――Quick USOYA 2001.03.27――――――――――――――――――――――― 今週の内容........ 1. しーもす君と小猫さん 2. 更新情報(しーもす書店/Dの嘘/やゆよ記念財団) 3. 義眼 in 京都 4. しーもす君と小猫さん 1. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― しーもす:しーもすでーす 小 猫:小猫でーす しーもす:いやあすっかり春だねえ。 小 猫:いやまったく、早いですねえ。 しーもす:こうやってうららかな春が過ぎると 小 猫:マゲドンがやってきて世界が滅ぶんですよね。 しーもす:違うよ!滅ぼすなよ! 小 猫:だって世界滅亡は男の浪漫だよ。 しーもす:そんなわきゃないだろう。まったく縁起でもない。これから新しい生 活を始めようとしてる人たちだっているのに。 小 猫:首を長くして待っている。 しーもす:そうそう。 小 猫:首が伸びたら、これがほんとの新ニュー生 しーもす:つまんないこといってるんじゃないよ!君だって新入学とかあったん だろう? 小 猫:もちろんありましたよ。私だって小学校に入るときゃわくわくしまし たよ。 しーもす:でしょう? 小 猫:1年生になったらねえ、 しーもす:ふんふん 小 猫:強敵だち100人とか欲しいなあって。 しーもす:ちょっとまて、字が違うぞ! 小 猫:強敵と書いて(とも)とルビを振るのは日本の常識ですよ。 しーもす:違うよ! 小 猫:いやあ、沖縄唐手の流れをくむ破邪点睛拳の使い手、魚屋のミヨちゃ んとの壮絶なバトルが懐かしいなあ。 しーもす:ずいぶんヤなミヨちゃんだぞそれ。 小 猫:他にも薬屋のタロウ君のトンファ捌きも・・・。 しーもす:もういいよ! 2. 更新情報 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■しーもす書店 http://www.kasugai.com/cmos/cmos.cgi ただいま5万人突破&「大嘘新聞」出版便乗大セール中。 近年まれに見る一斉更新は、まさに春の椿事。 森三部作も完成、時事ネタが旬なうちにしーもす書店に急げ! ■【Dの嘘】 http://d-uso.com/ キリ番記念お題をこなすべく、 短文で虚偽速報をちょろちょろと書いています。 面白いかどうかですが…えーっと… 箸が転がってもおかしい人にはおかしいかもしれません。 ■やゆよ記念財団 http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/ テキストだけなのにトップページは74KBありますが、ミミズアシナシトカゲの ページに100KBの画像があったって誰も文句は言いませんから、私のページだ って許されていいはずです。 3. 義眼in京都 ――――――――――――――――――――――――――――― =特別編 大嘘新聞のできるまで= −ペロくん、きょうは「新潮社」っていうところに行ってみよう。今見えるのが、 地下の通称『応接室』って言われているところだよ。 −わあ、たんちゃん、あそこで泣きながらワープロ打ってるのは誰? −あれは「ぎがん」おじさんだよ。 −それで、その横の立派なソファで寝っころがって、楽しそうにお酒飲んでるの は誰? −あれは、編集者のYさんだ。あ、ぎがんおじさんが、Yさんに土下座して何か 懇願しているね。 −あ、Yおじさんが立ち上がって、ぎがんおじさんを足蹴にしているね。ムチも って鬼のような形相で「早く書きやがれゴルァ!」って言ってるよ。 −わあ、ホントだあ。楽しそうだね。 −これは何をしているの? −Yおじさんがね、ぎがんおじさんに電話をかけて、「本をだしたらモルジブの リゾートでおねいちゃんはべらせほうだい。だから、どうよ?」って言ったか らなんだ。 −ぎがんおじさんって調子に乗りやすいんだね。 −そう、編集者っておしごとは、そんな人をおだててヤル気にさせたり、調子に 乗ったらシメたりして、原稿を取ってくる仕事なんだ。 −へえ、じゃあ、ぎがんおじさんは今シメられているんだ。 −そう、新ネタ作るって言ったのに、全然できないから、Yおじさんの堪忍袋の 緒が切れたんだね。 −ビスマルクの鉄血政策みたいだね。あ、それでもなんとか出来たみたいだ。半 死状態で突っ伏してるぎがんおじさんを置き去りにして、原稿持ったYおじさ んが「会議室」ってところに入っていくよ。 −みんなで話し合って本の題名を決めているんだ。 −へえ、たくさん候補があるんだ。でも「ハリー・ポッターと賢者の右」とか 「テーズはどこへ消えた?」とか「プラトニック・セックヌ」とか、ベストセ ラーの尻馬にのる便乗商法を狙っているね。 −うん、そうしたら皆間違えて買ってくれるかも知れないからね。でも、そんな ことをすると訴えられちゃうから、結局「大嘘新聞」になったみたいだね。 −うん、これも光デパートさんのサイト人気にあやかってるけどね。 −あ、泣きわめくぎがんおじさんの首根っこを捕まえて、Yおじさんが川に行く よ。 −ぎがんおじさん、川の中に入って箱みたいなものを揺らしてる。Yおじさんは 川辺の小屋のソファで、また楽しそうにお酒飲んでるね。これは何? −本っていうのはね、紙からできているんだ。だから、まず本にする紙をすいて いるんだよ。 −へえ、大嘘新聞って家内制手工業で作ってるんだね。 −そう、ほら、紙が出来上がったあとの作業を見てごらん。 −あ、みんなで新聞を切ってる! −今回は新聞切り抜き記事レイアウトなんだ。だかららんぶらさんっていうデザ イナーのおじさんを中心に、新聞を切り抜いては貼り付けて本にするんだよ。 −一文字ずつ切り抜いてるからタイヘンだね。 −そう、記事内容はオリジナルだから、そうしないと作れないんだ。そんな作業 を見張って、サボってるおじさんをシメるのもYおじさんの仕事なんだ。ほら、 またぎがんおじさんがシメられているよ。 −「編集者」ってタイヘンなおしごとなんだね。 −光デパートさん、やゆよさん、佐野祭さんも大嘘新聞を一緒に作っている仲間 なんだけど、面白いコトを書く人には、アメをあげるのも編集者のおしごとな んだね。Yおじさんもアメリカに行ったり、台湾に行ったり、大忙しなんだ。 せめてぎがんおじさんをシメるくらいやらないと、精神衛生上よくないってわ けさ。 −へえ、Yおじさん、がんばっておしごとしてるんだね。本が売れるといいね。 −この大嘘新聞は、今週の金曜日、3月30日に全国有名書店で発売するんだ。 定価1000円(税別)さ。 −でも、ぎがんおじさん、まだ新聞一文字ずつ切り抜いて貼ってるよ。こんな遅 々とした作業で間に合うのか心配だなあ。 −ははは、大丈夫だよ。ほら、Yおじさんがムチを振るう手にちょっと力を加え れば、ぎがんおじさんの作業スピードがアップするからね。ほら、ぎがんおじ さんの悲鳴が聞こえるよ。 −あ、本当だ。おじさんたちが一生懸命働いているのを見るのはとても楽しいね。 *『大嘘新聞』、新潮社より今週金曜日(30日)発売!! 4. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― しーもす:しかし春といえばいいことばかりじゃないですね。 小 猫:そうそう。やっかいですよねえ。金粉ショー しーもす:花粉症だよ! 小 猫:こないだも、家まで踊りに来られて しーもす:来ねえよ。でも、私なんかはないからいいんだけど患ってる方は大変 ですよねえ。 小 猫:みたいですね。息ができなくて苦しいらしいですね。 しーもす:そうそう。 小 猫:金粉って皮膚呼吸ができなくなるんですよね。 しーもす:金粉ショーから離れろよ!君もいつ花粉症になるかわからないんだぞ。 小 猫:そんなことないよ。八幡様のお札も持ってるし。 しーもす:八幡様は関係ないと思うぞ。花粉症って体内に蓄積された花粉が一定 になると出るらしい。 小 猫:蓄積されるんだ。花粉って。 しーもす:そうそう。知らないうちにね。 小 猫:志村けんなんか『だっふん』が蓄積されてるのかな しーもす:違うってば。だいたいなんだよ!『だっふん』って。 小 猫:あ、そういえば春の病気でもっと怖いのがあるんだ。 しーもす:何だい? 小 猫:それにかかると口が回らななくなって、舌を噛んでしまう怖い病気だ よ。 しーもす:へえ、何て病気? 小 猫:新春シャンソン症 しーもす:ウソつきなさい。だいたいなんだよ新春サンソン・・・ぐはっ! 小 猫:だから言っただろう。舌噛むって。 小 猫:ということで、今週の日曜はエイプリルフールですね。 しーもす:上記の通り、『大嘘新聞』は新潮社からそのあたり発売です。 小 猫:というのは実は嘘で、ほんとは『パントロモノ島の土俗信仰における 白いオオアリクイの役割』です。 しーもす:ということで、4月1日、『パントロモノ島の土俗信仰における白い オオアリクイの役割』、みんなで買ってくださいね。 二人 :ではまた来週〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― このメルマガは、Quick USOYA加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。 嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 編集・発行:やゆよ tf2m-nsd@asahi-net.or.jp 登録と解除 http://village.infoweb.ne.jp/~fwic2299/osirase/q_usoya.html Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。 このメルマガは『まぐまぐ』を利用しています。 http://www.mag2.com/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― |