――Quick USOYA 2003.06.24 ―――――――――――――――――――――

今週の内容........
1. 「しーもす君と小猫さんブラック」(担当:週刊魚魚)
2.更新情報(不滅の放蕩/週刊WEBマガジンSAKANAFISH) 
3.「尼崎の片隅で」 by kubo
4. 「しーもす君と小猫さんブラック」


1. しーもす君と小猫さんブラック ――――――――――――――――――――――

しーもす:今日はいつもと違ってブラックな雰囲気でお送りします。
小    猫:いつも文字はブラックですよ。メールマガジンだし。
しーもす:そうは言っても見る人がどんな設定をしているかわかりませんから。
小  猫:え、そんなの変えられるんですか。
しーもす:変えられるメーラーもあるんじゃないですか。
小  猫:そうなんですか。知らなかった。と言うことは文字の色がピンクで地の色が
          赤の小笠原流古式メールの再現も可能なわけですね。
しーもす:ずいぶんと見にくいな古式メール。
小  猫:明日から古式インターネットで古式エロサイトを古式ネットサーフィンだ!
しーもす:ネットサーフィンと言う言葉自体もうずいぶん古式のような。
小  猫:で、ブラックですが。
しーもす:はい。
小  猫:何がどうブラックなのですか。
しーもす:やはり「裏」とか「悪」とかな闇の世界的な感じをですね。出そうかと。
小  猫:闇の世界。それは怖いですね。
しーもす:怖いからこそみんなも興味を持つと言うわけですよ。
小  猫:何があるかわかりませんからね。
しーもす:そうそう。
小  猫:よくコンニャクやマヨネーズや水ナスの煮物などを踏んでしまうものです。
しーもす:夜中に目が覚めても明かりはつけたほうがいいですよ。あと、掃除。
小  猫:何かとめんどくさいですね闇の世界。
しーもす:掃除をめんどくさがっているようでは闇の世界など遠い話ですよ。
小  猫:そうなのですか。ということはこのチャットもグレーぐらいでとどめておい
          てもらえますか。
しーもす:掃除ぐらいしてくださいよ。
小  猫:やっぱり、ホワイトのほうがいいかな。
しーもす:掃除する気無しですか。
小  猫:そんな真っ白な気持ちでピュアな私ですよ。
しーもす:どの面下げて。
小  猫:というわけですから私はホワイトで行きますから、しーもすさんはブラック
          で行ってください。
しーもす:白黒白黒となったらちらちらして見にくいですよ。
小  猫:それは困りますね。やっぱりやめにしませんか、ブラック。
しーもす:いやしかしタイトルで告知してしまいましたからね。
小  猫:どうせ思いつきなんでしょう。
しーもす:それをいわれると返す言葉を思いつきませんが。
小  猫:ですからこの失敗を生かすべく、後半は別の色で行きましょう。
しーもす:何色がいいですかね。
小  猫:ここはやはりピンクではないかと。
しーもす:それはメルマガの品位にかかわるからやめてください。
小  猫:ピンクハウスの服を着るだけですよ。
しーもす:もっとやめてください。




2.更新情報と募集 ―――――――――――――――――――――


■不滅の放蕩
http://www.infostage.net/~fumetsu/

てっきり死んだものと思われていた不滅が
名前通り、死にきれずに復活しました。
・チャットルーム新設
・「からくり町」改造のお知らせ etc.


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■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.sakanafish.com/
カレーチャーハン。カレーも、ライスも兼ね備える彼が、
なぜカレーライスと呼ばれないのか。謎は深まるばかりである。
(カレーピラフ編に続く)


今週の特集は
「よんこまちゃん」
20分ででっち上げたよんこまつきです。

さらにいえばムエタイまんが果糖水的生活148や
ふたご対談などあります。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。

地道に何か企画ができつつありますという話もありますので
しばしおまちください。


3.「尼崎の片隅で」その4 ――――――――――――――――――――――


kubo
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Kaigan/4383/ 

最近世の中の価値観が多様化しているせいか、それとも年のせいか、テレビを
見ていても「自分は何が面白いと思っているのか」というのを見失いそうにな
るこのごろなのですが、折角なのであまりマンガ評論にも取り上げられない、
70年代少女マンガ界の一部を風靡したドタバタギャグマンガの記録を残して
おこうと考えました。

