――Quick USOYA 2002.08.20―――――――――――――――――――――――
今週の内容.........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH/Dの嘘/やゆよ記念財団)
3. 義眼 in 京都
4. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

小  猫:いやー、夏真っ盛りだね。
しーもす:夏といえば、やっぱり、丸くて大きなアレだね。
小  猫:うん。海や川原なんかででぱーんとね。
しーもす:あの破裂する瞬間がたまんないね。
小  猫:棒を両手に握って、エイヤー、とね。
しーもす:まあ、棒みたいな形したアレも多いね。
小  猫:凄く大きいやつが割れると、なんか嬉しくならない?
しーもす:お腹に響くよね。
小  猫:うん、食べ過ぎると、次の日大変だよね。
しーもす:え?小猫は、アレを食べちゃうの?
小  猫:しーもすは食べないの?利尿効果があって、むくみに良いんだよ。
しーもす:確かにアレ、中身は利尿効果ありそうだけど、僕は食べたくないな。
小  猫:ところで、アレも最近、季節感なくなってきたね。
しーもす:うん、大きなスーパーなんかだと、一年中売ってるもんね。
小  猫:ハウスものがあるからね。
しーもす:ハウスものは知らないけど、中国からの輸入物は昔から多いね。
小  猫:アレに限らず、野菜とかも中国産は増えたね。
しーもす:中国なんかではお正月にもアレ使うから、一年中作ってるのはわかる
     んだけど。
小  猫:そうなの?中国ではお正月に食べるんだ。
しーもす:いや、いくら何でも食べるといわれる中国の人も、アレは食べないと
     思うぞ。

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.interq.or.jp/ski/sakana/

今たいへん急いでこの文を書いています。
急いでいます。時間がないのです。
でもこうして文字になればすべてはいい思い出。

そんな今週の更新情報です。
今回はプチ更新なので
「物販部設立準備委員会」の告知が行われます。
でも
野外救急医療まんが果糖水的生活120とよんこまさんが
あったりします。

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■【Dの嘘】
http://d-uso.com/
発作的に新コーナーなどを作ってみました。
「読書の日々」

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■やゆよ記念財団
http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/
電車の床に座るのも、深夜のコンビニ前で車のエンジンを止めないのも、お茶漬
けに氷を入れて食べるという心ない行為には到底かなわないのではないかと感じ
つつ、1本更新しました。

▽陸生化を車輪で促進

http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/ 写真部もご覧下さい

3. 義眼in京都 ―――――――――――――――――――――――――――――

【日常茶飯事としての心霊現象】
http://member.nifty.ne.jp/~gun-q/uso/ 義眼

 連日の猛暑。このところ出張続きで東京と京都を頻繁に往復するのだが、両都
市で気温が同じでも、体感温度は京都の方が高いことが多い。湿度が高い上に盆
地なので、空気が動かないのだ。

  で、こんな暑い時期に盛り上がるのが、『幽霊話』である。

 千二百年の歴史を持ち、数々の戦乱の舞台となった京都。そこでの幽霊話は枚
挙に暇がない…はずなのだが、ネット上で『京都心霊スポット』などを調べてみ
ると、そんなに数は多くない。いや、あるにはあるのだが、京都なんだからもっ
と多くたっていいはずなのに、拍子抜けするくらいに少ない気がした。人が思う
ほどには京都には心霊スポットは無いのだろうか。

 ところが。

 どうも霊感のある京都人に聞くと、「心霊スポットでないところが無い」らし
い。霊なんぞ日常茶飯事で見かけるので、わざわざ「心霊スポット」など探すの
は意味がないという。

 先日、その霊感のある友人が、私の家に遊びにきた。その晩、彼は泊まってい
ったのだが、その夜、奇妙なことが起きた。

 夜中、床についた彼は疲れていたらしく、ガァガァと鼾を鳴らしており、近く
に寝ていた私はちょっと寝付けなかった。しばらく経ち、私も少しうとうとした
時だった。

 ふと気付くと、彼の鼾はおさまり、しずかな寝息をたてていた。と、思ったの
だが、変だ。寝息さえ聞こえない!息が止まってる!

