ふたご2 「もう少し理性を持って考えてください。」
ふたご1 「宮城県の阿武隈川水系児捨川の児捨川橋の名前が「白鳥橋」に変更されるそうです。」
ふたご2 「児捨川。」
ふたご1 「児童虐待華やかなりしこのご時世に「児捨川」はないだろうということで。」
ふたご2 「華やかなりしって言うな!」
ふたご1 「川の名前を変えるのはややこしいのでとりあえず橋の名前から変えるそうです。」
ふたご2 「まあイメージ悪いしな。」
ふたご1 「水不足の際には茨城県の水無川の名称変更も検討されたとか。」
ふたご2 「水があるのかないのか。」
ふたご1 「しかし昔は児捨川という名前がイメージがよかったというわけではありません。なぜ児捨川という名前がついたのか。それにはあるひとつの悲しい伝説があります。」
ふたご2 「まあ楽しい伝説ではないだろうが。」
ふたご1 「その昔ヤマトタケルノミコトが東征した際に、地元の娘との間に子供を作ってしまいました。その後、娘はヤマトタケルノミコトより迎えがこないのを嘆いて子供とともに川に身を投げたのです。白鳥と化して大和の地にいけるようにと念じて…。」
ふたご2 「ひどいなヤマトタケルノミコト。」
ふたご1 「でも子供だけ捨てたのじゃないのに児捨川?むしろ親子捨川でしょう。」
ふたご2 「ヤマトタケルノミコトがな。」
ふたご1 「したがって伝説が児捨川の名前を作ったというのはおかしいのです。だいたいこういうのは現地でつけられた名前に後で漢字がつけられて、その漢字の字面から伝説ができたということが多いのです。本来の「コステガワ」はもっと別のことからつけられたのでしょう。ヤマトタケルノミコトもそんなに悪い奴じゃなかったかもしれません。」
ふたご2 「じゃあ本来「コステガワ」というのはどういう意味でついたんですか。」
ふたご1 「じゃあ、ヒントを。」
ふたご2 「答えとちゃうの?まあええわ。じゃあヒントどうぞ。」
ふたご1 「えなりかずき。」
ふたご2 「えなりかずきぃ?」
ふたご1 「えなりかずきといえば「ラコステ 」 !」
ふたご2 「そんなとこから由来するか!」
ふたご1 「むかし児捨川にはたくさんのワニが住んでいました。
そこで現地の人は「ラコステ川」「ラコステ川」とよんでいました。
そこにあるとき一人のラテン系の人がやってきました。「この川の名前はなんていうんだいセニョリータ?」
「ラコステ川です。」
「ラ・コステ川かー。」
なんということでしょう。ラテン系の人は「ラ」を冠詞の「ラ」と思ってしまったのです。
それ以来この川は「コステ川」と・…。 」
ふたご2 「やかましい!」
ふたご1 「UCCがカップコーヒー「がんばれ受験生」を発売。」
ふたご2 「受験勉強にはコーヒーがつきものですね。」
ふたご1 「なかでもこの「がんばれ受験生」はお湯を注ぐと「めざせ合格」「合格しますよ〜に!!」などの文字がカップの側面に浮かび上がることで受験生を応援!」
ふたご2 「へー。」
ふたご1 「湯を注ぐまでは応援しないのですね。」
ふたご2 「商品名ががんばれ受験生やからその時点で応援してるがな。」
ふたご1 「まあこういう不況華やかなりし世の中ですからもっとほかのものも応援してほしいですね。」
ふたご2 「せやから華やかなりしって言うな。」
ふたご1 「たとえばお湯を注ぐと「目指せリストラ」「リストラできますよーに」といった文字が浮かび上がる「がんばれ人事部」!」
ふたご2 「そっちかい応援すんのは!」
ふたご1 「「テロできますよーに」という文字が浮かび上がる…」
ふたご2 「やめい!」
ふたご1 「入っているのは黒いコーヒーでなくて…」
ふたご2 「やめいというのに。」
ふたご1 「みなさんのパソコンにもPentiamだのPowerPCだのというCPUすなわち中央演算装置がついているおそれがあります。」
ふたご2 「いやCPUのないパソコンはたぶんない。」
ふたご1 「そんなCPU業界に新たなるCPUが登場です。中国科学院計算技術研究所が新たに開発した初の国産CPU「竜芯」を開発!」
ふたご2 「中央となるものやから「芯」なのだね。」
ふたご1 「CPUのシステム設計上国際的にみても先進レベルに達しているだけでなく、システムセキュリティの点でも斬新なものをもっているということなのです。たぶんコンピューターウイルスとかにも独自の防衛機能がついているに違いないのですね。 」
ふたご2 「独自の防衛機能が。」
ふたご1 「侵入したウイルスをさっと油通ししてトウバンジャンでからめて回転するCD-ROMドライブにのせてお出しします!」
ふたご2 「CPUの世界にも中華料理の波が!」
11月2日、魚の住める魚無川にしよう。