――Quick USOYA 2002.06.18―――――――――――――――――――――――
今週の内容........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報 (週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
3. マンハッタンに島流し by 光デパート
4. トークライブVol.3のお知らせ
5. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすでーす
 小 猫:小猫でーす。
しーもす:今日もQ嘘を始めま〜す。
 小 猫:さてさて、ついにやってまいりました、嘘競演&トークライブ。
しーもす:・・・・・またその話題ぃ〜?先週も先々週もその話題だったじゃん。
 小 猫:いいじゃん、盛り上がってくれれば俺はそれでいいのさ。
しーもす:そんなこと言って、実はネタを考えるのが面倒くさいとか、ネタが尽
     きてタイムリーな話題に食いついてその場を凌ごうとか考えてません
     か?
 小 猫:ギウギク!   ええと・・・今年もやってまいりました、蛍の季節
     です。
しーもす:・・・・・またその話題ぃ〜?去年もトークライブと蛍だったじゃん。
   (この辺の詳細は2001年6月5日のバックナンバーを参照してください)
 小 猫:いやいや、そうは言ってもやはり蛍こそ男のロマン!
しーもす:男のロマンとはちょっと違うだろ。
 小 猫:いやいや、あのぼんやりとした光の瞬きが男の生き様を表現して・・
しーもす:してないしてない。蛍の光りを注視していたら眠くなりますもん。
 小 猫:私のギャグを聞いていると眠くなるってよく言われますけどね。
しーもす:あぁ、なるほど納得。ガッテンガッテン。  ドン!ドン!(机を叩
     く音)
 小 猫:んなことで納得せんで下さい。
     んじゃ、若干変更。 名物饅頭こそ男のロマン!!
しーもす:なんでいきなり名物饅頭やねん。
 小 猫:それはね、去年、蛍饅頭を見つけきれなかったのがすごく心残りで、、
しーもす:あぁ、そう言えばかろうじて蛍すしを見つけて帰ってきたんでしたっ
     け。
 小 猫:今度こそ見つけますよ。蛍饅頭。
しーもす:私の得た情報によりますと、ヤマザキデイリーストアで売っていると
     か。
 小 猫:なんでヤマザキデイリーストアで売っとるんですか。普通は土産屋で
     しょう。
しーもす:んなこと俺が知るかい!外戸本にそう書いてあったんじゃい!
 小 猫:ああぁ、、男のロマンが音を立てて崩れていく、、、
しーもす:え〜今週のQ嘘は嘘でもネタでもないドキュメンタリーでお送りして
     います。
 小 猫:ううぅ、、こうなったら仕方ない。やはり蛍は男と女のラブロマンで
     しょう!!
しーもす:おぉ、それなら素直に納得いきます。ガッテンガッテン バン!バン!
 小 猫:夜の闇に身を沈め、愛を語り合う二人、、、
しーもす:いいなぁ、憧れちゃいますね、そのシチュエーション。
 小 猫:さぁ、しーもす君。僕らも二人で愛を語らいに行こうじゃないか。
しーもす:え?そ、それって何? そんな、突然、、 ドキドキ、、

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

ワールドカップ決勝トーナメント進出の際
東尋坊に飛び込む熱狂的なサポーターを見ました。
応援歌のマドンナ達のララバイをみんなで歌いましょう。

そんな今週の更新情報です。
今週の特集は
「ひよすちゃんえにっき」
絵と日記は食いあわせがわるい。
さらにいえば
アンブレラまんが果糖水的生活114とよんこまさん、
ふたご対談もあったりします。

【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.interq.or.jp/ski/sakana/

3. マンハッタンに島流し ――――――――――――――――――――――――
第7回 街のゴキブリ 光デパート@大嘘百貨店 
http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0050/index.htm
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NYへ向かう機内で、映画「メッセンジャー」を見た。ホイチョイプロの作品らし
く、娯楽の文法をきっちりと押さえた楽しい作品だった。
主人公は大企業をリストラされたOL。仕方なくメッセンジャー(自転車による書
類配達業)に身をやつすが、やがてメッセンジャーという仕事の魅力を見出して
いくという物語だ。
映画の中で、外国では自転車によるメッセンジャーが普通なのに、東京ではバイ
ク便が主流なのだ、という台詞が出てくる。
ニュアンスとしては、だから東京でもメッセンジャーが普及しても当然、という
ことなのだが、なぜ東京ではバイク便なのかその理由は語られない。

ニューヨークにはバイク便が存在しない。映画にある通りメッセンジャーが主流
だ。だがその理由は、映画では触れられていない意外な点にある。

理由1 マンハッタンは東京に比較するとむちゃくちゃ狭い
一度訪れた方ならおわかりだろうが、マンハッタンはとても狭い。観光客が訪れ
るセントラルパークから下の面積は、東京でいうと港区ぐらいの広さしかない
メッセンジャーが活躍するビジネス街となると、さらに狭くなる。だからこそ、
自転車で十分なのだ。
東京の広さを考えると、やはりバイクでないと苦しいかと思う。

