ふたご1 「ひとつ、ギリギリでタイミングを失ったネタがあるのでそれは来年にまた言おうと思います。」
ふたご2 「たぶん忘れると思いますよ。」
ふたご1 「アメリカ海軍が建造中の最新鋭空母の名前が「ブッシュ」となったそうですよ。」
ふたご2 「外国では軍艦とかに人の名前をつけたりしますからね。」
ふたご1 「にしても現存する人の名前を軍艦につけますかね。」
ふたご2 「まあこの場合は現大統領の父親のブッシュ元大統領ですが。」
ふたご1 「にしたって、生きてるうちに自分の名前の軍艦が沈んだりしたらいい気分はしないでしょう。」
ふたご2 「まあそうかもしれませんが。」
ふたご1 「それに逆にブッシュ元大統領が何かスキャンダルを起こしたりしたら軍艦に乗ってる側も気分が悪いですよ。」
ふたご2 「まあそうですねえ。」
ふたご1 「そんなわけでそんな問題が起こらない軍艦の名前のつけ方を思いつきました。」
ふたご2 「どうなんですか。」
ふたご1 「それはアニメや漫画の名前を軍艦につけることです!」
ふたご2 「え、ということは重巡洋艦「スーパーマン」とか駆逐艦「バットマン」みたいな?」
ふたご1 「そうです。日本もイージス艦「サザエさん」や掃海艇「クレヨンしんちゃん」などを導入してはいかがでしょうか。」
ふたご2 「いやだなあ。」
ふたご1 「今回のイージス艦派遣も、イージス艦の名前が「ドラえもん」ならみんな安心して見送ってくれるのではないでしょうか。」
ふたご2 「逆に不安もあおると思いますが。」
ふたご1 「じゃあ、イージス艦「ねじ式」で。」
ふたご2 「それはもっと不安。」
ふたご1 「もっといろいろつけたい名前はあるんですが。たとえば。」
ふたご2 「大体予想がつくからいいです。絶対に言わないでください。」
ふたご1 「じゃあ皆さんも心で思っていてくださいね。」
ふたご2 「口には出さないでね。」
ふたご1 「サントリーフラワーズが深く濃い青紫色のカーネーション、「ムーンダスト」のベルベットブルー色のを発売するそうですよ。」
ふたご2 「青いカーネーションですか。それはめずらしい。」
ふたご1 「で、この「ムーンダスト」、遺伝子操作で生まれた新種のカーネーションなんですね。基本的に自然の青い花というのは珍しいものですから。」
ふたご2 「なるほど技術も発展したものですねえ。」
ふたご1 「で、この「ムーンダスト」、花言葉が「永遠の幸福」だそうです。」
ふたご2 「はあ。」
ふたご1 「カーネーション自体の花言葉は「集団美・情熱」、赤いカーネーションの花言葉は「愛を信じる・母の愛」、ピンクのカーネーションの花言葉は「熱愛」、白いカーネーションの花言葉は「私の愛情は生きている」、縞のカーネーションは「愛の拒絶」、黄色いカーネーションの花言葉は「軽蔑」。どの遺伝子をどう操作したら「永遠の幸福」になるんでしょうかね。」
ふたご2 「いや、花言葉は遺伝子とは関係ないと思うが。」
ふたご1 「そんなことはないでしょう。花言葉だって花の一部なのですから、何らかの関係があるのに違いないです。」
ふたご2 「そうなんですかねえ。」
ふたご1 「ということは花言葉を作るために遺伝子操作されたものなどもあるはずですよ。」
ふたご2 「それはもう完全に目的を見失った遺伝子操作だねえ。」
ふたご1 「例えばフトイの花言葉は「肥大」。」
ふたご2 「そりゃ当たり前だ。」
ふたご1 「そしてカンノンチクの花言葉は「スマートな淑女。」
ふたご2 「変な花言葉。」
ふたご1 「ということはフトイとカンノンチクの遺伝子を合わせれば「太ったスマートな淑女」。」
ふたご2 「どっちやねん。」
ふたご1 「「華麗」が花言葉のダリアと「節約」のチコリの遺伝子をあわせれば「華麗なる節約」。」
ふたご2 「華麗なのか。」
ふたご1 「「努力」のヤマツツジと「友情」のネモフィラと「勝利」のグラジオラスと「眠り」のポピーと「夢」とのブバルディアと「悪に対抗して団結せよ」の赤いビジョザクラをあわせて「週刊少年ジャンプを枕にして寝ると悪に対抗して団結する夢が見られるかもしれないヨ!」に。」
ふたご2 「もう何がなにやらわかりませんが。」
ふたご1 「もうちょっと技術が発展すれば人類は花言葉で会話するようになるかもしれませんね。」
ふたご2 「そんな発展のしかたはしません。」
12月13日、クリスマスローズの花言葉は「中毒・悪評・誹謗・発狂」