Q u i c k U s o y a 【バックナンバー】

――QuickUSOYA2003.12.23―――――――――――――――――――――

今週の内容........

1.「しーもす君と小猫さん」（担当：やゆよ）
2. 第２９回嘘競演感想戦のお知らせ
3. 更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
4. 玄界灘男の「お仕事できるかな？」
5. 「しーもす君と小猫さん」

1. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――


しーもす：今年も残すところあとわずかですね。
小　猫　：地球の歴史を１年にたとえれば、この時期は大晦日の夜11時59分59秒
          999…。
しーもす：いや、もともと１年の終わりの話だから。
小　猫　：それにしてもあっという間ですね。
しーもす：年を取るにつれて1年が終わるのが速くなるような気がします。
小　猫　：子供のころは、来年なんて永久に来ないんじゃないかと思いましたね。
しーもす：いまじゃ１年中早回し状態。
小　猫　：子供のころ、牛乳のしずくが落ちたとき、まるで王冠のように周囲に
          波ができたのをいまでも鮮明に覚えています。最近は見ないなあ。
しーもす：それはテレビで見たスローモーションでしょう。
小　猫　：あれは実体験ではなかったのですか。そういえば、昔は庭にいるカメ
          レオンが舌を伸ばして虫を捕まえるのもゆっくりだったような気がす
          るのですが……。
しーもす：典型的なスローモーション映像かも。カメレオンの時点で気が付くべ
          きでしょう。というか、最初からきみの家、庭ないよ。
小　猫　：昔は時間の流れがゆったりしていましたから、レコードも１分間に３
          ３と３分の１回転しかしませんでした。ピンクレディもオカマみたい
          な低い声で歌っていたものです。
しーもす：レコードの回転数の設定を間違えただけでしょうね。
小　猫　：意味がわからない若い人は押入れの奥を探してみましょう。お母さん
          が聞いていた近藤真彦のドーナツ盤が出てくるかもしれません。



2.第２９回嘘競演感想戦延長戦のお知らせ――――――――――――――――――


年内一杯の延長が決定しました感想戦。書こう書こう明日は檜に書こう書こう。

主催：コバ議長 

http://village.infoweb.ne.jp/~fwba0050/usokyo/index.htm


3.更新情報　―――――――――――――――――――――――――――――

■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/

そろそろ正月のもちの準備をせねばなりません。
門松もちに晴れ着もちに福笑いもちです。
そういえば人生において福笑いなどしたことがないことに気づいた夏。

今週の特集は
「物販部設立準備委員会」
Shi.Ma.Chuさんプロデュースゲーム「愛と金」の全貌がついに明らかに！

そのほかにもイルミネーションまんが果糖水的生活161や
ふたご対談などありおりはべりいまそがり。


　――――――――――――――――――――――――――――

嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。


4. 玄界灘男の「お仕事できたかな？」―――――――――――――――――――――


　　
第５回「就職活動は面倒。」

さて、世の中の人はみんな就職活動というものをするそうなのですが、他聞に漏れず私
も就職活動たるものをすることになったです。まあ、もろもろとあって、留年や浪人で
はないのですが普通の人より何年か多めに学生をやっていた勉学好きの私は、漠然と
「マスコミ」とか「出版」は給料がよさそうかなあ？と思って何社かうけることにしま
した。
アルバイト先にそのまんま入ればいいや、と思っていた私は、冷やかし半分で出かける
のですから、当然「就職するぞお！」という人にはかなう訳がありません。反面、受け
だけを狙うのですから、かなり卑怯な方法もできる訳です。
そこで受けたのが日本有数の発行部数を誇る「Y新聞社」の広告部と児童書のトップで当
時（15年前以上前）初任給が40万円という「H音館」でした。何をするかについてまった
く判らない私は児童書の会社には挿絵のサンプルを持って行き、編集長とイラストにつ
いての話に終始してしまい、「よく手が動いてるよね、ちょっとステレオタイプなの
で、もっと個性が出して、動物の村を書いてもう一度持って来てよ。」ということで、
就職の話をしないで帰って来てしまいました。また、新聞社では筆記試験で「将来新聞
は無くなる論」を書いて奇跡的に面接に進み、そこでも「わかりません。」一本で押し
通し、またまた役員面接に進んでしまいました。
面接一発目の質問が「当社の新聞と聞いて何を連想しますか？」と聞かれ「ゴミ袋で
す。集金の時にくれるやつ。」と答えると「あれは新聞入れで、ごみ袋じゃないんだけ
どねえ。」
と言われました。また、「当社の新聞のポジションについてどう思いますか？」という
質問には「A新聞はインテリの新聞、Y新聞はブルーカラーや商店主の新聞と思ってま
す。」と答え、「入社したらAからYに変えるかな？」の質問には「まず父が変えません
よ。」と即答してしまい、面接は終わりました。これが就職活動の全てです。
でも、ここでは帰りがけには「お車代」と「社員食堂の券」をもらい、「こんなこった
らもう２・３社受けとけばよかったなあ。」と思いながら「特上ロース定食」を食った
のでした。結局はアルバイト先にそのまま無試験、無面接で入ったんですけどね。

（次回からは嫌フレッシュマン編「僕は何屋さん？」をお送りする予定。）




執筆担当：玄界灘男
【駄嘘！】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/index.html


5. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――――――――

しーもす：それはともかく、年賀状は書きましたか？
小　猫　：いえ、まだ書いていません。まだナニドシかも決めていませんよ。
しーもす：そういう選択肢、なかったと思います。全国共通です。
小　猫　：でも動物もう飽きたし。
しーもす：動物だけです。12種類から選んでください。
小　猫　：じゃあ自在継ぎ手年も、沖永良部島年も、陰陽五行説年もだめなんで
          すね。
しーもす：へんな候補ばっかりですね。
小　猫　：でも昔ありましたよね、「国際婦人どし」とか「国際児童どし」とか
          いう干支。
しーもす：あれは「ねん」と読むはずですが。
小　猫　：それにしても年賀状ですね。
しーもす：そろそろ書かないと間に合いませんよ。
小　猫　：急いでお芋を買ってこなければ。
しーもす：いまどき芋版画ですか。
小　猫　：意味がわからない人は押入れを探すとお母さんが昔の彼氏への愛をつ
          づった芋がが……
しーもす：出てこねえよ。
小　猫　：しかし年賀状のスタイルというのも時代とともに変わりますな。
しーもす：いまじゃパソコンで印刷が当たり前。
小　猫　：プリントごっこはどこに消えたのでしょうか。
しーもす：所詮、あれは「ごっこ」だったのですよ。
小　猫　：その前ははんこやゴム版画が多かったと記憶していますが。
しーもす：その前はやっぱり毛筆だったんでしょうね。
小　猫　：その前は万葉仮名。
しーもす：その前は楔形文字。
小　猫　：その前は絵文字。
しーもす：おいおい。やめさせてもらうわ。




執筆担当：やゆよ
【やゆよ記念財団】
http://member.nifty.ne.jp/yayuyo/uso/
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