 そう思って私は慌てて起き上がって、彼を見た。その瞬間、彼はふーっとため
息をつき、またすやすやと眠り始めた。

 翌朝、彼から妙なことを聞いた。「ココ、たぶん霊の通り道だよ。オレ昨日、
連れていかれそうになった」という。

 彼によると、寝ている最中に突然、誰か胸倉をつかまれて、ものすごい力で天
井付近まで引き上げられたという。目を開けると、目の前に天井の模様が大写し
で見えたらしい。だが、その後すぐに、つかまれていた胸倉がパッと離され、布
団の上にどん、と落っこちてきのだと彼は言った。そして尋ねると、その時間帯
は、私が彼の息が止まっていたのに気付いた時と同じだった。

 他にも彼は、うちの台所に立っていた時、背後に人が通る音がしたり(もちろ
ん私ではない)、天井の隅に黒い影が動くのを見たりしている。ちなみに、私の
家の周りには数件の寺がある。

 幸いなことに、私はほとんど霊感がないため、家で不思議な現象に遭ったこと
はない。また、その彼によると、我が家は「単なる霊の通り道」なので、特に問
題は無いようだ。ただ一応、盛り塩は欠かしていない。

 先日、行きつけの飲み屋さんに、その彼を連れて行ったら、彼は指差しながら
「あそことあそこにいるけど、別に問題ないよ」と指摘していた。マスターに聞
くと、「いる」ことは結構いろいろな人に指摘されているという。目立たないよ
うに盛り塩をしているそうだ。

 霊障をもたらすようなものは珍しいものの、この古都には、そうではない「普
通の霊」がうようよしているらしい。私の知っている所だけでも、そんな「普通
の霊のいる場所」は四、五箇所ある。この都市の住人は、霊と「共生」している
のだ。

  そういえば、お盆のころ、夜になると空気が生暖かいのに少しひんやり感じた
のは、気のせいだったのだろうか。

4. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:ところで、小猫はアレの競技会があるって知ってる?
小  猫:へぇ、どんなの?
しーもす:アレの形とか、美しさを競うんだよ。
     秋田県の大曲市っていうところの競技会は、某童謡姉妹さんも
     毎年楽しみにしているんだって。
小  猫:へー。あの童謡姉妹さんも見に来るんだ。
しーもす:市の人口が、一日だけ15倍に膨れ上がるんだって。
小  猫:おいおい、たかがアレのためにそんなに人が来るわけないじゃん。
しーもす:甘い!大曲の競技会は、他のとは全然質が違うんだ!
小  猫:いくら夏の風物詩だからって大げさな。
しーもす:そんなことはないよ。まず、完全な球であること。これが第一条件。
小  猫:へぇ。
しーもす:で、星の粒が完全に揃っていること。
小  猫:星って...種のこと?
しーもす:種ともいうのかな...とにかく、星の色が一つでも違うと、減点。
小  猫:種が綺麗に並んで、しかも全部真っ黒でないといけないわけだ。
しーもす:で、星の一つ一つが綺麗に並んで、粒が揃っていたら高得点。
小  猫:そうか、種が綺麗に並んでいたら、いっぺんにスプーンですくい取れ
     るもんね。
しーもす:あのさあ。何かさっきから話が食い違ってない?
小  猫:そうかなあ?
しーもす:じゃあきくけど、小猫はアレ、いつもどこで買う?
小  猫:うーん、市民市場とか公設市場かな。安くて新鮮な品があるよ。
しーもす:でも、公設市場には、火薬は売ってないでしょ。
小  猫:そんなことないよ。かやくごはんの具は、全部手に入るよ。
しーもす:あのね、僕が言ってるアレは、最大直径120センチのもあって、
     どーんと空に打ち上げるやつなんだけど。
小  猫:空には打ち上げないでしょう。花火じゃあるまいし。
しーもす:僕が話してたアレはその花火なんだよ。は・な・び!
小  猫:え、スイカじゃなかったの?

※ まめちしき

童謡姉妹:
ちなみに、毎年8月の末頃、秋田では必ず姉妹の童謡コンサートが開催される。
これは、姉妹が大曲の花火大会を見るためだという。

直径120センチ:
新潟県の片貝というところに、4尺玉を多数打ち上げる花火大会がある。
ただ、4尺玉は打ち上げが非常に難しく、しばしば上空に上がらずに地上で
破裂してしまうらしい。
打ち上げ合図に緊急サイレンが鳴り響き、その直後に、打ち上げに失敗した
花火が地上で暴発する様子は、初めて見る者にとってはショッキングな
光景だが、地元民は慣れていて全く平気だという。

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