ふたご1  「年末年末らりらりほー。」

ふたご2  「今年最期のふたご対談でございます。」

ふたご1  「2002年元日よりいよいよユーロが使われだしますが、ちょっと気の早い人がいますね。」

ふたご2  「もうユーロを使い出した人がいるんですか。」

ふたご1  「ドイツ人旅行客がウィーン空港で5ユーロ札を使って買い物しようとしたり、病院が従業員900人に20ユーロ札を配って摘発されたり。」

ふたご2  「摘発って…それ犯罪なんですか。」

ふたご1  「ユーロ現金を不正に流出させた者には、ドイツの場合で額面の10%の罰金、フランスでは最高5年までの懲役。」

ふたご2  「フランスはきついですねえ。」

ふたご1  「みんなユーロを使いたくてうずうずしてるんです。そんな自分だけユーロを先に使うなんてずるい真似をしたやつにはそれくらい当然です。」

ふたご2  「そういうもんかねえ。」

ふたご1  「どうしても一足先にユーロ紙幣を使いたいという人は市内の「ユージングセンター」で使ってください。」

ふたご2  「ユージングセンター?」

ふたご1  「この中でならユーロ紙幣や硬貨をためしに使えるのです。いわばユーロ版バッティングセンターというところでしょうね。」

ふたご2  「中でユーロを使った買い物ごっこみたいな事をするのですね。」

ふたご1  「ユーロ紙幣で小さい傘を作ったり、ユーロ貨幣で平等院の模型を作ったり。」

ふたご2  「田舎のちょっと手先の器用な人か。」

ふたご1  「プロを目指して日夜通い詰める高校生の姿が。」

ふたご2  「いるのかプロ。」

ふたご1  「韓国で国外退去処分を命ぜられたペルー人男性が、名古屋空港から逃走したそうです。」

ふたご2  「それはたいへん。何かすごい凶悪犯だったりすると一大事ですよ。」

ふたご1  「いえ、その日のうちに名古屋空港署に出頭したそうです。」

ふたご2  「じゃあなんのために逃走してたんですか。」

ふたご1  「せっかく日本に来たんだから観光したかったんだそうです。」

ふたご2  「…ラテン系やねえ。」

ふたご1  「まったく状況判断というのができてないですね。せっかく名古屋まで来たんだからちょっと足を伸ばして浜松のウナギを食うべきでしょう。」

ふたご2  「のばすなのばすな。」

ふたご1  「味噌カツや手羽先もよいですが、やはり浜松のウナギですよ。」

ふたご2  「ウナギなら名古屋でひつまぶしが食えるでしょうが。」

ふたご1  「…浜松にはピアノ工場だってあるじゃないですか。」

ふたご2  「何でそんな浜松にこだわるんや。」

ふたご1   「浜松には日本一のバイク工場が…バイクにのってぶおーん。」

ふたご2  「逃げるんかい!」

ふたご1  「曽野綾子さんの家まで行けばかくまってもらえますからね。」

ふたご2  「フジモリ元大統領じゃないから無理。」

ふたご1  「ソルトレークシティオリンピックに参加する日本選手団がガスマスクを持参することになりました。」

ふたご2  「テロ関連ですね。」

ふたご1  「ユニクロも毒のきついデザインしますね。」

ふたご2  「開会式の衣装とは違う。」

ふたご1  「ガスマスクスケートとかガスマスクホッケーなどの新競技が。」

ふたご2  「どんな競技やねん。」

ふたご1  「ガスマスクですべり、ガスマスクで打ち、ガスマスクで守り。」

ふたご2  「テロからね。」

ふたご1  「いわば走攻守三拍子そろったガスマスクなわけですよ。」

ふたご2  「そんな言い方をするな。」

ふたご1  「商品名「イチロー」。」

ふたご2  「いや、走攻守そろってはいるけれども!」

ふたご1  「アメリカで大活躍!」

ふたご2  「するなするなするな!」

 

12月28日、来年こそは。


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