――Quick USOYA 2001.06.26―――――――――――――――――――――――
今週の内容........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報(Dの嘘/しーもす書店)
3. しーもす君と小猫さん
4. 老後の愉しみ by やゆよ
5. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「しーもすでーす」
小猫  「小猫でーす」
しーもす「いや、6月も終わりですねえ。」
小猫  「来週最終回ですね。」
しーもす「違うよ!」
小猫  「どうなるんでしょうね。梅雨対ジオングとのバトルは。」
しーもす「だからねえってば。しかし、今年ももう半分過ぎましたねえ。」
小猫  「やっぱり最後は錆びが出てジオングの負けかな。」
しーもす「話を切り替えろよ!しかし今年の前半も騒がしかったですねえ。」
小猫  「ほんと色々ありましたねえ。核戦争とか。」
しーもす「ねえよ。なに物騒なこと言ってるんだよ。やはり今年の前半は
    政局が大きく動きましたね。」
小猫  「国会も大騒ぎでしたね。」
しーもす「いや本当に霞ヶ関が激動でしたねえ。」
小猫  「何せ足が生えて埼玉方面に進撃しましたからねえ。」
しーもす「マクロスじゃねえんだから。やはり小泉さんでしょう。今年は。」
小猫  「人気あるねえ。」
しーもす「ありますねえ。」
小猫  「何てったってアイドルですから。」
しーもす「小泉が違うよ。」
小猫  「答弁の時『文学・歴史の10」』とか言いますしね。」
しーもす「小泉博のクイズ・グランプリなんて40過ぎた人間しかわかん
    ねえネタ出すんじゃねえよ。」
小猫  「やはり人気の秘密は、身近なところでしょうかね。」
しーもす「そうそう。メルマガとか出したりしてね。」
小猫  「学校行くと、下駄箱の中に入ってたりしますね。」
しーもす「なんだよそりゃ。」
小猫  「中を開くと『好きです。つきあってください』」
しーもす「そりゃ恋文だろう。いいかげんにしなさい。更新情報行くぞ。」

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

■【Dの嘘】 http://d-uso.com/ 

皆様のおかげで、本日、【Dの嘘】は設立3周年を迎えました。
日ごろのご愛顧に感謝して、新企画の一つでも
スタートさせたい気持ちはあったのですが、
それはそれとして、気持ちだけでとっておくことにして、
とりあえずネタ人気投票などを開催してみることにしました。
結果は今後の更新に反映していきますのでどうぞよろしく。

今週も虚偽速報更新中。ラインナップは以下のとおり。
【社会】コンビニ強盗=貴族を装い現金を奪う
【社会】米国で過激化するヒザカックン=専門家が警告 
【科学】大気中のイオン濃度上昇で外相が自腹
【社会】「小泉メルマガ出せ」と高校生脅す

皆様のご来場をお待ちしているような気配が感じられます。

■しーもす書店 http://www.kasugai.com/cmos/   
 
表示プログラムと掲示板をPHPに移植し、
レスポンスの爽やかさがUP!(当社比)
ご祝儀相場がパタリと止まったイーエスブックス店も、
「チーズ」関連コーナーが充実!

不況に喘ぐオフィス、税金ネットサーファー、
SOHOとは名ばかりの自宅待機の皆様、
アクセスを心よりお待ちしております。

※PHPはPHP研究所とは関係ありません。

3. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「政治といえば、もうすぐ選挙だねえ」
小猫  「ありますねえ。」
しーもす「参議院議員選挙。今年は面白そうだねえ。」
小猫  「しかし私は、あえて参議院のあり方について申し上げたい。」
しーもす「ふむふむ。」
小猫  「そもそも、参議院とはいかがなものか。」
しーもす「どうして?」
小猫  「私は言いたい。壱議院と弐議院はどこに行ったのか、と。」
しーもす「最初からねえよ!」
小猫  「参議院の次はえどうなるのか。やはり沢山議院になるのか。」
しーもす「昔の南方の人じゃねえだろう!
小猫  「いいよね。沢山議院。定数が2億人くらいで。」
しーもす「日本の人口より多いだろそれ!」
小猫  「そこはそれ、幽霊議員がいっぱい。」
しーもす「幽霊党員はあるけど議員はまずいだろう。」
小猫  「いやあ、議員ひとりの背後に3人くらいいるから」
しーもす「本物かい!」
小猫  「いいぞ。歳費かからなくて」
しーもす「そういう問題かいっ」
小猫  「でも、もう現役でいるじゃない、幽霊議員。」
しーもす「どこにいるんだよ」
小猫  「ほら、あの塩・・・」
しーもす「縁起でもない事言ってるんじゃねえってば!もう。」

4. 老後の愉しみ ――――――――――――――――――――――――――――

              やゆよ http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/
 何年か前のパソコン通信のログやメールを見ていると、私がパソコンを使って
やっていることが、ほとんど変わっていないことに気がつく。仲間の顔ぶれがほ
ぼ一定しているからなのか、新しいものに挑戦することを嫌うジジイのような私
の性格が災いしているのか知らないが、どうもこの先何十年も、同じことを続け
ていそうな予感がする。

