―――QuickUSOYA2004.7.27―――――――――――――――――――――

今週の内容........
0. 嘘屋サーバーダウン復旧のお知らせ
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:なんしぃKIM)
2. 更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
3.「しーもす君と小猫さん」
4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?
5.「しーもす君と小猫さん」


0.嘘屋サーバーダウン復旧のお知らせ―――――――――――――――――――――

ここのところの暑気にあてられサーバーダウンしておりました
嘘屋本舗、嘘競演などですが、月曜日無事復旧いたしました。
関係者各位にご迷惑をおかけしました。


1. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすでーす
小    猫:小猫でーす
しーもす:いやあ暑いですな
小    猫:まったく、今年は梅雨が明けてから気温の上がる事!
しーもす:まあしょうがないですね。夏だから。
小    猫:気温が高いのに暑がない、てのは納得いかんとこですが
しーもす:何をわからんことを。ところで夏の予定は立てたのかい?
小    猫:あー温泉旅行を計画してたんだけど中止になっちゃってね。
しーもす:何でまた。
小    猫:例の白骨温泉だったんだよ。
しーもす:ありゃま。確かに今行くのはちょっとねえ。お湯に入浴剤で色
          つけてたのはひどいよね。
小    猫:あれから各地の温泉でもおんなじような事が発覚したよね。
しーもす:え?そうなの?
小    猫:うん。青根温泉(宮城県)じゃペプシブルーをお湯に入れてたらしいよ
しーもす:入れねえよ。だいたい青くないだろ!青根温泉は!
小    猫:他にも赤湯温泉(山形県)じゃ、シャアザクのプラモをまいてたっていうし。
しーもす:やってねえよ!
小    猫:あまつさえジャーマングレー谷温泉じゃあVI号戦車ケーニヒス
          ティーガーをまいてたらしいよ
しーもす:どこの温泉だよそりゃ!
小    猫:知らない?あのロンメル将軍が鉄砲傷や、ロケット砲傷を治して
         いたといわれる秘湯で・・・。
しーもす:ロケット砲傷!丈夫だなロンメル。
小    猫:うん。で、その温泉がもう効能バッチリで
しーもす:バッチリで?
小    猫:『砂漠の傷ねえ』と呼ばれていたのは歴史にもあるとおり
しーもす:ねえよ!歴史に!


2.更新情報のお知らせ ―――――――――――――――――――――――――


■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/
「おれにさわるとやけどするぜ!」
そんなご謙遜を、原子炉さん。
今週の特集は「よんこままんがよんこまちゃん」です
こまこまとしています。


そのほかにもコロッケまんが果糖水的生活176やふたご対談などあります。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。

3. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――

しーもす:あれ、旅支度?
小    猫:うん。でもこれからちょっと新幹線で出張なんだ。製品を届けにね
しーもす:へえ。たいへんだね。東京駅からか。
小    猫:で、ちょっと憂鬱なんだよ。品がわるくてね。
しーもす:確かにカタログの写真、横はまあみれるけど他はね
小    猫:今回のオーダー、笑ってごまかそうとしたけどだめだった。
しーもす:それはあーた、みっともないよ
小    猫:その言い方はないだろ、キミ。しまいにゃ怒るよ、オレも
しーもす:大きな声出すなよ。あそこの神父、ジロジロ見てるよ。
小    猫:Don't Worry.She's O-Kay!
しーもす:その呼びかけがわかるとは思えないけど
小    猫:わかってくれるまで、おれは、まあ待つことにするよ。
しーもす:ああ、君には困ったことよ。はしたないとは思わないのかい?
小    猫:何を言うんだい。実・皮・餡、上等な饅頭みたいなこのオレがそんな
          わけないだろう。
しーもす:どっちにしろ、もうちょっとなごやかに行こうよ
小    猫:そうだね。こんなオレでも、義父はじまんしてるらしいからね。
しーもす:いろいろイラつくこともあるさ。世の中なんて、ま、茨の道だしね。
小    猫:それでもきょうという日を、ちゃんと過ごしたいよね。とか移動すると新大  
          阪。これでもう予定は決まり。
しーもす:え?決まってるの。
小    猫:うん。これで『かくてい』。


