Q u i c k U s o y a 【バックナンバー】

――QuickUSOYA2003.1.20―――――――――――――――――――――

今週の内容........

1.「しーもす君と小猫さん」（担当：週刊魚魚）
2. 更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
3. 一月嘘屋チャットのご案内
4. 現代厨房文学館 by 古賀
5.「しーもす君と小猫さん」

1. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――


しーもす：もふもふもふもふもふ。
小　　猫：メロンパンを食べているしーもすさんこんにちは。
しーもす：もふもふもふこんにちは、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：３日前から何も食べていないのですよ、メロンパンを食べている
　　　　　しーもすさん。
しーもす：貧乏ですか。何も食べていない小猫さん。
小　　猫：いえ、金ならうなるほどあるのですよ。メロンパンを食べている
　　　　　しーもすさん。
しーもす：病気ですか、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：いえ、健康ならうなるほどあるのですよ、メロンパンを食べている
　　　　　しーもすさん。
しーもす：ではダイエットですか、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：いえ、適正体重ならうなるほどあるのですよ、メロンパンを食べている
　　　　　しーもすさん。
しーもす：ではいったいなぜ何も食べていないのですか、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：まあそれを話すと長くなるのです。とりあえずメロンパンを分けて
　　　　　くれませんか、メロンパンを食べているしーもすさん。
しーもす：いやですが、わけを話してくれませんか、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：では話しましょう。その前にメロンパンを分けてくれませんか、
　　　　　メロンパンを食べているしーもすさん。
しーもす：嫌です。さあ話してください、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：ことの起こりは一週間前にさかのぼります。その日の夜中、突然私はお金が
          欲しくてしかたがなくなったのです。
しーもす：突発的になるものではないような気もしますが。
小　　猫：そう思った私は夜の森の中をふらふらとさ迷い歩きました。
しーもす：迷っても何の解決になりそうにないところに行きますね。
小　　猫：すると私の目の前に一人の魔法使いが現れたのです。
しーもす：展開が唐突ですが。
小　　猫：魔法使いは言いました。
　　　　　一生メロンパン以外のものを食べられなくなる呪いにかかれば、
　　　　　大金持ちにしてやろう、と。
しーもす：嫌な呪いですね。
小　　猫：そう聞いた私はその呪いにかかって、大金持ちになる方法を教えてもらい
　　　　　ました。
しーもす：方法を教えてくれるだけなんですか。
小　　猫：それが、メロンパンの先物取引です。
しーもす：えらくまたリスキーなことを教えますね。
小　　猫：いえいえ、それがジンバブエの政変で天井知らずの値がつきまして。
しーもす：なぜジンバブエの政変でメロンパンの値が上がるのですか。
小　　猫：とにかくそれで大もうけですよ。
しーもす：それはよかったですね。
小　　猫：しかし気がついてみると、日本国内にメロンパンがなくなってしまったので
          す。ほとんどジンバブエ行きです。
しーもす：政変で何に使うんでしょうメロンパン。
小　　猫：おかげで私は何も食べられません。
しーもす：ああ、メロンパンしか食べられないんですね。
小　　猫：そんな私が出会ったのがメロンパンを食べているしーもすさん。
しーもす：そうですね、何も食べていない小猫さん。
小　　猫：わけてくださいわけてください。
しーもす：そうは言っても無理な話ですよ。
小　　猫：何がですか何がですか。
しーもす：これはメロンパンはメロンパンでも、神戸市のメロンパンなのです。
小　　猫：ええっ！あのラグビーボール状で中に白あんの入っているという！
しーもす：一般のメロンパンは神戸市ではサンライズと呼ばれているのです。
小　　猫：ああなんということでしょう、メロンパンを食べているしーもすさん！
しーもす：もふもふもふもふもふもふ、何も食べていない小猫さん。


2.更新情報　―――――――――――――――――――――――――――――

■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/

ただこの欄を書くというのもネタが尽きてたいへんなので
お題を募集することにしました。
ではとりあえずマイお題「プリン」
プリン…プリン…プリン…ぷりん…プリン…プリン…

今週の特集は
「キンダーハイム・おやとこのうぇぶえほん
『かゆじぞう』」
カユチールという薬を知りませんか。

そのほかにもスーパーオルガナイザーリョウコmisson52やふたご対談など
ありますますます。
※うらない付き

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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。


3.一月嘘屋チャットのご案内　――――――――――――――――――――――――


日時：１月２４日２２時より、翌２６時まで（延長あり）
方法：「みんなのチャット」を使ったチャット。
場所：当日２１時５０分頃に「嘘屋らくがき帳」にてお知らせ。
当日は、初めていらした方の為のサポートも行います。
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。

