―――QuickUSOYA2004.6.29―――――――――――――――――――――

今週の内容........

1.「しーもす君と小猫さん」(担当:じょーしゅ)
2. 第31回嘘競演開催中のお知らせ
3. 更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
5.「しーもす君と小猫さん」



1. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――

しーもす:やあ。どう? 最近、天候不順だけど体調崩したりしてない?
小  猫:すっごい元気だよ。カニ電波は脳にびんびん響いてるし。
しーもす:カニ電波?
小  猫:うん。カニ座から飛んで来る電波なんだけどね。脳下垂体が震える
     くらい、びんびん響くのよ。
しーもす:へ、へえ。
小  猫:あと、手だけどね。洗面所で10分おきに洗うんだけどさ、洗って
     も洗っても血がとれないんだよねえ。
しーもす:う、うーん……。あのー、隣の家の犬が喋ったりとかは、ない?
小  猫:喋るよー。つーか、しゃべりっぱ。いろいろ忠告してくれるよ。
     「世間の奴らはみんなお前の悪口を言ってるぞ」とか「やられる前
     にやるんだ」とかね。心身共に健康な証拠だよね。
しーもす:んー、そりゃ……、すごい……、ねえ。
小  猫:実はね、ゲーセンで親切なおじさんに出会ったのよ。そのおじさん
     から買ったクスリを毎日注射してたら、こんなに元気になっちゃっ
     たんだよね。
しーもす:そ、そう。そりゃ、よかった、ねえ。い、いい……人に巡り会った
     ねえ。
小  猫:ほんと、そう。人生は出会いが大切って事だよね。


2.第31回嘘競演開催中のお知らせ ――――――――――――――――――――

後は感想を書くことしか私たちには許されていないのね。
ルルラララ〜

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 07/04 (日) 00:00 <ラウンジ閉店>
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議長:みりん


※嘘競演はhttp://homepage3.nifty.com/usokyouen/に移動しました。
お手数ですがブックマーク等の変更をお願いいたします



3.更新情報のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――


■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/
Tシャツを夏には販売したいと思っております。
色などの希望ご意見募集投票形式掲示板は今月いっぱいの稼動です。

今週の特集は「マスク大」ダイムラークライスラー


ほかにもアルデンテまんが果糖水的生活174やふたご対談などもあります。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。