70年代後半当時、月刊少女マンガ誌「りぼん」には、「コメディマンガ枠」
が存在し「ストーリーのあるドタバタマンガ」が必ず掲載されていました。
70年代を生きた女子が通ってきたドタバタギャグマンガというと、山本優子
や板東江利子のなどの作品が代表としてあげられるでしょう。
山本優子の「美季とアップルパイ」に代表される作品は、キラキラ目の乙女チ
ックな絵柄と、南条秀樹という時代を感じさせる名前のボーイフレンドが登場
してラブコメディマンガとして話が展開するわけですが、随所随所に、主人公
がなぜか身体を張った危険な追っかけっこや冒険(?)が盛り込まれ、トムと
ジェリーのトムのごとくに身体が変形する試練が待っていたり、色男のボーイ
フレンドの顔がギャグタッチに変化し、ズボンが脱げたりと醜態をさらすシー
ンなどが毎月一度はありました。

板東江利子も同様な爆笑系少女マンガ家で、当時流行した「ラミと気まぐれ学園」
などの作品では、サブキャラクターのスケベ教師「沢利益太(さわりました)」
が、主人公やその周囲の人間に、その名の通りにおさわりなどの今で言うセク
ハラをしまくり、断固対抗する主人公のもと平凡な学園女子寮は大騒ぎ、ハヒョ
ーだのギョヘーだのといった擬音が飛びいながら、主人公が現実を越えた試練に
立ち向かって学園中を走りまわるというわかりやすい展開でした。

おそらくこの手のストーリーギャグマンガを精力的に連載していた少女マンガは
当時の「りぼん」が最先端ではなかったかとおもわれます。(集英社系のマーガ
レットにも「つる姫じゃーっ!」等の連載がありましたが)私もこのマンガの
影響を受け、今でも不条理系よりも、「8時だよ!全員集合」的なドタバタ笑い
の方を好むようになったのかもしれません。
しかし、差別用語(乞食・精神病院ネタなど)が当時は少女マンガにもよく使用
されていたので、超人気マンガでもないかぎり再販、文庫化は無理ではないのか
という発言をネットで読みました。

その後80年代にりぼんで連載された「お父さんは心配性」というこれも破壊的な
ドタバタマンガは、テレビドラマ化されたり、男性ファンをも多く獲得する人気
マンガとなりましたが、このマンガが「りぼん」に連載されたのも70年代の
連載下地があったためではないかと思います。

それから約四半世紀後、現在の「りぼん」はどうなっているのかとグーグルで検索
してみると、シンボルマークだったリボンの女の子は、なんと70年代当時と変わ
っていなかったのですが、7,8人以上のマンガ家が描いているとは思えない程
個々のマンガの絵柄に区別が付かなくなっている事態だけは、りぼんのサイトを見
て感じました。(http://ribon.shueisha.co.jp/)
今の少女たちに受ける絵柄のマンガしか載せられなくなっているのでしょうか。
マンガ家の個性はどこに行ったのかと驚きました。
自由闊達なマンガが掲載されていた時代に育った私は、ひょっとして幸せだったの
かもしれないと、21世紀となった今しみじみとそう思っています。




4. しーもす君と小猫さんブラック――――――――――――――――――――――

しーもす:結局ブラックですか。
小    猫:なにしろ32bitだと4294967296色もあるそうなのでとてもしぼりきれませんで
          した。
しーもす:じゃあとりあえずブラックな話を。
小    猫:アメリカ人は海苔の黒さが苦手なあまりカリフォルニア巻きで海苔を内側に
          巻くと言う暴挙をあえてしているのですよ。
しーもす:…これはまたどうでもいい話ですね。
小    猫:頭の中が真っ黒でこんな話しか浮かびませんでした。
しーもす:真っ白になったほうがまだいいですよ。



執筆担当:週刊魚魚
【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.sakanafish.com/ 
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