――Quick USOYA 2001.10.02―――――――――――――――――――――――
今週の内容........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報(しーもす書店/Dの嘘/やゆよ記念財団)
3. しーもす君と小猫さん
4. 錦之介通信 by 光デパート
5. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「しーもすでーす」
小猫  「小猫でーす」
しーもす「・・・」
小猫  「何だよ。人のことジロジロ見て」
しーもす「いや、ジロジロ見てるつもりはないんだけど」
小猫  「じゃあ、タロタロ見てるなよ」
しーもす「犬じゃないんだから。いや、君ちょっと太ったなあ、と思ってね」
小猫  「人をサブロサブロ見ておいて言うことはそれか」
しーもす「犬から離れろよ。でも君ほんとに太ったね」
小猫  「そうか。どうり体が重いと思った」
しーもす「だろ?」
小猫  「いやこないだ朝起きたらブラジルでさ」
しーもす「こら!」
小猫  「いや、あんまり重いんで地球を突き抜けちゃったらしいんだけどね」
しーもす「んなわきゃねえだろ!でも、あんまり太るのはよくないよ」
小猫  「うーん。チョコレートの食いすぎかなあ」
しーもす「チョコレート?またなんで」
小猫  「いや、このごろオマケ付きのお菓子にハマっちゃってさ」
しーもす「ああ、あるねえ。日本の動物とかペットとかね」
小猫  「そうそう。これの新しいシリーズがちょっとすごいんだ」
しーもす「へえ、チョコエッグか。割ると中にオマケがあるんだよね。
      ・・・紙だね。トレカ・・じゃなくて何か書いてあるね
       『どくいりきけん、たべたらしぬで』・・・っておい!」
小猫  「あ、それシークレットだ」
しーもす「シークレット、って」
小猫  「知らないの?『世界の脅迫状 第二弾』だよ」
しーもす「知るか!」
小猫  「ほら、外務大臣が首相に宛てた脅迫状『更迭したら残り全ての外交
      日程を父さんのモノマネでこなします』って書いてあるよ」
しーもす「そんなわけねえだろう!」 

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

■しーもす書店 http://www.kasugai.com/cmos/
久々に書籍と雑誌を更新した満足感に浸っています。

イーエスブックス店では10月も救援キャンペーン中。
http://www.esbooks.co.jp/myshop/cmosbooks

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■【Dの嘘】 http://d-uso.com/ 

先週、gooで「胸の大きさ」で検索してやってきた方が
異常に多かった【Dの嘘】の更新情報です。

今週の虚偽速報はより地味さを増し、こんな感じでした。
【国際】アフガンで反米デモ、精米機に放火
【国際】米英軍機、イラクの施設を空爆

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■【みなさまの暮らしを見下すやゆよ記念財団】も1本追加しました。
 http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/

3. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「しかしオマケ付きお菓子も色々あるんだねえ」
小猫  「うん。妖怪とかアニメキャラとかね」
しーもす「・・ってこりゃなんだい?」
小猫  「ああ、世界の靴下シリーズだ。女子高生のルーソーとかOLのパンス
      トとかあってマニアに人気なんだ」
しーもす「・・・あんまり食品に同梱されて欲しくないオマケだなあ」
小猫  「ちなみにチョコはこれ」
しーもす「足の形してるのか」
小猫  「チョコレッグ」
しーもす「なんだそりゃ。そんなんばっかりかよ」
小猫  「これはチョコピッグっていって、『世界の豚肉料理』が封入されてる
      んだけど」
しーもす「・・・豚の生姜焼きにチョコがコートされてるようにしか見えんぞ」
小猫  「串カツもあるぞ」
しーもす「何か聞いただけで胸やけが」
小猫  「シークレットはポークシチュー」
しーもす「うそつけ!」
小猫  「アラブへの輸出も考えてるらしい」
しーもす「そういうネタはやめんか」
小猫  「こっちはどう?」
しーもす「これは?」
小猫  「世界の卵の黄身コレクション。双子とか腐ったのとか」
しーもす「それはただの卵じゃないのか」
小猫  「エッグエッグといって」
しーもす「いい加減にしなさい」

4. 錦之介通信 ―――――――――――――――――――――――――――――

第38回 万博再考の巻 その2
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光デパート@大嘘百貨店
http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0050/index.htm
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さて、個人WEBに、「ばかけんちく探偵団」がある。
http://www.st.rim.or.jp/~flui/bk/baka_home.html
建築家の創造性は、往々にして街中にあっては困るものという、皆心の底で思っ
ていても口に出せないことを、明快に切り出し人気となったWEBだ。

万博のパビリオンも、冷静に見てみれば「街中にあっては困る」建築の集大成。
(ちなみに、日本有数の建築家によって設計されたパビリオンの群は、日本建築
界の集大成であった
http://www.kagurazaka.co.jp/kachimo/expo/shiryo/kenchiku.html
だが当時、それを「ばかけんちく」と揶揄するものはいなかった。
なぜならそこに、太陽の塔があったからである。

太陽の塔はひたすらバカな塔だ。
間延びしたオバQの、お腹に背中に顔がついている。てっぺんの顔は金色のニワ
トリだ。
この巨大な塔が国家行事の象徴であり、入場者を正面から見据えるというのだか
らたまらない。

これはもう、ただのバカではない。
「ベラボーなバカ」だ。
冗談ではなく、作者の岡本太郎自身が、太陽の塔のテーマは「ベラボーである」
と語っているのである。

バカはある臨界点をこえると、妙な説得力をもってくる。
岡本太郎は、「芸術とは、“何だこりゃ!”である」という名言を残している。
ある閾値をこえたバカは、人を驚嘆せしむる。
それは“何だこりゃ!”であり、“ベラボーなバカ”とも言い換えることもでき
るだろう。

太陽の塔は、真の意味で芸術であった。
この塔に打ちのめされた入場者の目には、パビリオンというばかけんちくの集団
すら、不思議と受け入れやすい何かに映ったことだろう。
太陽の塔が張り巡らすベラボーなバカフィールドが千里が丘を包み、大阪万博は
センス・オブ・ワンダーの空間となったのだ。

さて、万博が終わって30年、おねえさんとバカはどこにいるのか?
インターネットにはおねえさんが沢山いる。ベラボーなバカがある。
90年代半ば、EXPO70はインターネットに復活していたのだ。
それは、終わらない大阪万国博覧会なのである。

(編集係から:錦之介通信は今回で終了です。長い間、ご愛読いただきありがと
うございました。光デパートさんの新連載は現在準備中です。ご期待ください。)

5. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす「というわけで今週もお時間となりました。しかし、こういうのって
      やっぱりコレクション性が魅力なのかねえ」
小猫  「それとギャンブル性もあるよね」
しーもす「開けてみるまで何が出るかわかんないとこね」
小猫  「お菓子だけに『甘味のみぞ知る』ってとこかな」
しーもす「やっとれんわ!」
二人  「ではまた来週〜」

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