ふたご1  「冷凍睡眠があるなら、冷凍昼寝も夢じゃないんですね!」

ふたご2  「まあ夏場にはためしてみたくもありますが。」

ふたご1  「ウクライナで総選挙がありました。」

ふたご2  「はあそうですか。」

ふたご1  「一位になったのが親西欧改革派の「我がウクライナ」。第2位がクチマ大統領政権支持の親ロシア・穏健改革派連合「統一ウクライナを目指して」です。」

ふたご2  「変わった党名ですね。 「○○党」とかじゃないんですか。」

ふたご1  「ウクライナではそういった党名がもう古いのでしょう。党名で有権者にアピールしていく、有権者に語りかける、そういった党名がうけているのでしょう。下位にも「ウクライナを変えるあなたの選択」「ウクライナはこのままでいいのか、そのへんを一つ考えていこうじゃありませんか奥さん」「ちょっとウクライナの今後考えたらうちに投票したらいいんじゃないかと思うんですけどね。ね、頼みますよ。一票でいいんですけどね、洗剤と巨人戦のチケットもつけますし」などが。」

ふたご2  「しつこく語りかけすぎだ。」

ふたご1  「そうでもないですよ。日本でもずいぶんとかたりかけているではないですか。」

ふたご2  「そうなんですか。自由民主党や共産党のどのへんが語りかけているのですか。」

ふたご1  「ああ、日本人の読解力というのは衰えてしまいましたね。戦後民主主義教育はついにこんな愚か者しか生み出さなかったのか。」

ふたご2  「悪かったな。」

ふたご1  「日本人なら本来は簡単に読み取れたものですよ。」

ふたご2  「そうなんですか。じゃあ読んでみてくださいよ。」

ふたご1  「それでは自由民主党という党名に隠されたメッセージを読み出してみましょう。」

ふたご2  「よろしくお願いします。」

ふたご1  「まずは「じ」ー!自由自由というけれどー!」

ふたご2  「あいうえお作文かっ!!」

ふたご1  「「ゆ」ー。ゆかちゃんそんなのわかんないー!」

ふたご2  「こらこらそんなとこでもう崩すな。先は長いぞ。」

ふたご1  「「うみんしゅと」ー。うみんしゅとー!」

ふたご2  「楽するな!意味はあんのかっ!」

ふたご1  「「う」ー!埋立地ー!」

ふたご2  「どこが国民に語りかけてるんだ。」

ふたご1  「昔の人ならわかったんですがねえ。やはり自由民主党が国民に理解される政党だった時代は過ぎ去ったのか。」

ふたご2  「どんな時代だ、うみんしゅとがわかる時代。」

ふたご1  「上海で景観を守る条例が出ているんですが、これがまた大変に厳しい。」

ふたご2  「どんなのですか。」

ふたご1  「主要道路に面したアパートの窓や木に洗濯物を干したら罰金です。」

ふたご2  「それはまた厳しい。」

ふたご1   「もう主要道路に面した家の人の服は臭くて仕方ないです。」

ふたご2  「陰干しの生乾きは臭くなりますね。」

ふたご1  「こんな条例が中国中に広まれば中国中の人の服が臭くなります。」

ふたご2  「それはこまりものですね。」

ふたご1  「日本でも春先などは黄砂にまぎれて臭い服の匂いが。」

ふたご2  「まあ12億人いますからねえ。」

ふたご1  「そんなことになればもう春先は地獄絵図です。」

ふたご2  「そりゃそんなに臭くなるのはねえ。」

ふたご1  「しかし!ここで日本を救う方法が!」

ふたご2  「なんですか!」

ふたご1  「花粉症です!花粉症で鼻が悪い状態になっていればもう匂いどころではありません!

ふたご2  「まあそうかもしれんけども!」

ふたご1  「もう花粉症になっていない人が我も我もと花粉を吸い込む始末です。足りなくなったら海外から輸入して。」

ふたご2  「いやな風景だなあ。」

ふたご1  「まあ匂いを防ぐためにはやむをえませんね。あのかび臭さよりましです。」

ふたご2  「まあ生乾きの洗濯物の匂いはきついですからねえ。」

ふたご1  「花粉症…それはこうなることを予期した神からの贈り物かもしれませんね…。」

ふたご2  「上海の方に働きかけてくれんか、神。」

 

4月5日、ドイツのアリアンツ保険は、アリが創業者なわけではありません。


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