――QuickUSOYA2003.10.28―――――――――――――――――――――

今週の内容........

1.「しーもす君と小猫さん」(担当:流水木)
2. 書籍情報と更新情報と募集(旅の指さし会話帳 国内編2 大阪/クリスマスおもしろ事
典/週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
3. 現代厨房文学館 by 古賀
4. 尼崎の片隅から by kubo
5.「しーもす君と小猫さん」


1. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――


しー:今週もやってまいりました!
小猫:『しーもす君と小猫さん』です!
しー:さて、今週の話題と言いますと・・・・
小猫:先週の話で恐縮ですが・・・・
しー:先週もやってました!
小猫:『しーもす君と小猫さん』です!
しー:さて、先週の話題と言いますと・・・・
小猫:ぢつは、先々週からの話題だったりしまして・・・・
しー:先々週もやってました!
小猫:『しーもす君と小猫さん』です!
しー:さて、先々週からの話題と言いますと・・・・
小猫:日本郷土民謡民舞全国大会!
しー:違うだろう! 三週も続いてねぇだろう!
小猫:せめて、二週は続けて欲しかった!
しー:続かないって!
小猫:では、プロ野球日本シリーズの話題で・・・・・
しー:第一戦、第二戦は、福岡ドームでFDHが連勝!
小猫:おぉ〜〜! 負債ダイエーホークスが連勝!
しー:第三戦、第四戦、第五戦は、甲子園でHTが連勝!
小猫:おぉ〜〜! 張り子タイガースが連勝!
しー:おい・・・・ やばくないか・・・・・
小猫:それでは、今週のお知らせです。



2.書籍情報と更新情報そして募集 ――――――――――――――――――――――


★【旅の指さし会話帳 国内編2 大阪】
http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/cmosbooks?shelf_id=01
金成由美・津銘保郎 著
情報センター出版局  1,400円 

大阪。それは飛び込んだり飛び込まなかったり
とれとれぴちぴちだったりそうでもなかったり
はいっタージンでございますだったり桂小枝でゴザイマスーだったり
行ってみたい。けれども大阪のことがよくわからないわというあなた!
大阪文化の水先案内人詰めにくいさんと金成由美さんの手によって
書かれましたのがこの福音。
大阪弁のイントネーションがすぐわかる!
外国人の方に生活笑百科を説明したりすることもできるこの本。
さあ買いましょう買いましょう。


--------------------------------------

★【クリスマスおもしろ事典】
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3e2b962dafeda01007a4?
aid=p-sushipan08226&bibid=02377002&volno=0000
(ブラウザのurl欄にURLをつないでください)
クリスマスおもしろ事典刊行委員会編
日本キリスト教団出版局  1,500円

気楽院さんが委員会のメンバーとして参加されたこちらは
クリスマスにまつわるあんな知識やこんな知識が詰まった本です。
「クリスマス島って二つあるんだって!」
「抗生物質ルドルフォマイシンの分子の尖端についてる糖は“レドノース”と
いうんだけど、これは、ルドルフ(赤鼻のトナカイの名前)の 先っちょに
くっついている糖だからレッドノーズ、そしてレドノースになったんだって!」
などの明日使える知識ばかりです。

どちらも”トリビアのスーパーバイザー”唐沢俊一さんご推奨のこちらの
両書籍。買いましょう買いましょう。


--------------------------------------


■【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.sakanafish.com/
こんなタイトルですが本ではありません。

