ふたご1  「はなびえ。」

ふたご2  「冷えてまんなあ。」

ふたご1  「テロがらみでアメリカがイラクに攻撃をするとかしないとか問題になっていますが。」

ふたご2  「どうなるんでしょうかねえ。」

ふたご1  「で、アラブ連盟首脳会議でイラク代表団が「もうクウェートに侵攻しません」という誓約書を提出したそうです。」

ふたご2  「まあそうなんですか。」

ふたご1  「まあ紙切れ一枚のものなんですが。」

ふたご2  「そりゃそうなんですけども、まあ誠意を示そうとしたんじゃないですか。」

ふたご1  「そんなんですむんだったら「もう景気悪くしません」という誓約書を日本政府に出してもらいたいもんです。」

ふたご2  「まあ誠意で景気は変わらんけどね。」

ふたご1  「なにかこういう儀礼的なことでもやらないと景気はよくなりませんよ。」

ふたご2  「それはそうかもしれませんが。」

ふたご1  「さらに景気をよくするためには小泉首相にもう一枚紙を書いてもらいますわ。」

ふたご2  「何を書くんですか。」

ふたご1  「バブルへ。俺が悪かった、戻ってきてくれ。純一郎」

ふたご2  「帰ってきてくれるかっ!!」

ふたご1  「久米宏とNHKにも書いてもらいましょう。」

ふたご2  「バブルが崩壊したのは久米宏とNHKが悪いって上岡龍太郎が言ってたことなど誰が覚えているのだ。」

ふたご1  「経済がたいへんなアルゼンチン、円建て外債の利息支払いを見送ったそうです。」

ふたご2  「それはたいへんですね。」

ふたご1  「まあそのことはどうでもいいのですが。」

ふたご2  「よくないと思うのですが。」

ふたご1  「円建て外債のことを「サムライ債」と言うのだそうです。」

ふたご2  「はあそうなのですか。」

ふたご1  「外国政府・国際機関・外国企業など非居住の発行者が日本で発行する債券で,円建て(円表示で円で払い込み・償還される)となっているものがサムライ・ポンドというのです。」

ふたご2  「そうですか。」

ふたご1  「日本から侍がいなくなってどれくらいたつと思っているのですかっ!こんな言われ方を許しているから日本の経済はあいかわらずぱっとしないのですよ!」

ふたご2  「そんなところに原因が。」

ふたご1  「昔いたということで名前がつくのなら、アメリカではカウボーイ債ですかっ!エジプトではミイラ債ですかっ!ドイツではトレマディクティオン債ですかっ!」

ふたご2  「トレマディクティオン?」

ふたご1   「ジュラ紀にドイツにいたとみられる海綿の仲間ですよっ!」

ふたご2  「知るかっ!」

ふたご1  「SMAPだったら森くん債ですかっ!ドリフターズだったら小野ヤスシ債ですかっ!」

ふたご2  「もう意味がわからん。」

ふたご1  「もっと今、日本にいるものの名前を債券の名前にしないといけないじゃないですかっ!!」

ふたご2  「まあそれは理にかなっているね。」

ふたご1  「日本を象徴する美しい、気高い姿をもつものの名前をつけましょう。」

ふたご2  「ああ、それはいいですね。」

ふたご1  「そしてその姿から、日本経済も明日へ希望を見出してほしい…。私はそう思いますよ。」

ふたご2  「そうですね。じゃあなんという名前にしますか。」

ふたご1  「名付けて!トキ債!」

ふたご2  「日本に一羽しかおらんやないかっ!!」

ふたご1  「何をいうのか!トキの学名はニッポニア・ニッポンだぞ!これほど日本にふさわしい名前がほかにあるかっ!!これで日本経済の未来はもうトキ色だっ!」

ふたご2  「うすい桃色か。」

ふたご1  「ゆでたまごを回転させると立ち上がるしくみが慶応大学の教授によって解明されたそうですよ。」

ふたご2  「というか、今までそんな身近なことが解明されていなかったのですか。いったいどうやって解明したのですか?」

ふたご1  「それはやはり「キン肉マン2世」を連載する前に激しく回転するゆでたまご先生でも見たんじゃないですか。」

ふたご2  「何を回る事があるか。」

 

のふt、いかついいかついいかついつい。


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