―――QuickUSOYA2004.11.30――――――――――――――――――

今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:なんしぃKIM)
2. 非更新情報(週刊WEBマガジンSAKANAFISH)
3.「しーもす君と小猫さん」
4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
5.「しーもす君と小猫さん」


1. しーもす君と小猫さん  ――――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすでーす
小    猫:小猫でーす。
しーもす:早いものでもう12月ですなあ。
小    猫:あわただしい時節ですな。なんでふだんは歩いている先生でも、公共交通
          機関を使って移動するとくらいですから。
しーもす:なんだいそりゃ。
小    猫:いやほら、『市バス』。
しーもす:師走だろ!
小    猫:そういえば昔『アイアンキング』っていう特撮番組の怪人に『幻の師走』
          てのが出てきたときには、子供心にもそりゃねえだろと思ったなあ。
しーもす:うっわー、何かすげえ弱そう。
小    猫:まあ月の名前繋がりのコードネームなんで、ほかは『幻の霜月』とか
         『幻の長月』とか言うんだけどね。
しーもす:ひょっとして12人しかいないの?
小    猫:うん。
しーもす:また零細組織だね。メンバーが増えたらどうするつもりだったんだろう。
小    猫:『幻の正月』とか『幻のお盆』とか。
しーもす:そんな怪人に襲われたら死んでも死に切れないよなあ。
小    猫:でもこないだまでやってた仮面ライダーには怪人ツクシ男とか怪人オクラ男
          とか出てたからなあ。
しーもす:オクラ、って野菜の?
小    猫:うん。ネバネバする投網が武器らしい。
しーもす:…悪の組織も大変だなあ…。




2.非更新情報のお知らせ ――――――――――――――――――――――――

■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/

更新は明日なのですが、
本日2005年カレンダー予約受付最終日です。11月30日までです。
カレンダー以外にもいろいろとありますあります。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。

3. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――

小    猫:そんな悪の組織も走る12月ですな。
しーもす:いや走らなくていいけど。
小    猫:そういえば『ゴレンジャー』に、自分の作った毒薬で走り出して止まらなく
          なった『青すじ仮面』ていうのがいたなあ。
しーもす:『青すじ仮面』ってなんかヤな仮面だけど、もう怪人話はいいから。
小    猫:先生といえば、今年も教師の不祥事多かったですね。
しーもす:いやまったく。もちろん大多数の先生がたは真面目にやっておられるのだけ
          れ
          ど、一部の不心得者がねえ。
小    猫:ですなあ。
しーもす:で、教員免許の更新制度なんかも取りざたされてるようですな。
小    猫:やっぱりあれかな、更新の時って『酒を飲んで教壇に立ったばかりに一家
          離散』のビデオとか見させられるのかな。
しーもす:いやそれはないと思うけど。
小    猫:高速道路で事故った先生の悲惨な残骸のスライドとか。
しーもす:画像掲示板の荒らしじゃないんだから。
小    猫:実は教員免許、持ってるんだけどね。
しーもす:そりゃ初耳だね。何の?
小    猫:オートマ限定。
しーもす:ねえよオートマ。
小    猫:中高一貫高の先生にしかなれないんだよね。
しーもす:ねえってばよ。
小    猫:二種取ると、放課後個人授業が可能になる。
しーもす:ヤバイだろそれ。
小    猫:ほんとは授業前に生徒の下に猫や子供が入ってないか確認するためにスカー
          ト
          の中覗かないといけないんだよね。
しーもす:待て待て待て待て
小    猫:限定解除も取りたいな。
しーもす:だから教員免許の限定解除ってなんだよ。
小    猫:まずは女生徒の抱き起こしから
しーもす:だーーーっ!やめやめっ!