十月二十八日は三月二十九日記念日です。
かつてあった三月二十九日のことを思い、二度と三月二十九日を
繰り返してはならないという思いを新たにする日です。

今週の特集は
「ひよすちゃんえにっき・ひよすちゃんえにっきザ・ムービー」です。
むろん無駄に重いです。


さらにいえばボールパークまんが果糖水的生活157や
ふたご対談などあります。

ちなみに忘れてましたが
私が表紙イラストを書かせていただきました楽譜本
「バイエルで弾けるわくわくアニメ」も でております。
みかけてね。

 ――――――――――――――――――――――――――――

嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。


3. 現代厨房文学館 ――――――――――――――――――――――――――――
  
1. 古賀くんと編集長さん――――――――――――――――――――――――――

古賀 「最近あちこちで上に黄金のつく映画やってますね」
編集長「ああ、あの上に黄金のつく映画ね」
古賀 「前から気になってたんですが、仏教学的にいえばお釈迦さまってのは1度
死んだら2度と生まれ変わらない存在なんじゃないんですか?」
編集長「いろいろ抜け道はあるみたいだけど。たしかお釈迦さまは実は亡くなって
はいなかった、教えを説く方便として死んだフリをしていただけだと書いてるお経
もあったと思う」
古賀 「すると今まで姿を見せなかったのは、モリアーティ教授の手下の目を欺く
ためだったとか」
編集長「それはホームズだ」
古賀 「弟を身代わりにして東北の戸来村に逃げのびていたとか」
編集長「それはキリストだ」
古賀 「残党が南極に基地を作ってUFOを飛ばしていたとか」
編集長「それはヒトラーだ」
古賀 「金網の上で薄切りにした羊肉をつけ焼きにして食べるとうまいとか」
編集長「それは義経……じゃなかったジンギスカンだ」
左腕にサイコガンを仕込んだダイバダッタの戦闘シーンが見所だという評判です。
幸福になりたい人はだまされたと思って映画館へGO! (注・だまされる)


2. 「現代厨房文学館」 (その7)――――――――――――――――――――――

親譲りの鉄道マニアで小供のときから鉄道を利用した殺人ばかりしている。
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。
新幹線の二階から外を見ていたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、
そこから仙台まで行って殺人を犯して、殺害時刻には横浜に居たことにする事は
できまい。弱虫やーい、と囃したてたからである。警察に捕まって帰って来た時、
おやじが大きな眼をして時刻表トリックを使いたいためだけに殺人をする奴があるか
と云ったから、この次は密室トリックを使って見せますと答えた。


『鉄っちゃん』 夏目漱石
 
「智に働く女は角が立つ。情に棹差す女は流される。意地を通す女は窮屈だ。 
とかくに三次元の女とは住みにくい。住みにくき女から、住みにくき煩いを引 
き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのがプリントシーツであり、抱 
き枕である。二次元の女はどう動いても平面以外に出られるものではない。平 
面以外に飛び出して、立体的に働くと思えばこそ、こっちと衝突したり、利害 
の交渉が起こったりして面倒になる。言を換えて云えば、利害に気を奪われな 
いから、全力を挙げて彼女らの美観を芸術の方面から観察することができる。 
余念もなく『萌え』か『萌えでない』かと鑑識する事ができる。」 
  
  
『萌枕』 夏目漱石

こんなスレッドを見た。
背中にAAを背負っている。たしかに馴染みのAAである。只不思議な事には
何時の間にか体が長身になっている。自分が御前の体はいつ長身になった
のかいと聞くと、なに昔からさと答えた。顔はアスキーアートに相違ないが、
体つきはまるで大人である。しかもキモい。
左右は巨大掲示板である。スレッドの命は細い。sageの影が時々闇に差す。
「このスレはもうすぐ落ちるね」と背中で云った。
「どうして解る」と顔を後ろへ振り向けるようにして聞いたら、
「だってsageがあるじゃないか」と答えた。
するとsageがはたして二つほど続いた。
自分が腹の中でよくアスキーアートの癖に何でも知ってるなと考えながら
一筋道を過去ログ倉庫へ近づいてくると、背中で
「どうもアスキーアートは不自由でいけないね」と云った。
「あちこちにコピペしてやるから可いじゃないか」
「コピペして貰って済まないが、どうも人に嫌われて不可い。厨房にまで
『キモすぎます。超嫌いです』と云われるから不可い」
何だか嫌になった。早く過去ログ倉庫へ捨ててしまおうと急いだ。
                  (中略)
「小父さん、その過去ログ倉庫の処だったね」
「うん、そうだ」と思わず答えてしまった。
「二〇〇一年九月二五日だろう」
二〇〇一年九月二五日らしく思われた。
「御前がこのスレッドを立てたのは今から丁度二年前だね」
自分はこの言葉を聞くや否や、今からニ年前二〇〇一年九月二五日に、

>8頭身のモナーはキモイ 
>1 名前: ( ´∀`)さん 投稿日: 01/09/25 02:48
>
>キモすぎます。超嫌いです。

こんなスレッドを立てたと云う自覚が忽然として頭の中に起った。
おれは1であったんだなと始めて気が附いた途端に、背中の八頭身モナーが
急に石地蔵のように重くなった。


『スレ十夜』 夏目漱石

執筆担当:古賀
【笛育市大喜利】
http://homepage3.nifty.com/fueiku/ohgiri/index.html


4. 尼崎の片隅から その5――――――――――――――――――――――――――

「邦楽」

ただのJ-POP好きだったkuboが、真の邦楽雑誌、「邦楽ジャーナル」
(http://www.hogaku.com/)
の目次をウォッチングしていて、だんだん惹かれていく話のだらだらとした続きです。

