ふたご1  「小室哲哉の結婚式、司会はテントさんらしいですよ。」

ふたご2  「7がそろうといいですね。」

ふたご1  「宮城県では来年から毎月第三日曜日がノーテレビデーとなるそうですよ。」

ふたご2  「ノーテレビデーですか。」

ふたご1  「その火には宮城県中の人々がテレビを求めてさまようわけですよ。」

ふたご2  「いや、テレビが無くなってしまうわけじゃないですから。」

ふたご1  「テレビを見ないようにする日ということなんですね。」

ふたご2  「そうですよ。」

ふたご1  「これは一つ注意しておく必要がありますね。」

ふたご2  「なんでしょう。」

ふたご1  「宮城県内に潜伏している謎の武装勢力のみなさーん!毎月第三日曜日は放送局を占拠して要求を伝えようとしても無駄ですよー!」

ふたご2  「誰に注意しとるんだっ!」

ふたご1  「謎の武装勢力なので謎です。」

ふたご2  「いや、そういうことでなく。」

ふたご1  「しかしまあなぜにテレビを見ない日など作るのでしょうか。」

ふたご2  「親子の対話を増やすということだそうですよ。」

ふたご1  「それはつまり親子の対話にはテレビは邪魔だという考え方からきているわけですね。」

ふたご2  「まあそうですね。」

ふたご1  「浅い。実に浅い。」

ふたご2  「浅いですかね。」

ふたご1  「なぜそんな水よりも濃い血よりも強いテレビの影響力を利用しないですかね。」

ふたご2  「ほう。どうやって利用するんですかね。」

ふたご1  「まずですね。どこのご家庭にもあるテレビを用意します。」

ふたご2  「はいはい。」

ふたご1  「まずは塩コショウでよく下ごしらえをします。」

ふたご2  「はい?」

ふたご1  「そしてワインビネガーとみりんで味を調えてオーブンで二時間180℃で焼けば、おいしいテレビのテレビ焼きの出来上がり!」

ふたご2  「焼くなっ!」

ふたご1   「『パパ、このテレビおいしいね!』『はっはっは。どんどん食べなさい』このように、家族のだんらんもよみがえるというものです。」

ふたご2  「よみがえるのかあ。」

ふたご1  「何しろテレビには子供たちをトリコにする力がありますからね。」

ふたご2  「そんな方面には無いだろう。」

ふたご1  「そしてテレビの味のトリコになった子供たちは夜な夜なえじきとなるテレビを探してさまようわけですよ。」

ふたご2  「結局テレビかい。」

ふたご1  「古代ギリシャで行われていたオリンピックの幅跳び競技が描かれた絵の謎が解明されたそうですよ。」

ふたご2  「なんでしょう謎とは。」

ふたご1  「絵の中の競技者は両手に重しを持って跳んでいたのですね。研究の結果、重しを持って跳ぶと、飛距離が20センチ近く伸びるらしいのですよ。」

ふたご2  「ほう、そうなんですか。」

ふたご1  「ですからこれからのオリンピックでも記録が伸びるようにいろんなものを選手が持つといいですね。」

ふたご2  「そうですね。」

ふたご1  「たとえばマラソンでは物干し竿を持つと記録が伸びるかもしれませんよ。」

ふたご2  「まったく根拠がわかりませんが。」

ふたご1  「レスリングでは砲丸を持つと連戦連勝かもしれませんよ。」

ふたご2  「それは根拠がわかりますが。」

ふたご1  「競歩ではテレビをもつとよいですね。」

ふたご2  「断言すんなよ。」

ふたご1  「今頃宮城県では子供と競歩選手たちの間でテレビの争奪戦が…」

ふたご2  「テレビは正しく使えっ!」




11月15日、テレビを見るときは部屋を明るくして離れて見てね!


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