ふたご1  「プロのパン食い職人になりたいなあ。」

ふたご2  「物を作り出すのが職人です。」

ふたご1  「イエス・キリストの弟の骨箱が発見されたそうですよ。」

ふたご2  「骨箱ですか。日本で言う骨壷みたいなものですか。」

ふたご1  「その表面には「ヤコブ、ヨセフの息子、イエスの弟」と書かれていたそうです。」

ふたご2  「ほう。」

ふたご1  「もしこれが本当にキリストの弟の骨箱であれば、キリストの実在を裏付ける証拠となるわけなんですよ。」

ふたご2  「なるほどねえ。」

ふたご1  「同時に、「ゴルゴダの丘で処刑されたのはキリストの弟で、キリストは逃亡して日本に渡り、青森県で106歳で死んだ」という説が否定される結果になってしまうわけですよ。」

ふたご2  「いやまあその説はどうでもいいですが。」

ふたご1  「いわばこの箱は、キリスト教界と青森県の命運を握った箱といっても過言では無いのです!」

ふたご2  「青森県の命運はリンゴとかにかかっていると思うが。」

ふたご1  「この箱をめぐって水面下で繰り広げられる、キリスト教界と青森県の激しい暗闘!」

ふたご2  「暗闘するのか。」

ふたご1  「箱を奪おうとする青森県の秘密エージェント、陸奥五郎は骨箱を奪うために木村守男青森県知事の密命により、骨箱の展示されているカナダのロイヤル・オンタリオ博物館へ向かう。しかしその動きを察知したローマ法王ヨハネ・パウロ二世は、カトリック、プロテスタント、英国国教会、ギリシア正教会、ロシア正教会の各協会に呼びかけ、よりすぐられた骨箱の護衛隊、ホーリーガードを結成、ロイヤル・オンタリオ博物館を護衛させる。はたして陸奥五郎は骨壷を奪うことができるのか!?」

ふたご2  「…なんだそりゃ。」

ふたご1  「まあそういったことが行われていても不思議ではないという話ですよ。」

ふたご2  「不思議だろう。」

ふたご1  「最終的には六ヶ所村パワーで巨大化した陸奥五郎が骨箱を持ってキリストの国に帰って終わります。」

ふたご2  「わけがわからなさすぎだ。」

ふたご1  「ヱスビー食品が「ベトナム風生春巻味ポテトチップ」を発売するそうですよ。」

ふたご2  「…生じゃないねえ。」

ふたご1  「まあ風味ですから。でもナムプラーや米の粉やエビや香菜なんかも盛り込んで生春巻き風味を出そうと努力はしてるようです。」

ふたご2  「ベトナムに限らず、韓国やタイなどのアジア食がブームですからね。ねらいどころはいいとおもいますよ。」

ふたご1  「しかしポテトチップというのはいろんな「風味」がつきますね。」

ふたご2  「お好み焼き味とか餃子味とかステーキ味とかいろいろありますね。」

ふたご1  「そこで私も新しいポテトチップの味を考えました。」

ふたご2  「はいな。」

ふたご1   「日本人のDNAに訴えかける、ポテトチップごはん味!」

ふたご2  「…ごはん味って。」

ふたご1  「塩も味付けも無く、限りなくごはんの味に近づけました!」

ふたご2  「味が無いポテトチップなんか食うかっ!」

ふたご1  「そこはふりかけ味のポテトチップや海苔つくだに味のポテトチップをそえてですね。」

ふたご2  「そんな地味なものまで作るなっ!」

ふたご1  「北朝鮮の金剛山地域に、韓国のコンビニチェーンの手で北朝鮮初のコンビニができたそうですよ。」

ふたご2  「ちょっと前には1ドルショップができたりしましたね。」

ふたご1  「これで北朝鮮の人たちにも、おでんのロールキャベツを食べてもらえるわけですよ。」

ふたご2  「まあ韓国のコンビニにおでんがあるかどうか知りませんが。」

ふたご1  「これで北朝鮮の人もお弁当を温められて、醤油の容器が異常に熱くなって嫌な気持ちが味わえるわけですよ。」

ふたご2  「まあ韓国のコンビニに醤油が入っているかどうか知りませんが。」

ふたご1  「これで北朝鮮のヤンキーたちも夜中にたむろする場所ができたわけですよ。」

ふたご2  「まあ北朝鮮にヤンキーがいるとは思えませんが。」

ふたご1  「ここまで言いましたが、実はこれは観光客専用なので北朝鮮の人は利用できません。」

ふたご2  「なんじゃそりゃ。」

ふたご1  「北朝鮮の人々が誰でも気軽にコンビニを利用できる時が来たらいいですね、」

ふたご2  「それはそうですね。」

ふたご1  「その時のために、北朝鮮の人向けの、人道うんこ座り練習の援助再開を!」

ふたご2  「誰だ以前にそんな援助した奴は!」




11月8日、鳩山由紀夫民主党党首、「欲の虜になっているなら、解放してあげなくてはならない」と語る。


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