザインが入っているそうで。」

ふたご2  「デザインを盗むのがねらいだったのかもしれませんねえ。」

ふたご1  「そのとおりです。別の会社が盗んだのでしょう。」

ふたご2  「でもそれをモデルにした服を作っても盗んだデザインだってすぐにばれるじゃないですか。」

ふたご1  「はっはっは。何も盗んだところが服飾メーカーだって言っていないじゃないかワトソン君。」

ふたご2  「誰がワトソン君や。服のデザインなんやから服飾メーカーが狙うのが自然やないかい。」

ふたご1  「ノン!いいですか、犯人はデザインを盗んだことがばれたら終わりです。しかし、服飾メーカーのデザインをルイ・ヴィトンは必ずチェックしています。服飾にデザインを使えば必ずばれます。しかしですよ、服飾と関係ないメーカーのデザインにまでルイ・ヴィトンが気を使うと思いますか、ヘイスティングス大尉。」

ふたご2  「黙れフランス人。じゃあ何のメーカーが盗んだんや。」

ふたご1  「この秋以降の各界をよく見渡してください。「世界初!服型パソコン!」なんてのを出せばそこが犯人です!」

ふたご2  「盗むんは「服」ってことだけかい!」

ふたご1  「ほかにも「服型パン」や「服型車」や「服型ロボット」なんてのを出さないかチェックしておいてください。」

ふたご2  「まあ100%せんけどな。

ふたご1  「最近は通り魔とかそんなんがはやっておりますが。」

ふたご2  「そうですなあ。

ふたご1   「それのあおりをくらっていろいろと問題も起こっているようです。」

ふたご2  「何が?」

ふたご1  「たとえばこんな事件。模造の日本刀を見せ、女子中学生に道をたずねたとして男が逮捕されたそうです。」

ふたご2  「それは何?女子中学生を脅したとかそんなんじゃなくて?」

ふたご1  「時事通信によると、「模造の日本刀(刃渡り61センチ)を下校途中の中学1年生の女子3人に見せながら、道を尋ねた疑い。」で逮捕されたそうです。」

ふたご2  「何で日本刀持って道をたずねるのだ。」

ふたご1  「こんなことで逮捕されては、我々武士はおちおち道も聞けないじゃないですか。」

ふたご2  「武士じゃねえだろ。」

ふたご1  「さらにこんな事件。通学路で上半身裸の男がなたを振り回していたのが見つかり逮捕されたそうです。」

ふたご2  「それは逮捕されてあたりまえ。」

ふたご1  「しかし男は「体を鍛えるためになたを振り回していた。」と言っているんですよ。」

ふたご2  「そんな鍛え方すんな!」

ふたご1  「こんなことで逮捕されては、我々全国なた健康半裸組合員はおちおちトレーニングもできないじゃないですか。」

ふたご2  「組合つくるほどおんのか。」

ふたご1  「理解のない人々のいわれなき迫害が強くてね。」

ふたご2  「あたりまえだ。」

ふたご1  「もっと健康的なイメージにするため、これからはメスを振り回すようにします。」

ふたご2  「メスが健康的だという貴様のイメージが健康じゃないな。」

 

6月29日、未来の国の、服型ロボット♪


SAKANAFISHホームへ

過去のふたご対談