――Quick USOYA 2000.06.13――――――――――――――――――――――― 今週の内容......... 1. しーもす君と小猫さん 2. 更新情報 3. 悠久の個人ページ 4. しーもす君と小猫さん 1. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― 小 猫:見るがいい!世界を侵略しつつあるショージキアン軍団へ、大打撃を 与える最終兵器が、これだあああ! しーもす:おお!ゴー・ナガイ的ロボットお披露目・第1話シチュエーションで すね!小猫博士! 小 猫:その名も! しーもす:はいな、その名も! 小 猫:関節ごと合体ロボ・ウソツキャー64! しーもす:博士、ネーミングセンス、悪いですね。 小 猫:嘘屋近代科学研究所の英知の結晶をバカにするでないぞ。しーもすく ん、勇気あるキミを、チーフパイロットに任命しよう。 しーもす:おお!ありがとうございます。じゃ、合体の時に「がったあああい!」 とか「ちぇえええんじ!」とか大声でおたけぶ権利を、与えられるん ですね! 小 猫:そのとおりじゃ!それ以外にチーフパイロットの華などどこにある? しーもす:うれしいです、博士!早速、代々木アニメーション学院名古屋校・声 優学科に願書を出してきます! 小 猫:....あ、いや....キミに、ホントに運転してもらうんよ....。 しーもす:ええ!ボク、普免しか、持ってないッスよ。ブルとかユンボとか、動 かしたことないんだけどなあ....。 小 猫:現場作業重機じゃないんじゃぞ、ウソツキャー64は。くどいようじゃ が、世界侵略するショージキアン軍団へ大打撃を与える最終兵器ロボ なんじゃ。 しーもす:このショボいジャンボマックスみたいなのが、ですかあ? 小 猫:意外と見てくれより歳喰ってるな、しーもすくん。 しーもす:いいえ!断じて高校生です!こういう巨大ロボットは研究開発者に縁 故関係がある18歳未満しか操縦できないって、日本合体ロボ振興会の 自主規定で定められてるんですよ! 小 猫:ふうむ。ワシは世事に疎い研究者なんでな。そのへんはツッコめない んじゃよ、すまぬ。よし!早速、操縦訓練に入るぞ、しーもすくん! しーもす:はい!博士! 2. 更新情報 ―――――――――――――――――――――――――――――― やゆよ記念財団( http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso ) 新作1本です。 3. 悠久の個人ページ ―――――――――――――――――――――――――― 「最も長く更新されていない個人ページって、どこだろう?」 ふと、そんなことを考えた。激しい競争のためか、検索エンジンのスピードア ップは著しく、当日の更新内容が検索できるところもある。一方、そんなニーズ は滅多にないから当たり前だが、古いサイトの検索は意外と難しい。タイムスタ ンプが古くても、実際の内容が新しいというサイトも多い。それでもいろんな検 索方法を試しているうちに、少なくとも1996年前半から更新されていない個人の サイトが、現在でも閲覧できるということがわかった。 ● http://unix.temple.edu/~kumichan/ 米国に留学していた女性が開いたページ。冒頭に「重要なおしらせ! このペー ジは、5月31日でなくなります★」との記述あり。日記の内容から判断して、96 年5月31日を指していると思われる。「kumichan」嬢は帰国・結婚し、日本で別 のページを開いているのだが、「くぴぴるーむへようこそ!」という既婚女性と してはやや恥ずかしいタイトルのページが現存することを知っているのだろうか? 私なら、少なくともタイトルは変更する。なお、「なんとな〜く、くぴぴ日記」 は、95年8月というWeb黎明期において、女性の個人ページの文体がすでに確立し ていたことを示す重要な史料である。テンプル大学には永久保存を求めたい。 ● http://www.sm.rim.or.jp/~kbon/index.html 「くぴぴるーむ」がインターネットで最先端を行く米国に置かれているのに対 し、このサイトは純国産。特筆すべきは、 >作成日: 1996/ 4/29 >更新日: 1996/ 6/ 2 と、ページが「生きていた」のが1カ月強しかないのに、その後まったく更新 されずに4年以上、公開されて続けているということだ。わずか1カ月の間に、現 在では定番となった感さえある「Profile ・・・暇な人は見て下さい」の記述が 盛り込まれていることが、作者が当時、時代の最先端を歩んでいたことを証明し ている。最終更新時に「ボールの選び方や投げ方等についても」書くという予告 がなされているので、想像を絶する魔球を引っさげた作者の復活に期待したい。 ● http://ac3.aimcom.co.jp/~thoth/ 「なんとなく、勢いでページを作」ったのが1996年2月6日。「アップデートも ままならない」とこぼしているのが同じ年の3月9日。数々の「Under Const- ruction」ページを残したまま、その後4年以上にわたって更新が行われていない。 気になるのは、なかなか更新できない理由として発熱を挙げていること。長期間 にわたりWebページを未更新のまま放置するのは構わないのだが、最終更新で体 調の悪さに言及するのは、いかがなものか。 やゆよ http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso 4. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― しーもす:博士、これが合体前のウソツキャー64ですね?ずいぶん、細かく別れ るんですねえ。 小 猫:うむ。64台のマシンが合体し、1つの巨大スーパーロボット・関節ご と合体ロボ・ウソツキャー64となるんじゃ。 