――Quick USOYA 2002.09.03―――――――――――――――――――――――
今週の内容........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報 (週刊WEBマガジンSAKANAFISH/しーもす書店/やゆよ記念財団)
3. 幸せな空の旅 by やゆよ
4. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす:さあ、今週から9月です。
小猫:えぇ〜〜! もう9月なんですかぁ〜〜
しー:もう2002年も3分の2が終わってしまいました。
小猫:この間お盆が終わったと思ったら、もう9月なんですねぇ。
しー:当たり前だろ! お盆は先月なんだから!
小猫:どおりで、麦わら帽子や田圃の蛙が消えるわけだわぁ
しー:それは「夏休み」だろうが!
小猫:かあさん、僕の姉さん先生、どこに行ってしまったんでせうね・・
しー:なんだよそれは?
小猫:ええ、梅田から吉祥寺へ行く道で、渓谷に落ちていったあの姉さん先生・
   ・・・
しー:お前、なんかごちゃ混ぜにしてるだろう!
小猫:今の若い奴らには、判らねぇだろうなぁ〜〜
しー:若くなくたって判んねぇよ!
小猫:それでは、気分を変えて、今年の重大ニュースでも振り返ってみることに
   しましょう。
しー:おい、ちょっと待てよ。
小猫:今年もいろいろなニュースがありましたねぇ〜〜〜
しー:なんで年末のネタを今からやるんだよ!
小猫:悲しいニュース。 明るいニュース。 為五郎がアッと驚くニュース。
しー:待てって言っているだろう! まだ今年は、4ヶ月も残っているんだぞ!
小猫:それでは、今日のお天気ニュースから。
しー:ニュースが違うだろうが!
小猫:気象予報士のゲオローグ・バルフィミノフさん? バルフィミノフさん?
しー:どこの人だよ、バルフィミノフって!
小猫:今日のウクライナ西北部の天気はどうですかぁ〜〜
しー:知りたくねぇよ! ウクライナ西北部の天気なんか!
小猫:しょうがないなぁ〜〜 それでは、みんなが知りたがっている更新ニュー
   スに行くことにしましょう。
しー:更新情報だろうが! 勝手に名前変えるなよ!
小猫:Q嘘報道局のやゆよさ〜〜ん。 更新ニュースをお願いします。

2. それでは報道局から今週の更新ニュースです。まず ―――――――――――

■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.interq.or.jp/ski/sakana/

現在の日本の状況を幕末になぞらえる人がいます。
幕末には門外の変というのがよく起こりました。
桜田門外の変、坂下門外の変、朔平門外の変。
幕末は門外の変ブーム。ということは近々門外の変が
起こることが期待されます。
21世紀らしい門外の変を期待したいものです。

そんな今週の更新情報です。
今月のコロ助の科学質問箱は
「写真はどうやって現像するんだー」
だー。

さらに今週の特集は
「らくちんまんがフライ・ムジーク」であり、
ももまんが果糖水的生活121とよんこまさんと
ふたご対談があったりします。

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■【しーもす書店】
http://www.kasugai.com/cmos/
久々に新ネタやらリンクやらイーエス店やらを更新しました。
先生に叱られそうな、夏休みの宿題並みのやる気ですいません。

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■やゆよ記念財団
http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/
▼凶悪犯罪の背景に失恋体験
▼香車が変える将棋界
あと、写真部も更新しました。

3. 幸せな空の旅 ――――――――――――――――――――――――――――

http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/ やゆよ

 この10年ほど、年に4回だけ飛行機に乗る生活を続けている。帰国、同日また
は翌日の帰省、しばらくしてから上京、そして再出国である。今年もまた、チケ
ットが一番高く、空港が一番混雑して、重い荷物を抱えて移動するさいの発汗量
が一年で一番多いであろう季節に都合4回、飛行機に乗った。

 考えてみると、飛行機というのは、かなり「運」に左右される乗り物である。
まず、座席が予約できるかどうか。この季節ならまだ余裕と思ったら「キャンセ
ル待ちとなっております」。 かと思うと、出発ぎりぎりでもOKが出たりする。
旅行シーズンになるときまってテレビのニュースが「今年は不況の影響で安・近
・短」などと伝える。マクロ経済予測が当たらないなら、座席予約状況の予想が
つかないのは当たり前か。

 運が良ければ、予約を入れ、空港に出発することになる。カウンターで「窓側
にしますか」と聞かれれば、私はやはり窓側を選ぶ。子供のころ親の本棚から引
っ張り出して読んだ本(たしか毎日新聞社の『雑学辞典』)に、「旅慣れている
ビジネスマンはあえて通路側に座る。スチュワーデスの体に触れる機会が多いか
らだ」と書いてあるのを読んだ記憶がある。幸い私は、そういう歪んだ大人には
ならずに済んだ。

 さて、窓側に座れた人はラッキーなのだろうか。ここに落とし穴がある。幸運
の女神に見放された人は、窓側とは名ばかりの、空調用パイプが通っているため
窓のない席を割り振られることになる。刑務所の独房にだって小さな窓から明か
りは差し込むもの。「壁側」の席はそれ以下である。しかもこの場合、前後にあ
る正真正銘の「窓側席」をゲットしたヤツは、スライド式のフタを閉めてグーグ
ー寝ているものだ。高度1万メートルでガラス窓割ったろか。

