ふたご1  「ハリー・ポッターと賢者の石!!!!!!!!!!!!!!千と千尋の神隠し!!!!!!!!!!!!カンダハール!!!!!!!!!!!!」

ふたご2  「きみきみ。最近見た映画を大声で叫ぶだけという西川のりおさんのギャグを復活しようと言うこころみはやめたまえ。」

ふたご1  「アメリカのマーチン・ルーサー・キングJr牧師記念賞が俳優のジェームズ・アール・ジョーンズにあたえられることになりました。」

ふたご2  「はいそれで。」

ふたご1  「ところが、授与される盾似かかれた名前が「ジェームズ・アール・レイ」になっていたのです。」

ふたご2  「まちがいですか。」

ふたご1  「ところがこの「ジェームズ・アール・レイ」という名前はなんとキング牧師を暗殺した人間の名前だったのです。」

ふたご2  「よりにもよって。でも、キング牧師と言えば黒人差別撤廃運動の指導者じゃないですか。これはひょっとしたら黒人差別論者のいやがらせかもしれないなあ。」

ふたご1  「そうですね、こんないやがらせはないです。魚で言えば自分が入っているカンヅメに「マルハ」って書かれるようなものですからね。」

ふたご2  「いや確かに魚を殺したのは「マルハ」かもしれんけどもね。」

ふたご1  「こんな卑劣なことをする奴は許せないですね。」

ふたご2  「まあいやがらせときまったわけじゃないけどね。」

ふたご1  「「神」と書いた物を送りつけてやりましょう。」

ふたご2  「そのうち神に命をとられるからね。」

ふたご1  「さて、おめでとうございまーす!」

ふたご2  「なんやねんいきなり。」

ふたご1  「イギリスがヨーロッパで一位になりましたー!」

ふたご2  「なにが。」

ふたご1  「万引き発生件数欧州一でーす!」

ふたご2  「めでたくないわ!」

ふたご1  「欧州の万引きのおよそ半分はイギリスで起こっていまーす!」

ふたご2  「ますますめでたくないわ!」

ふたご1  「なぜこんなに万引きが発生するかというと、イギリスは世界中の万引き犯の憧れの地なのです。」

ふたご2  「なにが憧れや。」

ふたご1  「万引きの祖、初代テンサウザント伯プル・グローブナー卿を生み出した国ですからね。テンサウザント伯はヘンリー5世時代のウェールズの領主で、貴族の間に狩猟とポロと万引きを広めたことで有名です。」

ふたご2  「広めるなそんなもん。」

ふたご1  「そして大英帝国の繁栄とともに、イギリスには世界中の富が集まり、世界中の万引き常習者が集まってくるようになったのです。」

ふたご2  「やな国だなあ。」

ふたご1  「しかしそんなイギリスには万引き犯をはばむ、恐るべき敵も存在するのです。」

ふたご2  「スコットランドヤードとか?」

ふたご1   「ロンドンの超高級デパート、ハロッズです!」

ふたご2  「デパートがあ?」

ふたご1  「ハロッズを並のデパートと思っては大間違いです。店内にはイギリスの国宝も存在する世界最高クラスのデパートなのですよ。店内には500台の防犯カメラ、水と電気は自家供給していて、いかなる攻撃もはねかえす、まさに鋼の百貨店なのです。」

ふたご2  「それはすごいなあ。」

ふたご1  「代々のテンサウザント伯もハロッズとの戦いには苦戦を重ねてきました。」

ふたご2  「代々やってんのかい。」

ふたご1  「さしもの万引きの名門も三代前の当主がトイレットペーパーの芯を盗むことに成功したほかは、ハロッズからは何も盗めていません。」

ふたご2  「ハロッズのボロ勝ちやね。」

ふたご1  「しかし今年は違います。ユーロの導入でハロッズはそれに対応することで手一杯。どこかにスキが生まれるはず…。第二十代テンサウザント伯ヒカル・ウタダ・グローブナー卿はそうにらんだのです。」

ふたご2  「警備部門にスキが生まれるかなあ。」

ふたご1  「あるのです。あなたのような万引きの凡人にはわからない、ほんのわずかなスキが。しかしそのスキは、テンサウザント伯の伝統に裏付けられた万引きテクニックを持つものだけがつくことができるのです。あなたのような万引きの凡人にはとてもこうは行きません。」

ふたご2  「万引きの凡人て、俺を万引き仲間扱いすんな!!」

ふたご1  「まあまあ君のような万引きの若輩者は黙っていなさい。これは万引きの雲の上のお話ですからね。いわば万引き頂上決戦です。テンサウザント伯VSハロッズ…世界中の万引き常習者が憧れの目でみつめる決戦が、今始まろうとしているのです。」

ふたご2  「万引きしてないっていうとるやろうが!」

ふたご1  「外野のチンピラ万引き常習者が何かうるさいですが、いよいよテンサウザント伯がハロッズに入店いたしました。さあ、テンサウザント伯は何を狙うのか!すでにハロッズ側の警備員はテンサウザント伯を徹底マーク!いやあ、テンサウザント伯はどう攻めるんでしょうかね、解説の万引き常務さん。」

ふたご2  「解説するかっ!!」

ふたご1  「おっと、テンサウザント伯、警備員のマークを振り切った!走る走る走る!警備員追いつけない!テンサウザント伯、一気にオーナー室までかけのぼったああ!そしてその勢いでオーナーのモハメッド・アルファイドのハートを万引き!!アルファイド、もう恋のとりこだー―――!!!テンサウザント伯VSハロッズ、思いもよらなかった形で決着を迎えました―――!!いやあ、とんでもないことになりました!おっと、ここでテンサウザント伯のインタビューが入りました!

テンサウザント伯 「いいか、おれの、おれの、おれの万引きがこんなもんと思うな!万引きのどこが悪いんじゃあ!!いいか真鍋!!よく聞け、おれが、おれが、おれが万引きするところを見たいか!」

真鍋アナ「み、見たいです。私は、テンサウザント伯が、万引きするところを見たいです!」

テンサウザント伯「真鍋ーっ!」 ごっ。

テンサウザント伯「いいか、おれは、おれは、いつ何時、誰の挑戦でもうける!かかってこいやあ!」

おおっと!これはもはやテンサウザント伯の世界中の万引き常習者達への宣戦布告です!さあ、あなたは、挑戦を受けるんですか!?解説の万引き常務さん!!」

ふたご2  「ダーッ!!!」

 

1月18日、 ロンドンのマダム・タッソーろう人形館で15日、ブッシュ米大統領の人形の顔に傷が描き込まれた。


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