ふたご1 「ソーラーパワーで溶けろ!ゴム!」
ふたご2 「直射日光の当たらないところに保存してください。」
ふたご1 「ドイツのルドルフ・シャーピング国防相がシュレーダー首相によって解任されたそうですよ。」
ふたご2 「ほお。そりゃまたなんで。」
ふたご1 「ドイツの法律では大臣が他の仕事を兼職することが禁じられているのですが、シャーピング国防相は広告代理店から14万マルクもの報酬をうけていたことが明らかになっていたのです。」
ふたご2 「大臣がバイトですか。そりゃいけませんねえ。」
ふたご1 「まったくです。しかも国の国防をつかさどる重要な職務の大臣が、深夜にレジ打ちなどしてていいものでしょうか。もし緊急の連絡が入ったらどうするんですか。とっさの対応が取れないじゃないですか。その間レジは誰が見るのですか。クーポン券は受け付けてくれるのですか。」
ふたご2 「いや、自分で「広告代理店」って言ったでしょうが。広告代理店のどこにレジがあるのですか。」
ふたご1 「ありませんか。」
ふたご2 「コンビニ○○「広告代理」店じゃないんですから。広告代理店なのですから国防相の仕事というのも、コマーシャルや宣伝に関わる仕事でしょう。」
ふたご1 「ということは列車の中吊り広告をつったり、駅のポスターをはったり…」
ふたご2 「何も国防相がそんな仕事しなくてもいいだろう。」
ふたご1 「ということは、薬のCMの最後に「ピンポーン」という声を国防省が担当?」
ふたご2 「そんなことをルドルフのおっさんに頼んだりしません。」
ふたご1 「わかりました!駅のポスターを!」
ふたご2 「さっき違うっていったでしょうが。」
ふたご1 「まあ聞きたまえ。なにも国防相はたかだか14万マルク欲しさに広告代理店の仕事をしたわけではないわけですよ。何しろ発覚してしまったら大臣の座を失うわけだからね。それくらいの事は君にもわかるだろう?つまり、この仕事は表の事情であって、実はこの仕事には重大な裏があるのだよ、フフン?」
ふたご2 「広告代理店も知らんかったようなやつにえらそうに言われたくはありませんが。
ふたご1 「ドイツというのは、冷戦時代は東西世界の境界線として、激しい諜報戦が行われていた地なのです。」
ふたご2 「そうなのですか。」
ふたご1 「そして東西ドイツ統合の後も、NATO、EUの中核として、ヨーロッパ世界の中心でありつづけているわけです。当然今も世界各国のスパイが暗躍しているのです。」
ふたご2 「そうなのか?」
ふたご1 「そんなわけで国防相もスパイの世界の最前線にでて、広告代理店職員に扮して、対スパイ活動を繰り広げていたのです。」
ふたご2 「で、駅のポスターがどうかしましたか。」
ふたご1 「スパイ活動ですよ。よく駅のポスターに落書きがされているでしょう。」
ふたご2 「されていますねえ。」
ふたご1 「ベルリン市の場合はその落書きはほとんどがスパイ活動によるものなのです。」
ふたご2 「はあそうなんですか。」
ふたご1 「ですからシュレーダー首相は敵の目をくらますために駅のポスターに…。」
ふたご2 「落書きをしてまわると。」
ふたご1 「それじゃ広告代理店の社員に扮する必要はないじゃないですか。」
ふたご2 「はあ、じゃあ駅のポスターに?」
ふたご1 「そっくりの絵を描いてあたかもそこにポスターがあるように見せかけて敵の目をあざむく!」
ふたご2 「…広告代理店と関係ないねえ…」
ふたご1 「…無いねえ…」
ふたご2 「………。」
ふたご1 「インドの大統領選ですが、「ミサイルの父」と呼ばれる国防科学者アブドル・カラム氏が当選したそうです。」
ふたご2 「ミサイルの父ですか。」
ふたご1 「一番大きいのがお父さんミサイル次に大きいのがお母さんミサイル。まんなかくらいがおにいちゃんかな?」
ふたご2 「そんなほのぼのした話ではありません。」
ふたご1 「デンマークでは警官はハンバーガーをタダで食べられるという慣習があったそうですが、自粛の方針が定まったそうです。」
ふたご2 「えらい迷惑な慣習ですね。」
ふたご1 「まあデンマークでハンバーガーだから迷惑ですみますが、これがもアメリカの警官がドーナツをタダで食べていいという慣習だったらどうなりますか。ドーナツ業界は破滅ですよ。」
ふたご2 「まあたしかにアメリカの警官はドーナツばっかり食ってるイメージがありますが。」
ふたご1 「実はよく知られていませんが、日本にもそんな慣習があるのですよ。」
ふたご2 「そうなんですか。それは初耳ですね。」
ふたご1 「警官の方がプールに行かれると、もれなく結膜炎のプレゼントが。」
ふたご2 「ものもらいということでございます。どんどん。」
7月19日、2006年を日本代表とともにフジモリ元ペルー大統領も目指すことに。