 たとえば、50年は生きる自信がないから40年後、75歳の私はまだホームページ
の更新をしつづけているだろうか? 目が見えて指があって電話代を払える状況
なら、たぶんそうしているのではないかと思う。ホームページ作成は、外に出か
ける必要がなく、いったんパソコンを買えばお金がかかるわけでもなく、のどに
詰まらせて死ぬ恐れもほとんどないシルバー世代に最適の趣味。しかも、40年後
にはホームページなんて誰も見向きもしない時代遅れの趣味になっているから、
私はまるで詩吟をたしなむいまの老人のように、ごく自然にホームページを楽し
むことができるはずだ。

 さて、ではこの2001年にホームページを楽しんでいる老人がいるかというと、
意外とたくさんいる。考えてみれば当たり前の話で、老人は社会に対して何か発
信したいと考えて常にうずうずしている。加えて、老人は1000文字や2000文字で
は書ききれないほどの人生経験を積んでいる。「ホームページを開いてみたが、
何を書いたらいいのかわからない」というありがちな問題を、老人は過去数十年
の間に解決しているのである。

 具体例をいくつかご紹介すると、まず

 http://www3.justnet.ne.jp/~toshiaki-toyosaki/index.html (80歳男性)

 には、人生の歩み、現在の事業活動などが記されている。老人ページにはかな
りの確率で、番号付き「私の健康法」が含まれているのだが、この人の場合には
80年も生きてきたくせに「その2 短い人生目立ちたがり屋で行こう」。こうい
う欲の強いおじいさんは、誰の親戚にも一人くらいいて、だいたい長生きする。

 目立ちたがり屋といえば、「写真お送りいただければ胸像をお作りします」と
いう広告をよく週刊誌で見る。駅前に置かなければ誰も見てくれない銅像よりも、
ホームページのほうが老人の欲求を満たせるはず。ネット業者はEコマースなん
て実体のないものは諦めて、シルバー需要開拓に取り組むべきではないか。

 http://www.remus.dti.ne.jp/~m-masako/berannda1.htm (62歳女性)

 いまの世の中、62歳の人を「老人」と呼んだら怒られるかもしれない。このペ
ージの内容は料理の作り方、日々感じたことなどありふれたものなのだが、私は
この人の文章のセンスが好きだ。いかにもカルチャー教室に通っていますという
文章ではなく、ホームページを開くことになったのでなんとなく書いてみたら面
白かったという感じ。インターネットには才能を発掘するという効能もある。
「近所に捨てられるごみを毎週デジカメに撮って変化をみたい」というあたり、
60代女性は観察型ホームページの運営に適した特性を備えているのではないかと
いう気がしてくる。

 http://homepage2.nifty.com/Hikaru7-43/ (95歳男性)

 私が今回探したなかでは、これが最高齢。内容は「介護認定『要支援』の暮ら
し」。そういう状態の人がパソコンでホームページを書いてアップロードすると
は思えないけれど、一人称で自分の生活ぶりを紹介しているので、一応最高齢と
いうことにしておこう。

 老人の家族の手で作成されたと思われるページは、かなりの量に達する。第2
次世界大戦での従軍経験をもつ人の中には、十数年前にワープロが普及したころ、
当時の思い出を文章にして残している人が多いが、その一部が息子などの手でイ
ンターネットで公開されている。もしホームページの普及があと10年早かったら、
戦争について「みてきたんか」「おまえこそ」といった空虚な論争がネットで繰
り広げられることもなかったろうに。

 実は、老人のホームページに興味を持ったのは、これが初めてではない。たし
か今から5年ほど前、私のような一般人にもホームページという名詞が知られる
ようになったころに、ヤフーで老人の作成したサイトを検索した記憶がある。私
の記憶が確かなら、そのときすでに存在したのが、

http://www.calley.co.jp/takashima/yaeji/ (84歳男性)

 この人、80代でホームページを作っていることが注目されてラジオ番組にも出
演したらしい。変わらぬご活躍ぶり、なによりである。が、気になるのは、5年
前にたしかに存在した、「70代でパソコンの使い方、ホームページの開き方を学
び、有料でホームページ作成を請け負っているおばあさん」のホームページが見
あたらないことだ。当時は、このがめつさが健康の秘訣なのだろうと感心したも
のだが、今となっては、おばあさんがネットバブルの崩壊後、他の趣味と収入源
をみつけて元気で生きていることを祈るしかない。

5. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「というわけで、今週もお時間となりました。」
小猫  「いやほんとに、明日の日本を変える選挙になってほしいものです。」
しーもす「いいこと言うねえ。」
小猫  「変わるってやぱり足が生えるのかな。」
しーもす「いいかげんにしなさい。」
二人  「ではまた来週〜。」

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