ふたご1 「えー、「きょうの健康」は再放送です。」
ふたご2 「昨日まではあんなに元気そうだったのにね。」
ふたご1 「山梨県小淵沢町のクリスタルシステム社が画期的なものを開発しましたよ。」
ふたご2 「なんなんでしょうか。」
ふたご1 「雨にも湯気にもくもらない眼鏡の発売ですよ。」
ふたご2 「それは眼鏡の人にとっては朗報ですね。」
ふたご1 「これから鍋の季節ですから、今まで眼鏡の人が見られなかった煮えたぎる豆腐やしなっていく白菜を見ることができるようになるわけですね。」
ふたご2 「そんなにじっと見んでも。」
ふたご1 「ただしこの眼鏡には一つだけ問題が。」
ふたご2 「なんですか。」
ふたご1 「「眼鏡をとったら美人に」ができないことです。」
ふたご2 「ああいう人はくもってたんか。」
ふたご1 「なかなか皆様のお眼鏡にかなう眼鏡はできないということでございます。どんどん。」
ふたご2 「うまくまとまってない!」
ふたご1 「ぴやーどんどんどんどん、ぴやーどんどん。」
ふたご2 「はい、さっさと出て来い。」
ふたご1 「日本では国債発行を30兆円に押さえるとかどうかというみみっちい話をしております昨今でございますが。」
ふたご2 「みみっちくないってば。」
ふたご1 「その点ではアメリカはやはりスケールが大きい。愛国国債、発売です。」
ふたご2 「愛国?」
ふたご1 「国を愛するあなたのために、利回りもちょっぴりひかえめ。」
ふたご2 「まあ愛は見返りを求めてはいかんもんやからね。」
ふたご1 「日本も国債の発行残高を減らすためには国債を発行しないという守りの手段ではなく、もっと別の種類の国債を発行する、攻めの手段でいってみてはいかがでございましょうか。」
ふたご2 「攻めの?」
ふたご1 「たとえば国が大嫌いな人に送る「嫌国国債」。買えば買うほど国の国債発行残高が増えてどんどん国が苦しむ!」
ふたご2 「よく考えたらそれは普通の国債や。」
ふたご1 「まだ国のこと好きかどうか自分でもよくわかんない。でもこの胸のときめきは何?国債。」
ふたご2 「存在自体がようわからんわ。」
ふたご1 「国のことは嫌いじゃないけど…。いいお友達でいましょ国債。」
ふたご2 「いいお友達が税金徴収したりすんのか。」
ふたご1 「で、最近といえばしし座流星群でございますが、ご覧になりましたか。」
ふたご2 「あんなに光るもんとは思いませんでしたねえ。」
ふたご1 「また33年後ということですが、なんでこう間隔があくもんなんでしょうか。」
ふたご2 「宇宙規模の話ですから仕方ないですよ。」
ふたご1 「ハレー彗星なんかは76年でまだいいですけどね、百武彗星なんか28000年周期ですよ。自分をアピールする気があるのか、と言いたくなりますね。」
ふたご2 「言うてもわからんやろ。」
ふたご1 「その点太陽なんかは好感が持てますね。1日1回の天体ショー。」
ふたご2 「ショーいうには頻繁にやりすぎや。」
ふたご1 「しし座流星群がどんだけ光るか知りませんがね、太陽のほうがもっと光るというねん。」
ふたご2 「いやそうやけども。」
ふたご1 「みんなもっともっと太陽に注目するべきなんですよ。」
ふたご2 「そうかもしれんがね。」
ふたご1 「天体マニアは毎日天体望遠鏡で太陽を見ればいいんですよ。そして!」
ふたご2 「そして。」
ふたご1 「太陽の光が集まっておめめがジュー。」
ふたご2 「そのまま見るな!」
ふたご1 「ええ、見えなくなって、はじめて、太陽のありがたさがわかるというもので、ございますなァ。どんどん。」
ふたご2 「帰ってこーい!」
11月23日、勤労感謝の日と言ふけれども、ぬしさん、あんさんに感謝する勤労がおありであらはりますかいなァ。