――Quick USOYA 2000.10.25―――――――――――――――――――――――

今週の内容.........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報
3. しーもす君と小猫さん
4. 非尋常伝説
5. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすでーす
小猫    :小猫でーす
しーもす:いやあ、秋ですねえ。
小猫    :そうですなあ。
しーもす:秋深し
小猫    :人口3万5千人、主要な産業は行者ニンニク
しーもす:何の話だよ
小猫    :あれ?カフカス共和国のアキフカ市の話じゃないの?
しーもす:ねえだろ、そんな街。まあ『秋深し、隣は何をする人ぞ』
          と言ってね。
小猫    :ああ、いるねえ。ナニをする人。
しーもす:ヤな言い方だなオイ。
小猫    :カタカナにしただけだろ?ほら、カタカナにするとちょっと
          カッコいいじゃん。舶来みたいで。
しーもす:舶来なあ。
小猫    :あのダッさい森首相だってモリシュショーとか書けばまるで
          フランスの文豪みたいだぞ。
しーもす:ハワイのポン引きに呼ばれてるみたいな気もするな。
小猫    :長嶋監督なんて、カタカナで書くとメガシマだしな。
しーもす:強そうだけどちょっと違うぞ。
小猫    :でもこないだ本人そう書いてたぞ。
しーもす:・・・・ギャグになってなさそうなとこが怖いな。
小猫    :王監督なんてカタカナで書くとキングだしな。
しーもす:それは英訳だろう。
小猫    :じゃあケーニッヒ
しーもす:ドイツ語ならいいってもんじゃねえだろう。
小猫    :じゃあイチジュウイチ
しーもす:漢字をバラすなよ。
小猫    :ーナーじゃどうだ
しーもす:発音できねえだろうよ!いいかげんにしろよ

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

今週、特筆すべき更新情報はありませんが、南極では今日も少しずつ氷山の溶解
が進み、サハラ砂漠は少しずつ面積を拡大し、やゆよ記念財団も少しずつ新ネタ
を掲載しています→ http://www.asahi-net.or.jp/~tf2m-nsd/i-mode/

3. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:秋といえば、スポーツ、味覚、芸術と色々あるね。
小猫    :水沢とか竹城とかクレーマーとかね。
しーもす:前二つはともかく最後のネタは危険だぞ。そう言いながら
          君はどんな秋を過ごしてるんだい?
小猫    :僕は読書の秋だよ。
しーもす:へえ。何の本を読んでるんだい?
小猫    :川端康成とかだな。
しーもす:ほお、意外と高尚だね。で、どんな作品?
小猫    :川端康成の『徹底攻略 ドラゴンクエストVII』
しーもす:そんな本あるかよ!
小猫    :『国境の長いトンネルを抜けると、スライムがあらわれた』
しーもす:おいおい
小猫    :夏目漱石作『徹底攻略 ドラゴンクエストVII』。
         『智に働けば角が立つ。情に棹せば、スライムがあらわれた』
しーもす:待てよ。
小猫    :他にも色々読んでるぞ
         『生きるべきか、死すべきか。スライムがあらわれた』
         『ワトソン君、簡単なことだよ。スライムがあらわれた』
         『絶望は、死に至るスライムがあらわれた』
         『金がないのは、首がないのとスライムがあらわれた』
         『光あれ。スライムがあらわれた』
しーもす:だんだんヤバい方向に行きそうだからそのへんでやめておけ。
          他には何もやってないのかい?
小猫    :そうだなあ。スポーツってことでジョギングを始めたな。
しーもす:へえ、そりゃあいいねえ。
小猫    :毎朝、公園を30分くらいかけて走ると
しーもす:ふんふん。
小猫    :こう、木漏れ日がキラキラ輝いて、さわやかな風と共に
しーもす:いいねえ。
小猫    :スライムがあらわれた
しーもす:どこでジョギングしてるんだよ!
小猫    :他にも芸術で、フルトヴェングラー指揮。ベートーヴェンの
         『スライムがあらわれた』
しーもす:もういいよ!

4.  非尋常伝説 ――――――――――――――――――――――――――――

第六回 壮大とチンケと
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壇つな@Dの嘘  http://d-uso.com/
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超能力には壮大とチンケが同居する。

そのことを教えてくれる最適のテキストがこの「超能力野郎 清田益章の本当本」
(扶桑社)である。

日本が誇る最高の超能力者、清田益章。彼の名を知らぬ人はいまい。
その彼が自らの生い立ち、超能力、未来への展望を語り、各界の著名人の
清田益章への応援のメッセージを集めたのがこの本である。

この本を読むと、あまりの景気の良さに呼んでいるこちらまで嬉しくなってきて
しまう。
例えば、こんな記述がある。

   「このあいだ目白の駅前で50メートルくらいテレポートしてみた。」

テレポート…漫画の中でくらいでしかお目にかかれない超能力。
これが実現できるだけで脅威だ。これをあっさりと日常のように語っているとこ
ろに凄みを感じる。

彼にとってテレポートは特別な能力ではなく、生理的なものだそうで、
北千住の実家から沖縄、ハワイ。そして一度だけだが「火星」にもテレポートし
たという。

言うまでも無く火星は遠い。NASAが数億ドルもの天文学的な予算を火星探索に
費やし、ようやく無人探査機を送り込むことに成功している。それを気まぐれの
超能力でやってしまうのだから、恐れ入る。彼がほんの気まぐれで火星の土一く
れを持ってきてさえくれれば、人類の火星研究は30年は進歩したであろう。
2005年予定、数十億ドルを要するであろうサーズ・サイベイヤー2005サンプルリ
ターン計画もゴミ箱行きである。

壮大だ。壮大である。しかし、彼がテレポートを最もよく使ったのはこんなとき
だという。

   「中学時代、遅刻ギリギリのところでひんぱんに使った」

チンケだ。チンケである。
せめて人命救助とかもうちょっとましなことに使えなかったのだろうか。

                   (次回は11月28日号に掲載予定です)

5. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:というわけで、深まる秋と共にそろそろお時間となりました。
小猫    :風も冷たくなって来ましたが、皆様どうか体に気をつけてくださいね。
しーもす:冬将軍の到来も間近ですな。
小猫    :総人口約5000人、ワイン造りで有名。
しーもす:なんだそりゃ
小猫    :フランス・プロヴァンス地方の北に位置するフユショー郡の話じゃ……
しーもす:だからねえよ、そんなところ。もうやっとれんわ!
二人    :それではまた来週〜〜。

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