4 玄界灘男の「お仕事できたかな?」―――――――――――――――――――――
  
第12回 ヤンエグって何?編「それゆけ!現場主義。」

私とて近所のおっさんとだべっていたり、二代目とガレージキットの論議ばっかりして
はおられません。ちゃんと仕事もしている訳です。
当時のメインクライアントは「自動車会社(後にフランス人社長で盛りかえす)」「銀
行(後につぶれかかる)」「コンクリート会社(特になし)」でした。10人くらいしか
いない会社にしてはまあまあのクライアントでしたから、そこそこには食えたわけです。
その頃の会社は社内に「写真植字」という文字を作る機械やスタジオ、初期のマックな
んかがありましたので、社内で広告物が全部できるというコンビニエントなスタイルで
した。そこに自称コピーライター、イラストレーターという私がいますので「朝打ち合
わせ、昼デザイン上がり、午後写真撮って、夕方印刷屋さんに渡す。」という驚異のス
ピードが可能となっているのです。こりゃア便利。
しかし、広告や制作をやっていると避けて通れないのが「取材」なのです。お客から素
材や内容を聞いて作るのならいくらでも早くできるのですが、取材となるとそうはいき
ません。現場はこっちに来てはくれないのです。そりゃあ、そうだわなあ。
特に「コンクリート会社(特になし)」の現場は、「山奥」「高所」「安全設備?なに
それ?」という日頃会社に籠っているへなちょこプランナーにはきついお仕事となりま
す。でも行かねばならぬ、行かねば玄界の男がすたるのです。(嘘)。
楽しい事はなにもなし、ただただ「無事に怪我無く帰って来られればいい」という現場
は「ダム」「原子力発電所」「高速道路」「空港」と日本全国に散らばっていました。
例えば「原子力発電所」。発電設備というのは「ちょっと漏れ」でもしゃれにならない
ことになるので周囲を滅多矢鱈とコンクリートで固めるのです。その上ちょっと「ボム!
」となると大変な力がかかるので、周辺に飛ばないようにドーム型にして鉄筋がこれで
もか!というくらい入っています。あのドーム部分は「テンドン」というのですが、別
段居住したり、登ったりしないのでつるつるなのです。工事の場合は登らないわけにも
いかないので「簡易てすり」がついているのですがそれだけ。現場監督は「玄界さん、
気ぃつけてねえ。すべったら下までひっかかりないからねえ。」といたってお気軽なも
のです。ここも写真に押さえなければなりませんので、スニーカーの摩擦係数と腰に縛
ったロープを頼りにつるつるの面に立ちます。プチスパイダーマンです。やっとこ撮影
が済むと今度はコンクリート打ちです。御存知のとおりコンクリートはもともとは半液
体状です。それが時間とともに硬化してきます。この硬化の加減は含まれる水分量によ
り決められるのですが、現場にいると「ありゃあ、今日はちょっとやっこいなあ。」
「強度でねえぞ。」「まあ、なんとかなんだろう。」という素敵な会話が聞けるわけで
す。いまだ事故が起きていない(これからは知らない)ところを見れば、さすが現場監
督というしかありません。
「さあ、じゃあちょっとやってみてください。」という現場の監督の声に来訪者である
我々は顔を見合わせます。本社の人はスーツ、コピーライターは女の子、となれば私?
私ですかあ?しかたないのでうねうねと動くホースを手に「どばどば」とコンクリを流
し込む訳です。あの部分だけが強度が弱かったとしても私のせいではありません。
その後地下に潜って鉄筋を加工します。そこでもまた私出動。渡された機械で「ん〜〜
がっちゃん」と鉄筋が抜けないように末端部分を玉にします。「この機械、よく指潰す
人いるんだよねえ。」とのんびりとした解説に「先に言えよ!」と思いつつも20φもあ
る鉄が潰れていくのが面白くて「ん〜〜がっちゃん」をくり返します。しばらく見てい
た監督が一言「玄界さん、あんた筋いいねえ。どう?うち来ない?」。
こうやって出来上がったカタログには「世界最高ランクの安全性云々」の文字が踊って
いたのです。

(次回は「飛ばせ、国内線。」をお送りする予定。)


執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/index.html


4. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――――

小    猫:というわけで仕事も無事終わりまして
しーもす:終わったのかい
小    猫:とりあえずどこかの温泉宿にでも行こうかと思います。
しーもす:それがいいね。でもまたなんかないといいねえ。
小    猫:まったく。しかし、あの温泉の人たちも身にしみたことでしょうな。
しーもす:うんうん。
小    猫:浴場が世を無視したら
しーもす:無視したら?
小    猫:苦情しか残りません。
しーもす:いい加減にしなさい。
二    人:ではまた来週ー


執筆担当:なんしぃKIM
【脱力サイト・ヘヴィムーン】
http://homepage2.nifty.com/kimlla/

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21世紀の服飾をリードする
【IYA De GENKAI】
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