ふたご1  「ほう、君とこサイモンとガーファンクル飼うてんのか。」

ふたご2  「エサ代もかかりそうですね。」

ふたご1  「フランスには名門の高校アンリ4世校というところがありまして。」

ふたご2  「はいはい。」

ふたご1  「そこの学生新聞の表紙に編集員のヌードがのせられたということでもう大問題です。」

ふたご2  「編集員ということは高校生ですかねえ。」

ふたご1  「そうなんじゃないですかね。何しろ特集が「高校生とセックス」ですから。」

ふたご2  「最近の学生新聞はすごいことやりますね。」

ふたご1  「社会学や科学の定義を援用したポルノ論や、売春、同性愛問題などなかなか深いことをやっているそうです。」

ふたご2  「学校紙にしてはすごいレベルが高いですね。」

ふたご1  「たぶん、検索エンジンでこのページにひっかかる人、増えるだろうなあ。」

ふたご2  「君の言うてることはレベルが低いですね。」

ふたご1  「外国では裸にメッセージ性をこめるということが多いのですよ。最近ではあまり見られませんがストリーキングとかいうのは「自由」「束縛からの解放」「人間性の解放」などを意味していたものなのだそうです。」

ふたご2  「まああと単に目立つからと言うのもありますがね。」

ふたご1  「そういうことで今回の騒動は名門校の規制や束縛に対して、さまざまなことを考えていこうという学生側の言論闘争なのかもしれません。」

ふたご2  「そうなのかもしれません。」

ふたご1  「そんなわけで我々もぜひこのアンリ4世校学生の裸の闘争を支援しようではありませんか!」

ふたご2  「ほう、どうやって。」

ふたご1  「日本から裸援助としていっぱい雑誌やビデオなどの裸を!」

ふたご2  「援助になるか!」

ふたご1  「少しでいいんです!セミヌードや限界ギリギリショットでいいからフランスへ送りましょう!」

ふたご2  「送るなっ!!」

ふたご1  「…増えるだろうなあ。検索。」

ふたご2  「正直どうかなあ。」

ふたご1  「春の全国交通安全運動が行われております。」

ふたご2  「そうですか。」

ふたご1   「東京・文京区立本郷小学校で中央大会が開かれました。小泉首相も登場しました。」

ふたご2  「はいはい。」

ふたご1  「そのときに小泉首相が着てきたのが「ひかるスーツ」です。」

ふたご2  「光るのですか。」

ふたご1  「光るといっても羽田元首相の省エネスーツの反対で電力をつかう「無駄エネスーツ」じゃありませんよ。」

ふたご2  「そんな小林幸子ではないんやからね。そういえば夏も近づいてきたねえ。」

ふたご1  「ライトをあてると反射して光る素材があるでしょう。このスーツはそれを縦じま状につけているのです。」

ふたご2  「はあなるほど。」

ふたご1  「ですから夜に小泉首相を見かけると縦じまに光っているわけです。」

ふたご2  「なるほど。」

ふたご1  「昼間は「ライオン」とよばれる小泉首相ですが、夜は縦じまに光る、さながら「タイガース」!」

ふたご2  「なるほど。」

ふたご1  「改革の方も、タイガースのように快進撃、といってほしいものですね。」

ふたご2  「はいはい。」

ふたご1  「しかし「ライオン」のあだ名で呼ばれたのは戦前にも浜口雄幸首相がいるのですね。」

ふたご2  「そうなんですか。」

ふたご1  「浜口首相は東京駅で右翼青年に狙撃され、その傷が元で亡くなっているのです。」

ふたご2  「それでは同じあだ名の小泉首相にも暗殺の危険性が。」

ふたご1  「そうなんです。今回の光るスーツにも実は暗殺を狙う暗殺軍団の陰謀が隠されているのです!」

ふたご2  「そうなんですか!」

ふたご1  「夜光ることによって、蛾のテロリストの接近を容易にする計画です!」

ふたご2  「蛾にやられるようやったらわざわざ狙わんでもええわっ!」


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