――Quick USOYA 2002.11.19―――――――――――――――――――――――
今週の内容........
1. しーもす君と小猫さん
2. 更新情報 (週刊WEBマガジンSAKANAFISH/Dの嘘/やゆよ記念財団)
3. しーもす君と小猫さん
4. 11月嘘屋チャットのご案内(23日22時〜)
5. アイツを変えたピンチ by やゆよ
6. しーもす君と小猫さん

1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

しーもす博士「小猫くん、寒くなったが、研究の方は順調かね?
小  猫助手「はい、博士。あらゆる気象データとの関連を調べているところで
       す。」
しーもす「ううん、確かに全部のデータをとることは大切だが、メリハリを
     つけた方が効率がいいと思うよ」
小  猫「では、どれを優先しましょうか?」
しーもす「日本は地震の多い国で、被害も多い。ここは一つ、地震との
     関連に的を絞ることにしよう。」
小  猫「でも、博士」
しーもす「何だ?」
小  猫「ウチで飼っているのはウナギですよ。ナマズはともかく、
     ウナギと地震の関連なんて、聞いたことがないのですが。」
しーもす「馬鹿者!そうやって既成概念にとらわれてばかりいるから、
     いつまでも君は二流研究者なんだ。
     いいか!ナマズと地震の研究なんて、小学校の研究発表ですら
     やられている題材なんだぞ。
     他の誰もやっていないウナギと地震の関係だからこそ、
     価値があるんじゃないか。
小  猫「そんなもんですかね。」
しーもす「さあ、サッサとウナギ水槽に行って、エレンとカレンとミッチェルと
     マイクとセルゲイとベシュケとヤーノシュとピョートルにエサあげて
     こい。」
小  猫「はーい」

2. 更新情報 ――――――――――――――――――――――――――――――

■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.interq.or.jp/ski/sakana/

春の海 ひねもすのたりのたりかな

江戸時代の「のたり」は今より大きく、
音もかなり低かったそうです。

そんな今週の更新情報です。

今週の特集は「ひよすちゃんえにっき」
まあそんな感じで。
そしてカレンダーの予約受付中よ。
さらにいえば
ロボ操縦まんが果糖水的生活128とよんこまさん、
ふたご対談もあったりします。

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■【Dの嘘】
http://d-uso.com/

11/9あたりに150万ヒットでした。
皆様、日頃のご愛顧、誠にありがとうございます。

そんな中、微妙に無理やり更新です。
【教育】校長、教頭をサナギに=愛知県教委
【スポーツ】栃東、手痛い黒星スタート 

      ――――――――――――――――――――――――

■やゆよ記念財団
http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/

改称するとしたら「こりこりして美味しい」をサイト名の前か後ろか真ん中に入
れたいですね。

3. 11月嘘屋チャットのご案内 ――――――――――――――――――――――

日時:11月23日22時より、翌26時まで
方法:telnetを使ったチャット。
場所:当日21時50分頃に「嘘屋らくがき帳」にてお知らせ。

当日は、初めていらした方の為のサポートも行います。
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。
Chat Bar 一円店 店主 流水木

4. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

小  猫「それにしても博士」
しーもす「何だ?」
小  猫「我々の研究、いつになったら成果が出るんでしょう。」
しーもす「研究なんて、地道なもんだ。いつ出るかなんて、
     私達にはわからないよ。」
小  猫「それと、博士!貴方。本気で研究成果出すつもりあるんですか。」
しーもす「それはどういう意味だ?」
小  猫「だって、我々の研究テーマ、どう考えても異常じゃないですか。」
しーもす「そんなことはない!誰も考えないテーマを研究しているだけだよ。」
小  猫「でもね、ウナギと地震の関係はまだ許すとして、大相撲中継の
     視聴率低迷や松井のメジャー挑戦とウナギの関係なんて、
     あるわけない...」
しーもす「喝ああぁ〜つ!そんな風に既成概念にとらわれている上、
     マイナス思考に陥っているから、君は万年助手なんだよ。」
小  猫「しかし、あまりにも非常識では?」
しーもす「いいか、アインシュタインも、相対性理論を非常識と呼ばれた。
     ニュートンの万有引力発見の時もそうだった。」
小  猫「そうか、常識を外れないとだめなんですね。」
しーもす「やっと解かったか。いいか、非常識を目指すのだ!!」
小  猫「はい、非常識を目指します!!」
しーもす「ところで小猫君、実は、今までの常識を覆す、非常にプラス思考の
     ビジネスがあるんだ。参加費用と仕入れ代金を払って、自分の客に
     同じ費用を払わせると、客からキックバックがある。しかも自分の客
     の客からもキックバックがある、素晴らしいビジネスなんだが」
小  猫「お断りします」