4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」―――――――――――――――――――――


  
第11回 ヤンエグって何?編「フィギュアの鬼、だめだめ二代目連。」

さて、当時の会社は下町にあるという土地柄、古くからの企業や老舗なんかが近所にあ
るのです。かの大戦で一面焼け野ッ原になったとこありーの、焼け残ったとこありーの
で、ごちゃごちゃはしているのですが、共通しているのは「戦後日本を復興するのは自
分達だ。」という妙な使命感に燃えた爺さん達が必死こいて作り上げた会社が多く、そ
の上戦後から高度成長期の波に乗っちゃたものですから、ちょっと小金持ちになっちゃ
ったりしている訳です。ことあるごとに「ここらへんは焼け野原で、そこをリヤカー引
いて走り回って、今日のこの会社を作ったんだよ。え、玄界くん。」と説教を垂れられ
るのですが、毎回聞いているので「あ、またか。」という感想しかありません。そうや
って小金を溜めた人というのは概して「お金に汚い」ので、「そんな苦労をしてこの会
社を作り上げた私からこんな高額なチラシ代を取るのか?あと2万円引け。」という無
茶な理論がまかり通る世界でもありました。こっちもそれがわかっているので、始めか
ら4万円程上乗せしておいて、「社長にはいつもいい話を聞かせてもらうので3万円引
きましょう。」というとこで両者満足しつつ、手打ちとなるのです。
そういった企業は大体がお父さん社長、お母さん専務なんていう企業なのですが、息子
や娘が常務や部長にいるのが常なんです。これがまた食わせ者です。両親の戦後の苦労
はあんまり憶えておらず、また両親も仕事にかまけて、あまり手をかけずに育てたとい
う負い目もあるので「放任」の割に「お小遣い」だけは潤沢に与えていたという「ダメ
人間養成環境」で育った純正ダメっこなのです。仕事は社長がばりばりやるので、そこ
そこにやっていてもなんとかなる。将来の社長の座は確約されているので不安もない。
かえって会社にいるとじゃまなので一般の社員からは「専務はリサーチでもして来てく
ださい。」と追い出される。という状態です。
当時おたく文化というものが社会に定着し、昭和も終わった頃でした。どうやらおたく
文化というものは有閑層を中心に地力を付けて来たようで、こういった二代目もその
「お小遣い力」に物を言わせて会社で邪魔にされている疎外感を埋めていたのです。弊
社は下町にはいない人種であるアニメータ崩れなんかがいましたから、彼等を引き寄せ
るには十分な魅力がある訳です。広告制作プロダクションというのは、ある意味「図画
工作」のプロ集団みたいなものですから、彼等が欲しがる専門機器も完備されています。
そこに「おたく連中」から見れば半神半人ともいえるアニメータがいるのですから、ち
ょっとしたサロンと化すのは時間の問題でした。空き部屋であった部屋はいつの間にか
「ダメ二世」の溜まり場となってしまいました。
午後、昼飯後になるとぽつりぽつりと集まってくる二世連は「玄界さん、これ手に入っ
たんですよ、ガイバー2フィギュア。」だの「やっと届いたんです、仮面ライダーLDボ
ックス!(当時はレーザーディスク全盛でした。)」だの「このエアガン、品薄なんで
すが、特別なルートで購入しました。」だの、プチスネ夫状態で空き部屋を占拠してい
る訳です。それでも彼等の世話さえしていれば、そこそこパパ連から仕事が来ますから、
ここでも両者の利害は一致する訳です。考えてみればいい時代だったのです。
いまや、彼等も社長に納まっているでしょうが、たまに顔を出そうという気持ちにはま
ったくなりません。なぜならこの不況下ではこう言われるに決まってますからね。
「玄界さん、まけてよ?。昔からの仲間じゃん。あの頃一緒に遊んだナ・カ・マ。」

(次回は「それゆけ!現場主義。」をお送りする予定。)



執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/index.html



5. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――

しーもす:ところでさあ、健康と言えばスポーツだよね。もうじきオリンピッ
     クが始まるよね。
小  猫:あ、そうだね。ラトビアには頑張ってほしいよねえ。あとリトアニ
     アとエストニアにも。
しーもす:んー……、ま、まあね。まあ、バルト三国にも頑張ってほしいのは
     ヤマヤマだけどね。でもさ、まずは日本に頑張ってもらわない?
小  猫:え? あー、ごめんごめん。そうだったそうだった。日本ね。あれ
     ね、極東の島国ね。こすっからいヤツが多そうな。
しーもす:ま、まあね。ま、そういう一面もある、かな。
小  猫:がんばろーよ。うん。がんばれニッポン! お家芸のカバディとカ
     ポエラで金メダルだ!
しーもす:うん。んーと、それが正式種目になったらね。けど、まずは今の正
     式種目でがんばってもらおうよ。
小  猫:あー、そうかそうか、正式種目か。じゃあ、裸の捕虜をピラミッド
     状に積み重ねる競技とか?
しーもす:それ、アメリカが得意な種目だから。てか、それも正式種目じゃな
     いし。てか、そもそもスポーツじゃないし。
小  猫:ありゃ、3段つっこみを喰らうとは思わなかったね。けどさ、こう
     いう場合、まずは倫理上の問題について突っ込むべきなんじゃな
     い?
しーもす:わかってんなら言うな!
小  猫:はいはい。じゃあさ、何がいいかちょっと聞いて来るよ。
しーもす:ん? 誰によ? 
小  猫:決まってんじゃん。隣の犬だよ。
しーもす:う、うう……。頭いて〜。カニ電波が、カニ電波が来る〜。 
小  猫:……病院行った方がよくない? 



執筆担当:じょーしゅ
【ことだまの城】
http://www5b.biglobe.ne.jp/~telsuz/

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