しーもす:ということは、ボクのほかにも63人のパイロットを引き連れて戦うん ですね?わあ、統率に頭悩ます中間管理職の気分だなあ。 小 猫:イヤに老けたコメントじゃな、しーもすくん。ホントに高校生かね? しーもす:チーフパイロットであるボクは、トーゼン、この、ウソツキャー64の 額部分になるマシンに、乗り込めるんですよね? 小 猫:いや、キミにはもっと重要パーツとなるマシンの操縦をお願いする。 しーもす:どこですか? 小 猫:左下腹部じゃ。 しーもす:なんか、地味だなあ。 小 猫:バカモン!下腹部なくして二足歩行稼動は、ありえんのじゃぞ!骨格 生理をもっと勉強したまえ! しーもす:一般人にそんな教養、縁ないですよ。おでこの方がいいなあ....。 小 猫:これが、左下腹部となるマシンじゃ!どどおおおん! しーもす:どどおん....って、これ、建築現場で土砂運ぶ手押しの一輪車じゃ、 ないですか....。 小 猫:ふ、ふ、ふ。タダの一輪車に見えることで、敵の眼をカモフラージュ しておるのじゃよ。 しーもす:....はあ....。あ、横に「渥美組」って書いてあったのをわざわざ消 して、「関節ごと合体ロボ・ウソツキャー64 23号機」って書いてあ りますよ。これ、ホントにタダでもらってきたんじゃ、ないんですか あ? 小 猫:それ、書いたの、ワシじゃ。 しーもす:汚い字だなあ。 小 猫:研究者たるもの、悪筆でなければならぬ。 しーもす:白ペンキつたった跡、そのまま乾いてますよ。レタリングぐらいして くださいよ。 小 猫:反対側にも、書いておいたぞ。 しーもす:あ!「機号32 46ーャキツソウ」になってる!ダセえ。 小 猫:キミは正義ヒーローロボのチーフパイロットになる気があるのかね? しーもす:なります、なります、なりますよ。なればいいんでしょ? 小 猫:後味の悪い発言じゃな....ま、いきなり、高度な操縦技術を要求しと るからな、混乱するのもしかたあるまいて。よおし!出撃準備にはい りたまえ! しーもす:あ、は、はい!....じゃなくて、ラジャー! 小 猫:ふむ。やっと、合体ロボの雰囲気を掴みはじめてくれたな、その調子 じゃよ、しーもすくん。 しーもす:発進準備完了です!博士!次の指示を! 小 猫:台座にチョコンと正座してどうするんじゃね.....土嚢かね、キミは。 それでは一歩も進まんではないか。押・す・ん・じゃよ! しーもす:あー、お茶がうまい。ずずずずず。 小 猫:やかましい!早く降りて、手押し体勢をとりたまえ! しーもす:.....とりました....って、これを押しながら、「ちぇえええんじ!」 とか大声出さなきゃいけないんですかあ?恥ずかしいなあ。 小 猫:走りながら叫ぶと、街中での注目度はすさまじいものがあるのう。ギ ターかきならすオザキ好きやナガブチ・マニアよりは目立つこと、請 け合いじゃな、わはははは。 しーもす:ひと事だと思ってえ....ええっと、合体するには、どうしたらいいん ですか? 小 猫:左グリップを内側に、ひねってみたまえ。 しーもす:あ、はい....こうですか?ちぇええええんじいいいい! (ガチャコン、ガチャコン、ガチャン、ガチャン、プスプス) しーもす:おお!すげえ!ちゃんと、さっきのジャンボマックスになるじゃん! 小 猫:あー、あー、聞こえるかねええ?しーもすくん! しーもす:あ、博士、そんなに小さくなっちゃって。アリスのクッキーでも、喰 ったんスかああ?"eat me" "me do!"....イトミミズー!....なあん てな、うぷぷ。 小 猫:何、言っとるんじゃあ?聞こえんぞうお!左グリップを外側に回した まえ!元のパーツマシンに戻るぞうお! しーもす:あ、は、はい!ラジャーです! (ガチャコン、ガチャコン、ガチャン、ガチャン、プシュウ) しーもす:いやあ、すごい合体ぶりじゃあ、ないですか!博士! 小 猫:な、な、そうじゃろ、そうじゃろ?この64台のマシンを世界中に分散 配備しておけば、世界のどこにショージキアン軍団が現れても、すぐ に迎撃できるんじゃ! しーもす:....世界中....ですか? 小 猫:そうじゃよ、世界中じゃ。嘘屋ネットワークを甘く見るでないぞ! しーもす:あ、いや、そーじゃなくてですね....。ボクは、この一輪車押して、 世界中の戦闘現場に急行するんですか? 小 猫:.....あ。 しーもす:「あ」じゃないってば....。 小 猫:最近は早期予約なら航空チケットも割安になっとるがなあ....移動経 費、高くつきそうじゃのう。 しーもす:間にあうんですかあ、そんなんで。ツアーパックに一輪車持って同行 するのも、やだしなあ。 小 猫:うーむ、今後の課題じゃな。 しーもす:そ、そうかなあ....。 つづく。次回第2話「第2のパイロット登場!とばっちりはお前だ!」にご期待 ください!....つづける気か、ホントに?勘弁してよ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― このメルマガは、Quick USOYA加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。 編集・発行:やゆよ tf2m-nsd@asahi-net.or.jp 嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 登録と解除 http://village.infoweb.ne.jp/ ̄fwic2299/osirase/q_usoya.html Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。 このメルマガは『まぐまぐ』を利用しています。 http://www.mag2.com/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― |