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「真っ赤チン」さんの質問 「人生ってなんなんでしょう?」 |
電気グルーヴの石野卓球とピエール瀧が
ナゴムレコード時代に組んでいたユニットです。
というありきたりの答えはともかく、
人生とは何かという質問もまたありきたりな質問ではあります。
しかしこの質問は人ある限り永遠といえるでしょう。
ですが、ここであっさりと答えをだしてしまいますと、
人生とはナンではないということです。
それさえわかれば もう十分ではないでしょうか。
それがわかったらあなたも早く、インド料理店なんかやめて!
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「終造」さんの質問 「天才になるにはどうすればなれるの」 |
天才というのは天があたえてくれた才能を持っているということです。
ですから悪魔に魂を売って才能を得たとしても、天才にはなれません。
地獄出身の悪魔からあたえられたなら地才、
魔界出身の悪魔からあたえられたなら魔才です。
ですから、天才になるには正規の手続きを踏んで
天から才能をあたえてもらわねばなりません。
そのへんはあなたのお住まいの各自治体の担当部署に連絡し、
天への手続きの仕方を聞いてください。
履歴書を用意しておくことを言われる場合が多いと思いますが、
その場合は市販の物で結構ですが、用紙の角を丸くしておいてください。
天界の人間が手を切らないように心配りをしておくことも天才には必要です。
注意しておくことは、自分で努力して才能を磨くなどということを
してはいけません。それは自才です。
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「 リョウ」さんの質問 「なんで台風には目があるんですか?」 |
もう、ずいぶんと昔、昔の話になりますが。
赤間ヶ関阿弥陀寺(現在の赤間神宮)に台風がやってきた際、
台風は海の上にたくさんの人が立っているのに気づきました。
「あれ、おかしいな。こんなに低気圧なのに、どうして人が海の上に立っているのだ?」
おかしいと思った台風は持ち前の暴風で持ち上げた阿弥陀寺の住職様に
そのことを聞きました。
「あれは、平家の怨霊で、平家が滅亡に至った原因はそもそも源氏の源義経が
四国の屋島に暴風雨を押して攻めて来た事によるものだ、もしあの時の暴風雨が
台風くらいに強ければ、源氏の兵は残らず難破して、平家は勝つことができたのだと
考える平家のごく一部の怨霊が、台風をあの世に持っていって、あの世の源平合戦に
勝とうとしているのだ。このままではお前さんはあの世に連れて行かれてしまうぞ。 」
これを聞いた台風は大変驚きました。
「それは困ります。和尚様、なんとかしてください。」
和尚様は台風の全身に般若心経を書くことにより、平家から台風を守ろうとしました。
しかし何しろ台風は大型で並の勢力だったため、和尚様は目に般若心経を書いたところで
疲れて眠ってしまいました。
翌朝、目を覚ました和尚様は、台風の目だけが残っている姿を見たのです。
そんなわけで台風には目しかないのです。