ふたご1  「ミンミンゼミはみんみん言うからミンミンゼミとよばれています!ということは鳴かない雌にとってのミンミンゼミという呼ばれ方は男女差別ではありませんか!」

ふたご2  「はいそれでは今週も行ってみましょう。」

ふたご1  「北朝鮮の首都平壌に一ドルショップが開店したそうですよ。」

ふたご2  「何でも一ドルですか。」

ふたご1  「通貨単位がドルでなくウォンで、アメリカとの正式な国交もない国がどうしてそんなにドルを使わなくてはならないところを作るのですか。」

ふたご2  「…観光客の外貨を稼ぐ目的なんじゃないですか。」

ふたご1  「まあこの一ドルショップは日本の百円ショップで売っているものを並べているそうですが、高品質で格安だと人気を呼んでいるそうです。あまり観光客は百円ショップの物を買わないと思いますが。」

ふたご2  「…あるんだね、ドルが。」

ふたご1  「どっからわいてきたんでしょう、ドル。」

ふたご2  「…貿易とかで、いろんな物を売っているんじゃないですか。」

ふたご1  「とか?いろんな?」

ふたご2  「……。」

ふたご1  「こらあっ!!」

ふたご2  「わあっ!びっくりしたっ!」

ふたご1  「何をよからぬことを考えているのですか。北朝鮮のドルは正当な方法で稼いだ至極まっとうなお金なのですよ。」

ふたご2  「…でも、公式な貿易相手は一位が中国で、二位が日本で、三位が韓国で…」

ふたご1  「そのへんは決済をドル建てで行うという方法があります。つまり輸出代金をドルで払ってもらうというほうほうですが、それだけでなく、北朝鮮にはほかにもドルを稼ぐいろいろな方法があるのです!」

ふたご2  「…いろいろな…。」

ふたご1  「あなたは将棋を知っていますか。」

ふたご2  「なんなんですか一体。知ってますよ。」

ふたご1  「東洋の将棋は中国、朝鮮半島など広く行われているのですが、日本の将棋にだけは他の国の将棋とちがった特徴があるのです。」

ふたご2  「それはいったいなんですか。」

ふたご1  「それは敵の陣地に入った駒が「成る」ということです。たとえば前に一歩ずつしか進めない「歩」という駒も、敵の陣地に入るとくるっとひっくり返って「と」という駒になり、「金」というワンランク上の駒として使われるようになるのです。」

ふたご2  「へー。成るのは日本の将棋だけなのですか。」

ふたご1  「この将棋が日韓併合以降、朝鮮半島にも伝えられました。あまり普及はしませんでしたが、後に北朝鮮の経済関係の官僚となる独立運動家には愛好されたようです。」

ふたご2  「なぜ日本風を愛好するのかはよくわかりませんが。」

ふたご1   「そして、日本が敗戦し、戦後の冷戦の勃発により朝鮮半島は分断され、北の北朝鮮、南の韓国に別れてしまい、50年が経ち、北朝鮮は経済危機に見舞われるようになりました。」

ふたご2  「まあそうですね。」

ふたご1  「そこで北朝鮮の経済担当閣僚は思いついたのです。日本将棋の思想をウォン紙幣に導入してはどうかと!」

ふたご2  「…はあ?」

ふたご1  「北朝鮮のウォン紙幣は、敵の陣地に入ると、くるっとひっくり返ってドル紙幣に成るようになったのですっ!!」

ふたご2  「なるかっ!!」

ふたご1  「そんなわけですから北朝鮮の人たちはウォン紙幣を持っては敵の陣地である韓国や日本に入るようになったのでした。おしまい。」

ふたご2  「おしまいにするな。」

ふたご1  「千葉県銚子市で海苔の密輸をしていた会社が摘発されたそうですよ。」

ふたご2  「ノリの密輸ですか。そりゃめずらしいですね。」

ふたご1  「あまり日本と韓国以外で食べる国を知りませんが、おそらく密輸した国では海苔は相当めずらしい物なのでしょう。」

ふたご2  「そうなんでしょうかねえ。」

ふたご1  「のりたまもその国では「たま」なのでしょうねえ。」

ふたご2  「その国に丸美屋があるかどうかは知りませんが。」

ふたご1  「でも海苔のにおいというのは海のない国ではものすごい異臭なのだそうですよ。」

ふたご2  「磯臭さというのは未経験でしょうからね。」

ふたご1  「ですから、ひょっとすると密輸された海苔はアフガニスタンなどの中央アジアやアフリカ中部での紛争に使われる兵器として使われているのではないかと…。」

ふたご2  「臭気兵器というのはあるそうですけどね。」

ふたご1  「あら。ボケつぶし。」

ふたご2  「第二次世界大戦の際、米軍は「日本人は大便のにおいを異常に嫌う。」ということで洗っても落ちない大便のにおいをつける薬を開発したそうですが。」

ふたご1  「アメリカ人は大便のにおいにも平気。そりゃ負けるな。」

ふたご2  「肉ばかり食べているからね。」





7月26日、<黒柳徹子さん>ソマリアの孤児院でサッカー 先発でフル出場。


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