理由2 盗難
メッセンジャーは書類の受け渡し時に、短時間だが自転車を路上に放置しなけれ
ばならない。
この際、前輪をはずし、後輪と束ねてチェーンキーでくくる。このキーはニュー
ヨーク仕様と呼ばれるえらいごっつい特製キーだ。
これをやらないと、すぐ盗まれるのである。ここまでやっても、サドルなどのパ
ーツは盗まれるのだ。(前輪をはずして束ねるのは、前輪を盗まれないように)
自転車泥棒を目撃したことがある。目撃というか、人々が行き交う大通りで白昼
堂々盗んでいるので目に付いてしまうのだ。
犯人は巨大な切断機で鮮やかにチェーンキーをぶった切り、あっというまに持ち
去っていった。
こういった泥棒さんのおかげで、ニューヨークでは東京にあるような放置自転車
に悩まされることはない。
メッセンジャーも大変である。ただ、バイクよりは自転車のほうが、安い分盗ま
れにくいし、盗まれたとしても被害額が少ないのである。

理由3 地下鉄
そう、奴らメッセンジャーは人の迷惑省みず、自転車を地下鉄に持ち込むのだ。
これは別に違法ではないらしく、駅員も客もとくに文句は言わない。しかし当然
ながら、邪魔なことこの上ない。

理由4 信号を守らない
マンハッタンで信号をわたっているときに、信号無視のメッセンジャーが突っ込
んできた経験を持つ人は多い。
手前らどけえ!と奇声をあげながら、やつらは突っ込んでくる。
バイクでこれをやればもちろん即ブタ箱行きだが、なぜかポリスはメッセンジャ
ーに甘いのである

以上のような理由から、マンハッタンでは当然バイク便よりメッセンジャーなの
だ。
そして既にお気づきであろうが、ニューヨーカーにとってメッセンジャーは街の
ゴキブリ、鼻つまみものである。
放置自転車はまだいいとして、地下鉄でスペースを塞ぐ、傲慢に信号無視をして
歩行者に危ない思いをさせる。
企業には便利かもしれないが、メッセンジャーなど使わない一般人には迷惑な存
在でしかないのだ。

しかし、そんなメッセンジャーにも同情の余地はある。
運転の荒いタクシーの海を通り抜けるのは命がけだ(日本のように歩道を走行す
ることは許されない)。おまけに、道路はボコボコでいつ転倒し車に轢かれるか
わからない。
こんな命がけで仕事をする彼らが、企業社会にとって不可欠であることも、厳然
たる事実なのである。
でもな、信号ぐらい守れよクソメッセンジャー! 

4. トークライブVol.3のお知らせ―――――――――――――――――――――

「嘘屋ライブvol.3!覆面議長のオールナイトニッポソ!」
3回目の今回は、募集した投稿嘘作品の中から厳選したものを紹介したり朗読し
たりするラジオ形式のライブです。あなたの投稿作品が会場で読まれるかも!? 
【出演】覆面議長、けろぱ(パーソナリティ)、嘘屋小猫、他
【チャージ】\1000(飲食別) 
【日時】6月23日(日) 開場18:30/開演19:30
【場所】東京新宿・ロフトプラスワン 地図はここ↓
http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/plusonemap_goway.html

5. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:ほら、見て見て!ホタルがこぉ〜んなにいっぱい!!
 小 猫:そうだね、だけど僕の錐体視細胞には君の方が美しく映るよ。
しーもす:え?やだ、そんなぁ、 もう、馬鹿ねぇ、バチン!
     (小猫平手打ち食らう)
 小 猫:僕がこんなに眩暈(めまい)を感じるのは君が美しすぎるからなのか、
     あるいは君の平手打ちがぼくの頭部を急速に且つ水平に回旋させたた
     め、三半規管にある内リンパの運動がゼラチン頂を圧迫し、有毛細胞
     を曲げて電気化学的興奮を発生させ、その電気化学的興奮を下位脳幹
     にある前庭神経核へ伝えたため発生した眼球振盪の為なのか、、、
しーもす:あらやだ、痛かった?手が当たったのは確かこの辺りだったかしら?
 小 猫:あぁ、君が触れた僕の頬に有る感覚性ニューロンは脊髄に伝える電気
     化学的なインパルスを発生し、第2第3次ニューロンを経て視床皮質
     路を経て大脳皮質へと届いたよ。 そして僕の側頭葉辺縁系からは君
     への愛情が発生したのを感じたよ。
しーもす:もう、調子良いことばっかり言って、そんなこと信じてあげない。
 小 猫:嘘じゃないさ、ほら、僕の胸を触ってごらん。心筋の収縮をコントロ
     ールする洞房結節が早鐘のように僕の心臓を動かしているじゃぁない
     か。
しーもす:あ、小猫さんの胸に触っちゃった。 ドキドキ
メカ小猫:ロボカ〜〜〜ップ!
     さぁ、迎えに来たよしーもすさん。今日は僕と一緒にロボカップを見
     に行く約束だったね。
 小 猫:なにぃ?そんなことは私の側頭葉非辺遠系には記録されていないぞ。
しーもす:ごめんなさい、、小猫さん、、、じつはそのぉ、、、
メカ小猫:ん?誰だい?この小汚い男は。私の許婚に手を出すんじゃないよ。
 小 猫:むむ、貴様見覚え有るぞ。大腿四頭筋のようにでかくて力の有る村一
     番の成金のメカ小猫じゃないか。
しーもす:ごめんなさいね小猫さん。私もういかなくっちゃ。
メカ小猫:ふふん、君みたいな下級市民は腹大動脈が前脛動脈となりやがて毛細
     血管になっていくように、先細りの人生を歩むことになるのさ。
     それじゃ失敬!
 小 猫:くっそう、、たとえ毛細血管になろうともいずれ大伏在静脈となり、
     上大静脈となって貴様を見返してやる!!だとえ奇静脈となったとし
     てもな!

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