ふたご1  「ご無沙汰ですね。…沙汰のある毎日に帰りたい。」

ふたご2  「なくなってはじめて気づく沙汰の大切さ。」

ふたご1  「あなたは、電子メールをご利用ですか?」

ふたご2  「そりゃあまあ。」

ふたご1  「「!広告!」というタイトルのメールをご覧になったことはありますか?」

ふたご2  「ああ、不特定多数に送られる広告のダイレクトメールには「!広告!」というのをタイトルにつけるのが義務化されているのですよね。迷惑メール対策として。」

ふたご1  「その「!広告!」というのは、「広告が迷惑なものだと受け取られる」として全日本広告連盟や日本新聞協会など広告7団体が別の名前に変えるようにと総務省に要望書を提出したそうです。」

ふたご2  「なるほど。「迷惑メール=!広告!」にとられかねないというわけですね。」

ふたご1  「ですからこれからはタイトルには「!迷惑!」にしてほしいと。」

ふたご2  「そんなメールが届いたら、自分で迷惑だと思ってるなら出すな、と言ってやりたくなるね。」

ふたご1  「じゃあ「!おせっかい!」」

ふたご2  「ほっておいてくれ。」

ふたご1  「「!ほっておけないんです!」」

ふたご2  「やかましい!」

ふたご1  「「!そう言わずに見てください!」」

ふたご2  「いつの間にか会話になっとるぞ!」

ふたご1  「「!細かいことは気にしないでください!」」

ふたご2  「迷惑メールに言われたくないわ!」

ふたご1  「「!迷惑、迷惑と言わないでください。他人からの忠告を真摯に受け止めるようになって初めて真の大人と言えるのではないでしょうか!」」

ふたご2  「迷惑メールが説教すんな!」

ふたご1  「ネットオークションをご利用されたことがありますか?」

ふたご2  「なんだか今回は「インターネットのご利用に関する調査」みたいだぞ。」

ふたご1  「キューバ危機の際にケネディ大統領がソ連のミサイル基地の位置などを書き込んだキューバの地図がネットオークションに流出したそうなのですよ。」

ふたご2  「それはまためずらしいですね。」

ふたご1  「全世界のケネディマニアや政治マニアやキューバ危機マニアやソ連ミサイル基地位置マニアなどが激しい競りを繰り広げていたのですが、アメリカ司法当局が差し止めを申請したのです。この地図はアメリカ合衆国政府に1965年に寄贈されたものだとしているのです。」

ふたご2  「それではもともと政府のものだということですね。」

ふたご1   「どうなんでしょうかね。あわよくば自分のものにしようというアメリカ司法当局内部の書き込まれた地図マニアの政府のものと偽っているのかもしれません。」

ふたご2  「さすがはマニアの本場アメリカ。」

ふたご1  「そんなことはないですよ。日本だって負けてはいませんよ。」

ふたご2  「負けてもいいような気がするが。」

ふたご1  「日本にだって公文書マニアや機密文書マニアや極秘文書マニアがたっぷりいるのです!」

ふたご2  「ほしがる人はいるでしょうけどねえ。」

ふたご1  「そこで!そんな方のために機密文書や極秘文書をネットオークションで売りさばくのはいかがでしょう!」

ふたご2  「売るな売るな!」

ふたご1  「売るのがまずいのであれば、駅前などでティッシュがわりに無料配布するのはいかがでしょうか!」

ふたご2  「無料でも出すな!」

ふたご1  「出さないでどうするんですか!このまま機密文書や極秘文書がたまっていくばかりで出ていかないと、たまりにたまった機密文書や極秘文書で政府の建物がパンクしてしまうじゃないですか!」

ふたご2  「そこまでたまらんだろうが。」

ふたご1  「ムー大陸が沈んだのも大量の機密文書や極秘文書があまりにも重すぎたのが原因と言われているのですよ!」

ふたご2  「根性の無い大陸やな。」

ふたご1  「遠洋水産研究所からおそるべき発表がなされました。」

ふたご2  「なんでしょう。」

ふたご1  「今後捕鯨が行われないと、三陸沖では30年後にはサバが全滅、シマガツオやメカジキも半減するという予測がされたのです!」

ふたご2  「クジラが増えすぎて生態系のバランスが狂ってしまうのですね。」

ふたご1  「そうなのです。これではっきりしました。捕鯨禁止を呼びかける諸外国の裏には、サバの絶滅をもくろむ組織がいるのです!」

ふたご2  「何を証拠にそんなことを。」

ふたご1  「昨日、スーツ姿の人たちが「置き場所に困ってる」ということでうちの家に持ってきたダンボールの中にあった極秘文書に書いてありました。」

ふたご2  「わりとたまってきたんやね。」


4月26日、政府にもっと収納名人の声を!


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