加藤和彦の再婚が早かったなあとしみじみ思う「くぼ」さんの質問。
「どうして都会のひとは雪がふると大騒ぎするのですか。
雪なんてどうせ溶けるのに。あと雪は毎年降るものなのに、
どうして毎年人や車が滑ったり田んぼに落ちたりしているのでしょうか。
滑るということを学習しないのでしょうか。」
それは雪の一面です。雪にはすべったりとけたりする以外にも
さまざまな面があるのです。
雪は何もなかったかのように真っ白に埋め尽くしてしまうという言葉がありますが、
雪の要素で重要なのは白さです。 その白さに都会の人々はうかれ騒いでしまうのです。
何しろ都会では白いものは貴重です。白い米がとれるわけでも、砂糖が取れるわけでもありません。
壁などに白いところがあるとすぐ広告スペースになってしまうのです。
そのためちょっとでも白いものがあると浮かれ騒いでしまうのです。
ましてや空から降ってくるなんてことがあるとおおはしゃぎしてしまうのです。
そう、頭の中を真っ白にして…。
そんなわけで滑るということも忘れてしまうのです。
田んぼに落ちたりするのは白の後は茶にしたいというあれでしょう。
「ファイヤー」――大仁田厚――
「ベンキーマン」さんの質問。
「「アトランティス/失われた帝国」という映画は「不思議の海のナディア」というアニメにそっくりですが盗作じゃないのですか?」
私は不幸にしてそのどちらも見たことがありませんが、盗作だ盗作だといわれていますね。
盗作かどうかは製作者の精神鑑定を必要とします。偶然を否定はできないからです。
それにもう一つ大事なことは、盗まれた側が本当に盗まれた作品かどうか、
「被害者作」かどうかを調べることが必要です。
日本の刑法、刑事訴訟法では被害者のいない犯罪は存在しえないからです。
盗まれた作品には必ず犯人が残していった手がかりがあるはずです。
「不思議の海のナディア」をもう一度よくご覧になってください。
不自然な指紋やDNAやバールなどの遺留品が映っていないでしょうか?
もし映っていれば「盗作」の事件が起こったことは明らかです。
そしてその手がかりから犯人を見つけ出すのです!
「首のキズのとこから、ウナギが出てるんですよ。」――大仁田厚――