ふたご1  「5月25日は日!」

ふたご2  「おおざっぱだなあ。」

ふたご1  「いやゴールデンウィークもどうなんでしょうか。」

ふたご2  「今更何を語れというのか。」

ふたご1  「アメリカのオニール財務長官とロックグループ「U2」のボーカル、ボノさんがガーナ、南アフリカ共和国、ウガンダ、エチオピアといったアフリカ諸国を月末まで歴訪しているそうです。」

ふたご2  「またかわった取り合わせですね。」

ふたご1  「なにゆえ財務長官とロックスターがアフリカの国々を回らねばならないのかというと、やはりアフリカの発展途上国に大切なのは、金とロック。そういうことを伝えたかったんじゃないでしょうか。」

ふたご2  「金はわかりますが、ロックがなぜ必要なんですか。」

ふたご1  「やはり発展途上国が目指すのは国民全体の生活レベルの向上ですよ。それにはお金がいります。しかし弱体な産業しかもたない発展途上国では、なかなか金を得ることができません。そんなときに使えるのがロックなのです。いや、ロックンロールなのです。」

ふたご2  「言いなおさんでもええけども。」

ふたご1  「ロックンロールさえあれば少々金が無くったってだいじょうぶなんですよ。この不況の折がら、皆様もぜひお試しください。」

ふたご2  「はあ、そうなんですか。」

ふたご1  「たとえば家にお金が12円しかありません。」

ふたご2  「それは少々無いどころではないですね。」

ふたご1  「こんなときでもロックンロールさえあれば何とかなります。お金の足りないところはロックンロールで穴埋めできるのです。」

ふたご2  「本当ですかあ?」

ふたご1  「まずお金を数えます。」

ふたご2  「12円しかないのに?」

ふたご1  「いーちえん、ベイベー!!にーえん、ふぁっきゅー!!さーんえん、ノーフーチャ―!!」

ふたご2  「やかましいっ!」

ふたご1  「と、このように、お金の間にロックンロールをはさむことにより、お金を二倍にも三倍にも感じることができるんですね。」

ふたご2  「感じられるか!三倍になったところで36円だし!」

ふたご1  「ロックンロールで足りない場合はヒップホップなどをはさんでいただくともっと楽しいです。いーちえん、ベイベー!!ちぇけらっちょ!!たらちねの!子曰く!てなわけで、今日もみーんな救われた!サンキュー!パワーパフガールズ!!にーえん。」

ふたご2  「もうさっぱりわけがわからん。」

ふたご1  「民主党が軽犯罪法の改正案の国会提出を検討しているそうです。」

ふたご2  「どんな改正ですか。」

ふたご1   「歩きながらたばこを吸ったりして他人や物に危害をあたえるような行為を禁止するということです。」

ふたご2  「歩きたばこで子供がやけどしたりするのがあいついでいるらしいですからね。」

ふたご1  「そうですよ。歩きたばこは危ないのですよ。まわりの状況次第ではどんな大惨事になってもおかしくないのです。もし道で花火職人が花火を制作していたら、もし道でダイナマイトの展示会が行われていたら、もし道でサウジアラビアのラクダ野球優勝記念恒例の原油がけが行われていたとしたら!」

ふたご2  「そんなもん道でやるほうが悪い。」

ふたご1  「とにかく危ないですから皆さん歩きたばこは止めましょう。」

ふたご2  「そうですね。」

ふたご1  「どうしても歩きたばこをしたいというのであれば、火が他人にけっしてあたらないようにしましょう。」

ふたご2  「高く持ち上げますか。」

ふたご1  「そんなのは前方からすごく背の高い人が来てしまったらあたってしまうではないですか。やはりたばこの火が他人にけっしてあたらないような仕組みを考える必要があるのです。」

ふたご2  「じゃあ何かでたばこをおおって火が他人にあたらないようにしたらどうでしょう。」

ふたご1  「うーんそれはいいんですけどね、たばこと言うのは火が燃えてるわけですから、酸素が十分に無いと燃えないわけなんですよ。ですからそれだとたばこの火が消えてしまう可能性が高いのです。」

ふたご2  「じゃあどうすればいいのですか。」

ふたご1  「やはりここは火を安全なところに確保しておかねばなりませんね。けっして他人に被害を与えないところに。」

ふたご2  「どこに置けばいいんですか。」

ふたご1  「そりゃもう自分の家ですよ。」

ふたご2  「は?」

ふたご1  「ですから長い長い長いたばこをつくりまして、さきっぽを自分の家の中において、そこに火をつけるのです。こうすれば他人に被害をあたえることも無く歩きたばこができるのです!まさに、自分の家にある火につながっている、オンライン・ウォーキング・スモーク!!」

ふたご2  「そんな長いたばこが吸えるかっ!!」

ふたご1  「長い短いは問題ではないでしょう。」

ふたご2  「肺活量の問題だ。」

ふたご1  「一つわかっている問題点は、ある一定時間たつと、火のついている部分が家の外に出てしまうということなんですね。」

ふたご2  「その時点で家が燃えてるんじゃないのか。」

5月24日、幸せは歩いて古代。


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