――Quick USOYA 2002.08.13――――――――――――――――――――――― 今週の内容......... 1. しーもす君と小猫さん 2. 更新情報（週刊WEBマガジンSAKANAFISH/Ｄの嘘/やゆよ記念財団） 3. 尼崎の片隅で by kubo 4. しーもす君と小猫さん 1. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― しーもす：しーもすでーす。 小猫 ：責任者出てこい！ しーもす：お、今週はいきなり怒ってますね。 小猫 ：相次ぐ企業不祥事に怒っているんですよ。 しーもす：どことなく社会派のＱ嘘です。 小猫 ：なんといってもけしからんのは日本ハム。 しーもす：Ｑ嘘執筆陣に日ハム社員がいないという前提で言いますが、まったく その通り。 小猫 ：記者会見を開いた社長や副社長も、歯切れの悪い説明に終始しました。 しーもす：疑惑が残りましたね。 小猫 ：ここまでばれちゃったんだから、自分のせいだと認めて土下座すれば いいのに。 しーもす：そうでもしないと消費者は許してくれません。 小猫 ：日本ハム社長よ。このメルマガを読んでいるのなら、正直に懺悔しな さい。「お弁当に入っているタコ、あれはウインナーでした」と。 しーもす：えー！ あれ、ホンモノのタコさんじゃなかったのぉ……っておい。 小猫 ：同じ海の生き物のスケトウダラの練り身が入っているのならともかく、 豚肉100％って極めて悪質です。 しーもす：あれはお弁当を作ってくれるお母さんの責任でしょ？ 小猫 ：えっ、そうなの？ じゃあ引き分けです。お母さんに日本ハムを糾弾 する権利なし。 しーもす：そんなこと言っちゃ、かわいそうですよお母さんが。 小猫 ：あとけしからんのがＵＳＪ。 しーもす：火薬大サービス問題ですね。 小猫 ：規定を大幅に上回る、直径４メートルの線香花火で観客を喜ばせたと いう…。 しーもす：それ、ものずごくパワフルな風情ですよ。 小猫 ：あと、噴水やアトラクションで飲用水を使っていたそうです。そうと 知っていたら池の水がぶ飲みしてやったのに。ワンワン。 しーもす：逆でしょう？ いや、そういうこともやっていたかも。 小猫 ：もっと許せないのが旭化成。 しーもす：え？ 旭化成の不祥事なんてありましたか？ 小猫 ：サランラップの表をサランラップの裏と偽って出荷していたという、 あの信じられない事件ですよ。 しーもす：ありますかね？ サランラップに表と裏。 小猫 ：どっちが宗猛で、どっちが宗茂かという問題で２時間以上にわたりテ レビの前で頭を悩ませていた世代の私としては、どうにも気になりま す。 しーもす：考えすぎでしょう。 2. 更新情報 ―――――――――――――――――――――――――――――― ■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】 http://www.interq.or.jp/ski/sakana/ まー。 そんな今週の更新情報です。 今週の特集は 「20世紀のまんがまんが」です。 「Hellsing」「模倣犯」 「SLAM DUNK」「光る風」 「ジョジョの奇妙な冒険」 「ＴＨＥ ＭＯＭＯＴＡＲＯＨ」 の六本です。 だんだんつらくなってきたのではないかという お話もありますが、つらいのははじめからです。 さらにいえば スーパーオルガナイザーリョウコMisson31 「冷たい頬」とよんこまさん、 ふたご対談もあったりします。 ―――――――――――――――――――――――――――― ■【Ｄの嘘】 http://d-uso.com/ たまりたまった記念お題をこなしたり、唐突なネタを書いたり。 【芸能】マイケル・ジャクソンさん、自宅に１００円ショップを建設 【経済】国際通貨基金、対日経済審査報告を公表 ―――――――――――――――――――――――――――― ■やゆよ記念財団 http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/ Ｎ→１→２→３→４→３→２→Ｎ→１→２→３→２→３→４→Ｎ→１→２→３→ ４→３→４→Ｎ→１→４（エンスト）→Ｎ→１→２→３→４→Ｎ。今週はいつも のＡＴ車ではなくＭＴ車を運転したのでネタを考える余裕がなく、２本です。 ▼takahashiウイルスの被害広がる ▼バファリンに新タイプを追加 3. 尼崎の片隅で ―――――――――――――――――――――――――――― 第２回 「阿波踊り」 kubo http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Kaigan/4383/ 夏祭りが全国各地でひらかれる時期になりました。 最近は各地で「YOSAKOI」を踊るのが流行だったり、日本の祭りも地域性や伝統 より、文化祭的な盛り上がりを楽しむものになってきている印象があります。 そんな中で徳島の「阿波踊り」は、その伝統を保ちながらも各地に普及してい った夏祭りであり、盆踊りの一つではないかと、私は思っています。 阿波踊りの開催期間は、徳島の街中どこに行っても笛と鳴り物が聞こえ、何と もいえないわくわくする熱気がただよっています。 四国の徳島県というのは、知り合いや親戚でもいなければ、特に関東以北の人に とってはなじみの薄い地域かもしれません。 