ふたご1  「家が無いのであればクリスマスケーキの上のチョコの家に住めばよいではないか!」

ふたご2  「よくありません。」

ふたご1  「ドイツではもうすぐリニアモーターカーが着工されるそうですよ。」

ふたご2  「日本ではいつまでたっても実験ばかりなのにねえ。」

ふたご1  「「トランスラピッド」とよばれるこのドイツ版リニアモーターカーの設計ではほかの列車ともっとも違った点は、トイレが無いということです。」

ふたご2  「トイレが?なんで?」

ふたご1  「速く走るためには設計上トイレがいらないのだということです。」

ふたご2  「まあでもそんなに長い距離を走るわけじゃないなら。」

ふたご1  「リニアモーターカーといえば新幹線より早いのですよ。そうなったら長距離を走らないと意味が無いじゃないですか。長距離を走るのならいくら早くても時間がかかるでしょうが。」

ふたご2  「まあそりゃそうだ。」

ふたご1  「そこでトイレなし。これはきつい。」

ふたご2  「そうですねえ。まさかずっと我慢するわけにも行かないでしょうし。」

ふたご1  「そんなわけでリニアモーターカーにはトイレに行かなくてもいい装置が設置されているのだという結論に達しました。」

ふたご2  「トイレに行かなくてもいい装置?」

ふたご1  「床を鉄板にして、それを直火であぶることによって車両内をものすごく暑くして、尿にまわる水分をすべて汗にして蒸発させてしまうのです!」

ふたご2  「…それでまあ尿はいいとして、大便のほうはどうするんや。」

ふたご1  「まあどうしましょう。」

ふたご2  「どうしましょうじゃねえよ。」

ふたご1  「そんなときは床の鉄板でさっと火を通していただければ。」

ふたご2  「火を通したら解決すると思うなっ!」

ふたご1  「まあこれがホントのやけくそですな。」

ふたご2  「そんな事言うてもなんら解決してないからな。覚えとけよ。」

ふたご1  「ドトールコーヒーとエクソンモービルが提携をするそうです。」

ふたご2  「前のは解決してないからな。」

ふたご1  「つまりモービルのガソリンスタンドの横にドトールのコーヒーショップができる。つまり車にガソリンを入れながら自分はコーヒーを飲むということができるわけですね。」

ふたご2  「なるほど。それはよい提携ですね。」

ふたご1  「よくない提携としてはビール会社と石油会社が提携してビアガーデンの横にガソリンスタンド。」

ふたご2  「そりゃよくないねえ。」

ふたご1  「回転寿司屋と遊園地が提携してメリーゴーランド兼回転寿司。」

ふたご2  「兼ねるなよそんなもん。」

ふたご1   「病院と寺と焼肉屋が提携して。」

ふたご2  「こらこら。」

ふたご1  「さあここでリニアモーターカーと!」

ふたご2  「おっ!来た!何と提携すんねん!」

ふたご1  「火力発電所が提携して!」

ふたご2  「ヤケクソでは終わらせんぞ!」

ふたご1  「なんという心のせまい人でしょう。」

ふたご2  「やかましい。さあちゃんとやれ。」

ふたご1  「協和発酵が「果汁泥棒のお酒」シリーズ3種を発売するそうです。」

ふたご2  「果汁泥棒って。なんかよくわからんネーミングだなあ。」

ふたご1  「昔から「盗んだ水は甘い」といいますからね。同じものでも盗んだもののほうがおいしいといいますからね。」

ふたご2  「なるほど。背徳の香りがエッセンスとなっておいしく感じると。」

ふたご1  「しかしこんなことになれてしまうとますますエスカレートしていく可能性がありますね。」

ふたご2  「エスカレートといいますと。」

ふたご1  「泥棒の味になれてしまうと、次には詐欺の味、有印私文書偽造の味、麻薬・向精神薬等取締法違反の味、収賄の味と、どんどんおそろしい犯罪の味を求めるようになっていくのです!」

ふたご2  「なんだ有印私文書偽造の味って。」

ふたご1  「ある意味ヤケクソの味ですわ。」

ふたご2  「まったく解決できてないっ!」

 

2月22日、ハウス名作劇場。と。


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