ふたご1

「パパイヤ!マンゴー!ドリアン!(トロピカルの碁より)」

ふたご2 「せめて碁らしさを出したらどうかね。」

ふたご1 「今回は黒いお金の話です。」

ふたご2 「きなくさいねえ。」

ふたご1

「一件ただの真っ黒な紙。しかし薬品をかけるとドル札になる、
黒いドル札を見せ金にして150万円をだまし取った男らが逮捕
されたそうです。 」

ふたご2 「ほんとに黒いお金か。」

ふたご1 「…私は残念でなりませんよ。」

ふたご2 「何がですか。」

ふたご1 「昨日私が晩ごはんで食べた海苔も、ひょっとしたら
「黒いドル札」だったかもしれないじゃないですか! 」

ふたご2 「違うよ。」

ふたご1

「ああ気がついて薬品をかけていれば100ドルが
手に入ったものを!」

ふたご2 「まず質感がまったく違うからね。」

ふたご1 「誰か!ママレモンを早く!」

ふたご2 「ママレモンは薬品とは違う。 」

ふたご1 「でもこういった黒いドル札は本当に闇取引とかで
使われているそうですよ。 」

ふたご2 「なるほど、現金を直接見せると怪しまれることも多いからね。」

ふたご1

「まあそういうと黒いドル札の話をみんな信じるわけですよ。」

ふたご2 「嘘なんかい。」

ふたご1

「実際にはこの「黒いドル札」は大半は詐欺に使われて、
ほとんどが偽札だそうです。数年前にナイジェリアの詐欺
グループが摘発されたりもしたそうで。 」

ふたご2 「はあなるほど。実際の裏取引では使われないんですか。」

ふたご1 「最近の暗黒街はもっと巧妙になってますからね。もっとわからない
ようにやりますよ。」

ふたご2 「最近はハイテクなどを利用した金の受け渡しとかも
あるんでしょうね。」

ふたご1 「いいところに気がついたね。さすがは暗黒かぶれ。」

ふたご2 「誰が暗黒かぶれだ。そして暗黒かぶれって何だ。」

ふたご1 「現代の闇取引はまさにハイテク時代ですよ。コンピューターを
駆使した金の受け渡しが問題となっているわけですよ。 」

ふたご2 「はあ、どんな手口があるんですか。」

ふたご1 「例えばキーボードに薬品をかけるとドル札になったりとかね。」

ふたご2 「キーボードかっ!」

ふたご1 「誰か!スーパージョイを早く!」

ふたご2 「それも薬品とは違う!」

ふたご1 「 福島県矢祭町の根本良一町長が引退を表明したところ、
町民が「やめないで」と町役場に押しかけて。根本町長も
引退を撤回したそうですよ。 」

ふたご2 「最近の政治家には珍しく人気のある人だねえ。」

ふたご1 「まあ政治家は辞めろといわれるのが仕事みたいなものですから。 」

ふたご2 「まあそんな感じもするねえ。」

ふたご1 「やめないでと言われることはそれだけで特殊な
政治家であるということですよ。」

ふたご2 「まあそうですねえ。 」

ふたご1 「それは政治家の本道に反していることじゃないん
ですか。」

ふたご2

「いや、それは違うだろう。」

ふたご1 「なんとかして根本町長を本来の政治家に
戻してあげなければ! 」

ふたご2 「違うというのに!」

ふたご1

「しかし、悪政をしろとか収賄などのスキャンダルを
おこせとかいっても無理な話ですね。
それこそ政治家の本道にはずれます。 」

ふたご2 「じゃあやめろとはいわれないでしょうが。」

ふたご1 「そこで21世紀の新しい政治家のスタイルを導入するのです。
そう、21世紀の政治家に必要なものは、田中康夫長野県知事の
ように、イメージキャラクターを利用するのです! 」

ふたご2 「イメージキャラクター?」

ふたご1 「この私の考えたキャラクターをイメージキャラクターにすれば、
さしもの根本町長もやめろコールが殺到です! 」

ふたご2 「ほう、どんなキャラクターなんですか。」

ふたご1 「それがこの、「黒板を爪でひっかきクン」です!」

ふたご2 「やめんかいボケえっ!!」       

3月14日、ポストと郵便受けの混同を正す会。
 

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