やはり三味線や尺八などの奏者は年配の人も多いためか、「邦楽奏者のための健康ガイ
ド」というコーナーがあります。これは「家で簡単にできる故障の予防・療法を東洋医
学・日本文化研究家の根本幸夫氏がアドバイス」 するということなのですが、目次が

邦楽奏者のための健康ガイド-8  <根本幸夫> 目の老化 
邦楽奏者のための健康ガイド-22 <根本幸夫> 太りすぎ 
邦楽奏者のための健康ガイド-23 <根本幸夫> 二日酔い 
邦楽奏者のための健康ガイド-31 <根本幸夫> 汗が出過ぎる 
邦楽奏者のための健康ガイド-32 <根本幸夫> ものもらい、吹き出物 
邦楽奏者のための健康ガイド-34 <根本幸夫> クシャミ、鼻水、鼻づまり 

となっており、生活する上でのちょっとした異常をアドバイスという感じ
なのですが、最終回近くなると
邦楽奏者のための健康ガイド-37 <根本幸夫> 痔疾 
邦楽奏者のための健康ガイド-38 <根本幸夫> 糖尿病 
邦楽奏者のための健康ガイド-39 <根本幸夫> がん (最終回)
と、どんどん症状が深刻化していっていました。

しかし音楽雑誌で健康に関する情報をを事細かに連載しているのは、この邦楽ジャーナ
ル
ぐらいではないでしょうか。最近のロックミュージシャンは昔と違ってプロアマ問わず
健康にも気を配るようなので、ロック雑誌にもこのようなガイドをぜひ連載してほしい
ものです。

その他にも目次を拾うだけでも

I Think 箏(そう)
・邦楽9星占 <一天庵> (良く当たると評判の邦楽占い) 
・インターネットで邦楽73 
高橋竹童の津軽三味線指南-3  <高橋竹童> 三味線はF1マシン! 
(高度なテクニックが必要な楽器だということでしょうか)

などなど一般的なの音楽雑誌には感じられない面白さが目次に溢れています。

邦楽ジャーナルのリンク集にある、個人サイトに目を向けてみても、マニアック
になりすぎず積極的に、演奏家自ら情報発進しているようなサイトをみかけますし、
(長唄三味線 伝の会のホームページ)http://www.koten.co.jp/dennokai/

http://www.sakaki-kimie.com/(榊記彌栄 オフィシャルサイト)など、
いきなりトップ画面でフラッシュではじまりがBGMがばりばり響く
今風なサイトもあります。

邦楽ミュージシャンでマスコミに露出が多い人もかなりいるし、私の無知ゆえに
邦楽ジャーナルの目次や邦楽サイトが新鮮に映ったのかもしれませんが、
年配の人が好きな「尺八、三味線、琴の音楽」という古いイメージしか持って
いなかった邦楽は、今やメディアやインターネットを駆使して大衆に広くアピール
している音楽の一ジャンルなのだと今更のように感じました。

執筆担当:kubo
【cruising site】
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Kaigan/4383/


5. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――――――――

しー:さて、日本シリーズも無事終了しましたね。
小猫:いやぁ〜〜 歴史に残る名勝負でしたね。
しー:星野監督の最後の采配でしたね。
小猫:バースのホームランは凄かったですねぇ〜〜
しー:バース出てない・・・・・
小猫:門田のホームランも凄かった!
しー:門田も出てない・・・・・
小猫:江夏が、ばったばったと三振とって!
しー:江夏も出てない・・・・・
小猫:皆川のシンカーも抜群の切れ味で!
しー:ちょっと待て!違っているし、古くなってきている!
小猫:藤村甲子園と景浦安武の手に汗握る勝負!
しー:漫画ぢゃねぇかよ!
小猫:「あんちゃんをいじめるな!」って幼い兄弟達の応援が!
しー:それ、漫画も違っているし、チームも違う!
小猫:「南・・・・ 僕は・・・ 僕は・・・・」
しー:プロ野球ぢゃ無くなっているぢゃねぇかよ!
小猫:日本一決定の場面で、福岡ドームでの大合唱!
しー:凄かったよねぇ〜〜〜〜
小猫:観客総立ちで、「好きよキャプテン」の大合唱!
しー:やんねぇよ!
小猫:一番しか覚えてないんだよなぁ〜〜 みんな・・・・


執筆担当:流水木
【一円店】
http://member.nifty.ne.jp/ryusuiboku/
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
このメルマガは、Q嘘加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。
登録と解除 http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/regist.html
過去の号:http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/backnumber.html
嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 発行:週刊魚魚 q_usoya@yahoo.co.jp
Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。
このメルマガは『まぐまぐ』を利用しています。 http://www.mag2.com/