ふたご1 「天才とは99パーセントの努力と、1パーセントのひらめきと、900パーセントの「これであなたも天才に!みるみる知能指数が増えていく奇跡の開運ペンダントです!」
ふたご2 「1000分の1はパーミルですが。」
ふたご1 「1000回におよぶいたずら電話をかけていた男が捕まりました。」
ふたご2 「ストーカーかなんかですか。」
ふたご1 「いえ、110番に。」
ふたご2 「そりゃ迷惑だなあ。」
ふたご1 「「酔っ払うと別れた妻のことを思い出してむしゃくしゃした。110番すると気持ちが落ち着いた」と供述しているそうです。」
ふたご2 「落ち着くのか110番。」
ふたご1 「最後の「0」が丸いですからね。それがリラクゼーション効果をもたらしたのでは。」
ふたご2 「だったらもっと0がついてるほうがリラクゼーション効果があるでしょう。」
ふたご1 「わかっとりませんな。緊張と緩和です。「1」は古代アラビアでは剣を象徴し、緊張をもたらすものなのです。それが二回も続く。そしてまるっこい「0」!緊張の続いた後の緩和!これぞリラクゼーション効果です。」
ふたご2 「そういうもんか。」
ふたご1 「ですから来年の国家予算を111111111111110円なんかにすると国民全体にリラクゼーション効果が出て景気なんかもよくなるでしょう。」
ふたご2 「100兆円規模やねえ。」
ふたご1 「リラクゼーションのためには少々の犠牲はやむをえないでしょう。あと官庁の数を増やして110にし、110人の大臣をおきましょう。うーんリラクゼーション。」
ふたご2 「大臣に癒されてもなあ。」
ふたご1 「国民のリラクゼーションのため、雅子様も次は110つ子、がんばってくださいね。」
ふたご2 「皇太子妃に寄せられる過剰な期待。」
ふたご1 「ソ連崩壊から10年がたちましたが、ロシアの72パーセントの国民が崩壊を残念に思っているそうですよ。」
ふたご2 「やっぱり経済の混乱とかありましたしねえ。」
ふたご1 「超大国ソ連に郷愁を持つ人も多いのでしょう。」
ふたご2 「そうですね。」
ふたご1 「ソビエト連邦は、崩壊という中途半端なかたちで終えてしまいましたからね。きちんとしたかたちで終えたかったと、ロシアの方も思ってらっしゃるのでしょう。」
ふたご2 「きちんとしたかたち?」
ふたご1 「「ソビエト連邦卒業式」ですよ!これをやらないと社会主義を卒業して資本主義に進むことはできないじゃないですか!」
ふたご2 「卒業式て。」
ふたご1 「国民一人一人に「社会主義」の卒業証書を渡します。」
ふたご2 「まあ卒業式やからね。」
ふたご1 「そのあと在校生の方から送辞が。」
ふたご2 「在校生て北朝鮮とかキューバとかか。」
ふたご1 「ノーメンクラツーラの、おにいさん、おねえさん、ごそつぎょう、おめでとう。」
ふたご2 「共産党幹部だけやなくて全国民に向けてやれよ。」
ふたご1 「たのしかった、冷戦時代。いっしょにならんだ、レーニン廟。」
ふたご2 「今となってはええ思い出か。」
ふたご1 「ソビエト連邦の方々は、いつも私達に、いろんなことを教えてくれました。」
ふたご2 「まあいろんなね。」
ふたご1 「これからは、ぼくたち、わたしたちが、帝国主義者の豚どもと戦います。」
ふたご2 「まあがんばってくださいや。」
ふたご1 「そして卒業生の答辞。在校生の皆さん、ぼくたち、わたしたちは、「配管工を呼ぶときは午前中に呼べ。午後に呼ぶと配管工は午前中の仕事のときに受け取ったウォッカを飲んでへべれけになっているからだ。―――ブレジネフ時代のソ連では、ルーブルの価値が下がり、料金としてウォッカを渡すようなことがよくあった。また、当時のソ連では国民のアル中率が極めて高かったということもこの背景にあるだろう。―――」という状態から、旅立ちます。」
ふたご2 「説明が長い。」
ふたご1 「在校生の皆さん、これからも「あるときソ連の大使がアメリカの大使に自慢した「ソ連の国民は皆、一家に一台の自家用飛行機を持っていますぞ。」「ほうそれはすばらしい。そんなに一人一人に飛行機をもってなんに使ってらっしゃるのですか?」「もちろん、隣町にマッチを買いに行くためですよ。」―――この話は、当時のソ連が高度な科学、軍事技術を誇る一方、極端な物不足であり、生活用物資が極めて少なかったことを表している。このような社会風刺を取り入れたジョークをアネクドート、または「アルメニア放送」の名前で呼ぶ。言論統制の厳しかったソビエト人民のささやかな抵抗と言ってもいいだろう。(参考URL・早稲田大学教育学部川崎浹研究室・ロシアジョーク大辞典)―――」な状態を守り通してください。」
ふたご2 「だまっとけ。」
ふたご1 「で、阪神タイガースの次期監督ですが。」
ふたご2 「こんな時期にたいへんだねえ。誰もやりたくないだろうねえ。」
ふたご1 「バース・岡田・掛布の名前も上がってますが、そういつまでも過去にばかりとらわれていいものでしょうか。もっと未来のある若手に託してはいかが?」
ふたご2 「若手って。」
ふたご1 「カツノリ。」
ふたご2 「…未来なんてないのか。」
12月7日、さらに若手の監督候補としてこのたびご生誕されました…