ふたご1  「主演はダブル田中です。」

ふたご2  「誰と誰だ。」

ふたご1  「ラトビアで、イギリスのチャールズ皇太子がカーネーションで顔をしばかれたそうです。」

ふたご2  「わあ。」

ふたご1  「犯人は16歳の少女で、イギリスも参加しているアフガニスタン攻撃に反対する意味で犯行におよんだと供述しているそうです。」

ふたご2  「そんなところにも余波が。」

ふたご1  「この時期皇太子が襲われたというのはなんか不吉な感じがしますね。」

ふたご2  「第一次世界大戦もきっかけはオーストリア・ハンガリーの皇太子が暗殺されたことでしたしね。」

ふたご1  「でもそんなに不吉がる必要はないかもしれませんね。」

ふたご2  「今、不吉てお前が言うたんや。」

ふたご1  「カーネーションといえば母の日ですよ。」

ふたご2  「そうやねえ。」

ふたご1  「チャールズ皇太子の母親といえばエリザベス女王ですよ。」

ふたご2  「そうですね。」

ふたご1  「そしてチャールズ皇太子の子供の母親といえばダイアナ元王妃ですよ。」

ふたご2  「そうですね。」

ふたご1  「少女はカーネーションでチャールズ皇太子の顔をしばいて、このふたりのことを全世界に思い出させ、もう嫁姑戦争なんてことはやめようと全世界に伝えたかったのです。」

ふたご2  「まわりくどいなあ。」

ふたご1  「うまくいけば嫁と姑とタリバンとアメリカの戦争を一気に止められて一石二鳥!」

ふたご2  「絶対にうまくいかんよ。その計画。」

ふたご1  「そうですね、悪くすると姑がアメリカに、嫁がタリバン側に協力して参戦し、アメリカと戦うなんてことに。」

ふたご2  「なんてことにもならん。」

ふたご1  「家計簿をつけている最中に攻撃をするかどうか。」

ふたご2  「てなことにもならない。」

ふたご1  「東京杉並区の区議会で「すぎなみ環境目的税条例」の継続審議が決まりました。」

ふたご2  「継続審議ということは可決もされず否決もされず。」

ふたご1  「まあ微妙なんですな。この税金は通称「レジ袋」税といわれまして。」

ふたご2  「レジ袋税?」

ふたご1  「レジ袋1枚につき5円の税金を取り、環境対策費にあてるということです。」

ふたご2  「なるほど。そうすれば自前の袋を使うだろうということでね。」

ふたご1   「こんなに地球にやさしいのにどうしてきまらないの。」

ふたご2  「客や小売店にとってはきびしいからね。」

ふたご1  「こんなすばらしい税金はもっともっと高くして袋一枚あたり八万円位とったらよろしいんですわ。」

ふたご2  「そんなことしたら客が来ないだろうが。」

ふたご1  「逆に「杉並区のレジ袋」にプレミアがついて大人気に!」

ふたご2  「つくか!」

ふたご1  「さらに情報が錯綜して「杉並区のお袋さん」がアメリカ側にスカウトされる!」

ふたご2  「錯綜しすぎや!」

ふたご1  「中東のCNN「アルジャジーラ」が日本でも見られるようになりました。」

ふたご2  「スカイパーフェクTVで見られるそうですね。」

ふたご1  「アラビア語をマスターするのにはもってこいですね。」

ふたご2  「まあ言葉を覚えるのには現地の放送を聞くのが一番といいますが。」

ふたご1  「今なら小林克也の「アラビ餡」がついてくる。」

ふたご2  「古い。」

ふたご1  「しかしこれは新たなる問題の始まりですよ。」

ふたご2  「なにがいな。」

ふたご1  「
「ヨシ子さん、チャンネルを変えてくださらない?これからCNNを見るんですけど。」
「いいえお義母様。そんなアメリカのプロパガンダなんか見てはいけませんわ。
正しい情報はアルジャジーラですわ。 」
「なんですってヨシ子さん!そんなビンラディンのメッセージをそのまま伝えてテロの秘密メッセージを
世界中のテロリストに伝えるかもしれないアルジャジーラのどこが正しい情報ですか! 」
「お義母様こそ帝国主義者のメディアを過信しておられますわ!アメリカ政府の報道管制に
易々として従うCNNなんて報道機関の風上にも置けませんわ! 」
「なんですって!あなたのような方は我が油小路家の嫁にふさわしくありませんわ!」
「お義母様!それは言いすぎですわ!もう、忠彦さん!あなたもなんとかいってよ!」 」

ふたご2  「世界各地の言語に精通した嫁姑。」

 

11月9日、ボク達の先生は…


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