5. アイツを変えたピンチ ――――――――――――――――――――――――

やゆよ
http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/

 私は日頃から、どんなピンチでも冷静でなければならないと自分に言い聞かせ
てきた。事故に遭ったとき、野生動物に襲われたとき、戦争が勃発したとき……。
「パニックに陥ってはならない」と平時から心のなかで繰り返していてこそ、い
ざという時に落ち着いて行動できると思っていた。

「わー、あー、わー、あー、わー、あー、わー、あー、わー、あー、わー……」

 先日、パソコンのハードディスクドライブ(HDD)に火がついた。このときの
私が出した声は、文字にすればたぶんこんな感じであったと思う。事故も野生動
物も戦争も予測はしていたが、HDDからの炎は全くの死角だった。

 メーカーの名誉のために言えば、悪いのは全面的に私である。ねじ止めせずに
パソコンの内部に置いてあったHDD2台のうち1台が滑り落ち、基板とICを結ぶ配
線部分が金属と接触、ここに大きな電流が流れて着火した。火は小指の頭ほどの
大きさしかなく、数秒後には消えたが、ICひとつが焦げていた。なお、火のつい
たHDDは耐火式ではなかったため、その後はキキキキともカカカカとも言わなく
なった。

 どんな仕事、生活をしているかによって異なると思うのだが、私は凡人なので、
予測しない状況でモノが燃えた経験はほとんどない。「ん? なんか焦げてるな」
と思った直後にパソコンの画面が真っ黒になったことも、運転していた車のタイ
ヤから白い煙が上がったことも、塾から自転車で帰ってきたら家の台所がすっか
り焼けていたこともある。しかし、炎が見えたかどうかで、今回の経験とは心理
的なショックの度合いが決定的に違う。

 強いて言えば、焼肉屋で肉に脂が乗りすぎていて、または火が強すぎて肉自体
から発火してしまう状況とやや似ている。私はほとんど焼肉屋には行かないが、
HDD着火の数日前に焼肉屋で偶然、貴重な肉1枚を無駄にしている。考えてみれ
ばこれは虫の知らせであったのかもしれない。なお私は焼肉屋でも、「わー、あ
ー、わー」くらいは叫んでいたように思う。

 さて、そもそもなぜ私がHDDを固定せずにパソコンを起動したのかであるが、
これは古いHDDが故障して、微妙に傾けないと起動しなくなったためであった。
新しいHDDを購入してインストールも済ませたものの、古いほうから業務用ファ
イルを回収しなければならない。私は神に祈りつつ、手乗りHDDの角度を変えな
がら、何十回とパソコンのリセットを繰り返していた。ファイル回収はともかく、
万一修理屋に観られたりすると死ぬほど恥ずかしい別の私的なファイルを是が非
でも削除する必要があるため、あきらめるわけにはいかなかった。そのうち電源
コードで引っ張られて動いた新しいHDDと、古いHDDが接触して、新しいほうに火
がついたというわけである。買ってから3日後のできごとであった。

 なお、この惨劇のあとで、壊れていたはずの古いHDDはあっさりと起動できる
ようになり、少なくともこのQ嘘の発行時までは元気に動いている。「どうせ直
らないんなら、古いほうが燃えてくれれば良かったのに」という私の一言と、部
屋中に立ちこめたプラスチックの焦げたイヤな臭いから、この部品もようやく自
分が直面しているピンチを理解したらしい。

(パソコンの組み立て、部品交換のさいには、説明書に記されている安全に関す
る注意書きに従うようにしましょう)

6. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

小  猫「博士、でも、我々、やっぱり変ですよ。」
しーもす「どうしてだ?」
小  猫「だって、研究用の動物っていったら、普通、
     マウスやラットなんかなのに」
しーもす「うーん、そういえばウチにはウナギしかいないなぁ。」
小  猫「ウナギしかいないことに、意味があるんですか?」
しーもす「実は、私の大好物なんだよ、ウナギ。」
小  猫「それだけ...?」
しーもす「それと、ウナギは、忙しい時にも暇な時にも、役に立つのだよ。」
小  猫「例えば?」
しーもす「忙しい時には、蒲焼にすればスタミナ補給になる。
     ビタミンA、B群が多くて疲労回復にバッチリだ。」
小  猫「それから?」
しーもす「暇な時には、時間を持て余しぎみに、ウナギの蒲焼を
     細かく切り刻んで。」
小  猫「刻んで?」
しーもす「ご飯に混ぜ込むと、『ひまつぶし』になります。」
小  猫「...やめさせてもらいます」

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