 微妙なポジションは、窓側ではあるが、窓の下に銀色の翼しか見えない座席。
最初の5分くらいは補助翼、フラップなどの可動部分を見て喜んでいるが、いま
や犬そっくりに動く可動機械が市販されている時代なのだから、「ウィーン」で
伸びて「ウィーン」で引っ込むだけではあまりに芸がない。是非、アメリカの改
造車みたいに油圧でゴニョゴニョやって欲しいものである。

 飛行機の上で考えられる限り最悪の席は、映画上映用スクリーンの真下にある
一列だと、この夏の帰国の便で実感した。通常の席よりも足をゆったり伸ばせる
と思ったら大間違い。あの一列とスクリーンの張られた壁の間は、みんなの通路
である。足下に荷物など置こうものなら、すぐに客室乗務員が飛んできて(いや
私も飛んではいるのだが)「ここは通路ですので荷物は足下に置かないでくださ
い」と、まるで無許可の屋台を取り締まる警官のような口振りで注意する。実際、
シートベルト着用のサインが消えると同時に、ここはトイレへとつながる戦略上
極めて重要な街道となる。客室乗務員が神経を尖らせるのも無理はない。

 では飛行機のなかで最も幸運な座席はどこかと言えば、エコノミーの航空券を
買った人に、「エコノミーはもう満席なので」という理由で与えられるビジネス
クラスの席以外にはない。何を情けないこと言ってやがるという声が聞こえてき
そうだが、そんな人も空港のカウンターで「ビジネスクラスしか空いておりませ
んので、今日はビジネスクラスにご搭乗いただけますか?」と問われれば、1回
で済むところを5、6回はうなずくはずだ。私は、過去10年間、自分がどんな人生
を歩んできたのか、極めて大ざっぱなレベルでしか理解していない。しかし、卑
しい「エコノミー」の身分でありながら、「ビジネスクラス」に座るという僥倖
に3回恵まれたことは明確に覚えている。

 ビジネスクラスとエコノミークラスの違いはその道の本を読んでいただくとし
て、私が今回あれっと思ったのは(私の利用した航空会社だけかもしれないが)、
客室乗務員が乗客を苗字で呼ぶことだった。「田中さん、お飲物はいかがですか」
という具合である。公共交通機関の運行中、乗客が苗字付きで呼ばれる例を、私
は他に知らない。着陸に失敗して爆発炎上、乗員乗客全員の安否が絶望視される
状況で臨時ニュースが始まったわけでもないのに、名前を呼んでもらえる。それ
がビジネスクラスという世界なのだ。

 検索エンジンで調べてみたら、エコノミーなのにビジネスクラスに乗った経験
がある人は、決して少なくないということがわかった。笑ったのは、ほかにも
「エコノミーなのに液晶テレビがついていた」「エコノミーなのに機内食がおい
しい」など、私と同じ「なのに」系の満足感にどっぷりと浸かっているエコノミ
ー族が結構いること。航空業界は「貨物扱いなのに人並みに座れる」クラスを試
しに導入してみるといい。

4. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

小猫:今年、一番印象に残ったニュースと言えば、鈴木宗男議員の疑惑問題でし
   たねぇ〜〜
しー:結局、そのまま重大ニュースで突っ走る気だな・・・・
小猫:北方領土やら、ゼネコンやら、はたまたBSEまで・・・
しー:いろんな疑惑に名前が挙がっていますからねぇ〜〜
小猫:どうなんでしょうかね? 本当に鈴木宗男は狂牛病なんでしょうか?
しー:そんな疑惑ねぇだろう!
小猫:後援会の松山千春は、狂牛病らしいですね。
しー:んなわけねぇだろう!
小猫:昔はライブの時には、ステージを歩き回っていたのに、最近はイスに座っ
   たままらしいですからね。
しー:それって、狂牛病と関係ねぇだろう!
小猫:かあさん、あの、傾きかけたベンチ、どうしたでせうね?
しー:しらねぇよ!
小猫:今年は、スポーツも話題が多い年でしたねぇ〜〜
しー:だんだん、不安になってきたぞ、この展開は・・・
小猫:2月にはソルトレークで冬季オリンピックがありました。
しー:審判の判定が話題になりましたねぇ〜〜
小猫:まぁしょうがないですよね、ソルトレークなんかでやったからねぇ〜〜
しー:なんだよ、ソルトレークだとなんでそうなるんだよ!
小猫:ソルトレークなんて、モルモン教の街だからねぇ〜〜
しー:あ! まずいぞ! 宗教の話題は・・・・
小猫:あんな、格好悪いヘルメット被ってチャリンコに乗っている連中だぜ。
しー:別に、ソルトレークの人たちが皆そうだとは・・・・
小猫:片言の日本語で「コンニチワー」とか「チョットオナハシイイデスカァ〜
   〜」とか
しー:それって、日本に来ている連中だろう!
小猫:善良そうな顔していても、一夫多妻なんだぜ!
しー:善良と一夫多妻は関係ねぇだろう!
小猫:名古屋人としては許せんな! 絶対に!
しー:オリンピックの話はどこに行っちゃったんだよ!
小猫:まあ、今年もいろいろな事がありましたが、それなりに良い年だったので
   はないでしょうか・・・
しー:あ! 勝手にまとめに入りやがって!
小猫:最後に、明日の天気です。
しー:おい! 重大ニュースは、もう終わりかよ!
小猫:明日のモザンビーク南西部の天気は、晴れです。
しー:今度はアフリカの天気かよ!
小猫:朝晩の冷え込みにご注意ください。

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