以前、パソコン通信をやっていたときのチャットで、四国地方の話題が出たこと がありましたが、そこで「四国には香川県のうどん以外に何があるのだ」ときか れた事がありました。「形が似ているからオーストラリアと四国を交換しても わからないのでは」などと言われたこともあります。 しかし、徳島県を侮ってはいけません。大塚製薬という大企業も発祥の地は徳島 県ですし、最近はWordにシェアを押されぎみとはいえあの「一太郎」を作った 「ジャストシステム」は徳島県が生んだ企業です。「新・電子立国」などで鴻上 尚史似の社長が一太郎を開発するまでの苦労話を語っていたのが記憶にある方も 多いでしょう。「ATOK」の語源は、「阿波の徳島」であるという説が存在する のもそのためです。 しかし、私が徳島県についていちばんすごいと思った事は、徳島県人はみんな、 条件反射のように笛や太鼓の音に身体が動き、阿波踊りを踊る事ができるという ことでした。少なくとも私の知り合いの徳島県人はそうです。また、普段は平凡 な勤め人でも、阿波踊りとなると三味線、笛、鼓、鐘などの鳴り物をさらりと演 奏できる人々の存在が、これといった祭りのない地域で育った私にとっては憧れ ですらあります。 徳島の地に生まれ育つと、小学校の運動会では必ず阿波踊りを踊り、基礎を身体 にたたき込んだ後、踊りを極めたい人間は何らかの「連」に所属して笛や鳴り物 の素養も身につけ、いつしか一人前の阿波踊り人に成長していく・・。私は徳島 県人に勝手にそういうイメージを描いています。 そして、就職や進学で徳島を出た人はその先で阿波踊りを広め、転勤や進学で徳 島に来た人は地元の人が阿波踊りを教えるという積極的な姿勢が、阿波踊りがそ の伝統を守りながらも、参加型のお祭りとして全国に知名度を広げたのではない かと推測します。 先日、神戸から四国を結ぶ高速バス乗り場で、「あなたも阿波踊りを習いにいき ませんか」という看板をみかけました。神戸−徳島間が高速バス２時間足らずに なったとはいえ、本州から四国にカルチャーセンターの様に気軽に習いに行く人 がいるのか疑問ですが、ついに生涯学習の分野に進出しだした阿波踊りが、衛星 放送などの活用により、放送大学の科目に加わる日も近いのではないでしょうか。 （阿波踊りがよくわかるサイトhttp://www.jrt.co.jp/awadance/odo-son.htm) 4. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――― 小猫 ：ミーーーーーーー。 しーもす：発声練習ですか。 小猫 ：単なるあくびの音です。 しーもす：ファーというのがよりナチュラルではないでしょうか。 小猫 ：実はですね、流星群を朝方まで見ていたのですよ。 しーもす：なにか願い事しましたか？ 小猫 ：ええ、まずは「頼むから私に当たりませんように」。 しーもす：地球に向かって突進して来ますからね、って、当たるかなぁ？ 小猫 ：次に「当たるなら相手が任意保険にも入っていますように」 しーもす：任意って、自賠責だってないでしょう。流れ星には。 小猫 ：「ぶつかるなら、兄貴がうまく示談をまとめてくれますように」 しーもす：あなたは宇宙の当たり屋ですか。流れ星も前方に注意しないとだめで すね。 小猫 ：まともな願い事もしましたよ。 しーもす：よかったら教えてください。 小猫 ：「あっ、流れ星。えーとえーと、120歳まで生きられますように。そ れから、収入が10億くらいまで増えますように。あと、世界一の美女 とめぐりあえますように。美女の得意料理がシーフードカレーであり ますように。懸賞でフェラーリが当たりますように。えーと、あとな んかあったかな。日本の景気もちょっと良くなるとうれしいな」 しーもす：流れ星への願い事としては長すぎるような気がしますが。 小猫 ：ええ、流れ星としては長く浮いているし、ジグザグに飛んでいるし、 へんだなと思いました。 しーもす：それ、ＵＦＯじゃないですか？ 小猫 ：そうなんですよ。中から降りてきた色白で目がでっかい宇宙人に「う ーむ、最後のだけはちょっと無理ですなぁ」と言われました。 しーもす：やめさせてもらいます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― このメルマガは、Ｑ嘘加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。 登録と解除 http://village.infoweb.ne.jp/~fwic2299/osirase/q_usoya.html 過去の号：http://village.infoweb.ne.jp/~fwic2299/osirase/backnumber.html 嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 発行：やゆよ q_usoya@yahoo.co.jp Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。 このメルマガは『まぐまぐ』を利用しています。 http://www.mag2.com/ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― |