ふたご1  「いや、どうもどうも。」

ふたご2  「おひさしぶりです。」

ふたご1  「週刊のはずやけど10日くらいたってるで。」

ふたご2  「うるさい。」

ふたご1  「何してたんこの一週間。」

ふたご2  「何って普通に働いて普通に暮らしてましたけど。」

ふたご1  「普通普通普通普通!!これだから日本人はだめなんだ!」

ふたご2  「わあうるさい!やめろこんなとこで奇声を上げるのは!」

ふたご1  「他人の目をおもんばかって何ができる!お前らもお前らだ!なんだ肉ばっかり食いやがって!野菜を食え!野菜を!」

ふたご2  「わかったわかった。おまえは何してたんや。」

ふたご1  「何って異常に働いて異常に暮らしてましたけど。」

ふたご2  「・・・そらよかったなあ。」

ふたご1  「まあそんなさなかでも人は安らぎを求めてコンビニに行ったりするわけですよ。」

ふたご2  「行ったらええがな。」

ふたご1  「そうすると何気なく週刊誌の見出しとかが目にとまったりもします。

「人気美人女優りょうの相手はあの男!」

ふたご2  「えらい頭にいろいろつく人やな、りょうさんも。美人女優や人気女優だけでええがな。」

ふたご1  「え?りょうって人がおんの?」

ふたご2  「・・・じゃあ君は今までなんやと思ってたんや!」

ふたご1  「人気美人女優陵。」

ふたご2  「仁徳天皇陵みたいなもんか!大体見出しに書いてあるのはひらがなやないか!」

ふたご1  「書けん人もおるかなと思って。」

ふたご2  「大体どんなんやねん人気美人女優陵て。埋まってんのか人気美人女優が。」

ふたご1  「死期を悟った人気美人女優が集まってくるのです。」

ふたご2  「象の墓場やないねんからね。」

ふたご1  「まありょうさんも人名として認識されにくいからこんなことが起こるんですよ。週刊誌読む人にはなじみ薄いかも知れんし。だからこれからいらん冠頭詞無しでもわかるよう、週刊誌にばしばしと載るようにしてがんばってください。」

ふたご2  「それもどうかなあ。」

ふたご1  「目指せ!ピン子!」

ふたご2  「こっちのほうが人名としては不思議なのになあ。」

ふたご1  「人気橋田壽賀子ドラマ元お笑い本名小夜女優ピン子。」

ふたご2  「うるさい。」

ふたご1  「・・・シャネル。」

ふたご2  「じゃあそういうわけで。」

ふたご1  「・・・ウィークエンダー。」

 

7月29日 京都市中京区某有名ハンバーガーチェーン店

 


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