あ、申し遅れましたが「チャット担当」の玄界灘男です。
当日のサポートは「温厚、実直、正義と真実の使徒」である
流水木さんが「Chat Bar 一円店」で行ってくれますよ。
なお、チャットは、敬称省略でお楽しみ下さいね。



4. 現代厨房文学館―――――――――――――――――――――――――――――

　　
1. 古賀くんと編集長さん――――――――――――――――――――――――――

今週の「古賀くんと編集長さん」は、『上司からの厳しい叱責』とか『他国からの
謝罪要求』とか『青春のほろ苦い記憶がフラッシュバック』とか『単なるうっかり
ミス』とか、大体そういう感じの事情により削除、もといお休みです。

2. 「現代厨房文学館」 (その１１）――――――――――――――――――――――

「糞スレももうこれで三つ目だぞ。いい加減に争うのはをやめたらどうだ」
ギコ猫が、すこし心配そうに、それでもむりに威張って言いますと、名なしどもは
口々に叫びました。
「いえいえ、だめです。なんといったってＡＡの八頭身なのがいちばんえらいのです。
そしてわたしのＡＡは八頭身です」
「いいえ、ちがいます。百二十八頭身なのがえらいのです。百二十八頭身なのはわたし
だけです」
「リアルなことだよ。リアルなＡＡがいちばんえらいんだよ。わたしがいちばんリアル
だからわたしがえらいんだよ」
「そうでないよ。山崎だよ。山崎渉を虐殺するのがいちばんえらいんだよ」
「だめだい、そんなこと。ゲットだよ。キリ番をゲットすることだよ」
もうみんな、がやがやがやがや言ってなにがなんだか、まるで便所の落書きのようで、
わけがわからなくなりました。
ギコ猫はなるほどというふうにうなずいて、それからいかにも気取って、ギコ猫らしく
えらそうにこうみんなに申しわたしました。
「よろしい。しずかにしろ。申しわたしだ。このなかで、いちばんえらくなくて、
ばかで、めちゃくちゃで、てんでなってなくて、ひとりで自作自演しているＤＱＮが、
このスレを立てた１だからいちばんえらいのだ。」
スレッドは、しんとしてしまいました。それはそれはしんとして、ｄａｔ落ちして
しまいました。


『どんぐりとギコ猫』　宮沢賢治 

――ここまで話したときシャハラザードは朝の光が射して来るのを見て、つつましく
口をつぐんだ。
妹のドニアザードは言った。
「おお、お姉さま。今話してくださった『ひとりで自作自演していたＤＱＮの話』は
何と心地よく、優しく、味わい深く、教訓あふれる話なのでしょう」
シャハラザードは微笑みながら答えた。
「けれどもこのお話はもしこのスレッドがｄａｔ落ちせずにこのまま残っていたならば
明晩お二人にお話申す予定の『会議室を７日間で燃やし尽くした牛女の話』に比べると
まるで物の数にもならないつまらない話でございます」
すると王は心の中で思った。
「アッラーにかけて、この話のつづきを聞いてしまうか、発言が１０００に達する
までは決してこのスレッドを殺すまい」


『千一レス物語』　マルドリュス版




執筆担当：古賀
【笛育市大喜利掲示板】
http://homepage3.nifty.com/fueiku/ohgiri/index.html


5. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――――――

小　　猫：むしゃむしゃむしゃむしゃ。
しーもす：おや、メロンパンが見つかったんですか。
小　　猫：いえ、魔法使いに頼んで、寿司しか食べられない呪いに変更してもらいまし
          た。
しーもす：えらく融通の利く呪いですね。
小　　猫：明日はカレーにしてもらいましょう。

ぼわわわわわわーん


小　　猫：あっ！魔法使い！
しーもす：ええっ！
魔法使い：ふふふふふ…小猫よ…明日の呪いはかぼちゃの煮物しか食べられない呪い…
小　　猫：ええっ！そんな！かぼちゃ嫌い！カレーがいい！
魔法使い：ふふふふふ…小猫よ…好き嫌いばかり言っていては大きくなれないぞ…
小　　猫：だって、留美ちゃんちでは、言ったもの呪いをちゃんとかけてくれるのに！
魔法使い：ふふふふふ…小猫よ…よそはよそ…うちはうち…
小　　猫：うわああああん！
しーもす：……。
魔法使い：ふふふふふ…ひたちなか市では一般のお母さんのことを魔法使いと言う…
しーもす：呪いはありなんですか。



執筆担当：週刊魚魚
【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.sakanafish.com/

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