4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」 ――――――――――――――――――――

第16回 それいけ横文字商売編「しょっぱなから頭を下げ。」

まあ、なんとはなしに転職も決まったし、さあ、働こうか、と思った訳ですが、一体何
をしていいのかが判らない訳であって、かといって周りの人が何かをしている訳でもあ
りません。机の整理やらいままでの協力会社への挨拶なんてのは数日で終わってしまう
わけですから、後は会社の出方を見るしか無い訳です。
入社から4日目くらいですが、突然「印刷ディレクター」という人が「ちょっと一緒に
出かけない?」というので、久々に太陽の下に出る事となりました。行く先はまったく
判らないのですが「どうせどっかの客に挨拶に行くんだろうなあ。」位に考えていまし
た。しかし、なんとなく同僚の人が暗いのです。
客先に着くと受付の電話をかける同僚の態度がやけに卑屈です。変にぺこぺこしている
のです。「これは何かある。」というのは余程の能天気な人間で無い限り気付くという
ものです。案の定クライアントは見るからに不機嫌な様子です。
「あのさあ、いつになったらデザインあがるの?」
「えっ?」私は内心ちょっと驚きました。会社では別段誰も「デザイン」なんかしてま
せんし、協力会社の人も来ている様子もありません。つまりはもしデザインしていると
すれば「夜中に小人さんが人目につかないようにせっせとデザインしている」しか無い
のです。
「いや、現在鋭意努力中で、近日中には必ずや。」と同僚の人もしどろもどろです。当
時はサッカーもそれほど人気がなく「アイコンタクト」という言葉もありませんでした
が、同僚の人がこっちをちらっちらっと見ながら「一緒に、後生だから一緒に。」とい
う合図を出しているのが判ります。取りあえずは「いや、申し訳ありません。」と頭を
下げるに終始したのです。
その場は「なんとか早めに提出する。」ということと新しい原稿をもらう事で納めて帰
る事になりました。ビルを出るやいなや、同僚は「いやあ、ごめんねえ。この客うるさ
くッてさあ、もう誰も一緒に来てくんないんだよねえ。僕一人になると心細くッてさあ、
玄界くん。」と言い放ちました。
「まあ、そうだろうけど、そりゃあ客のせいじゃねえよ。」とは思いながらも「でも、
どうするんですか、この原稿。また遅れると今度は激怒しますよ、客。」と言うと、「
そうだよねえ、僕もそれが心配なんだよ。」とはなはだ不安な発言をいたされるのです。
「あの担当者、接待慣れしてるらしくってさあ。やっぱり最初に接待しなかったのが悪
かったのかなあ?」同僚さんあくまで論点がずれています。
「悪かったのかなあ、じゃねえよ。」とは思いつつ、とりあえず社に原稿を持ち帰るこ
とにしました。いよいよとなれば自分でレイアウトすればいいや、と思いつつ。
「え、そんなに怒ってたの?」副社長は副社長で余裕のスタイルを貫いています。
「やっぱりさあ、接待すべきかなあ?」ああ、この人は根っからの代理店体質なんだ、
となかば呆れながら「もしかしたらずれているのは僕?」と正常な神経まで疑い始めま
した、頑張れ、俺。負けるな、常識。
「取りあえず先生(そうです、デザイン学校講師は社内で「先生」という呼称なの
です。)に頼んで上げてもらおうよ。」おいおい、社員なんだから「もらおうよ」はね
えだろ
うよ。
件の「先生」は、「え?、いいデザインって少し時間がかかるんだよねえ。」とかいい
つつ、白紙に丸をかいて「え、ここにこの商品が入って、で、ここにはこれ。あ、スペ
ースがなくなっちゃった。」とかやっています。あんたねえ。
営業チーム(何となく社内では「営業チーム」「デザインチーム」「企画チーム」と別
れています。もちろん企画チームは私一人。)はごしょごしょ話しあっていましたが、
おもむろに顔をあげると「よし!では●●さんのスケジュールを確認しようっ!」とな
りました。どうやら「接待」戦略がまとまったようです。迅速です。かつ果敢です。
「私を巻き込まないでくれるといいなあ。」という私の思惑をよそに、副社長はにこに
ことしながら「玄界くん、今週何日の夜が都合いい?」と聞いて来ました。やはり迅速
です。
その「接待」は銀座でしたが、副社長は女の子を笑わせることに終始、営業リーダーは
半泥酔、私は場慣れしない銀座に圧倒され、客は豪快に野卑なジョークを飛ばすという
散々なものでしたが、帰りがけに客が言った一言「やああ、楽しかったねえ、これから
もよろしく頼むよ。」で何となく了解出来ました。
「あ、『割れ鍋にとじ蓋』ってこのことかあ。会社が客を選ぶように客も会社を選ぶん
だ。」と。

(次回は「夜霧に消えたプレゼンフィー。」をお送りする予定。)



執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/


5. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――


しーもす:そんなこんなで、今週もお別れです。
小    猫:いやしかし、冗談抜きで先生方にはがんばって欲しいですな。
しーもす:確かに。教育の柱ですからね。
小    猫:しっかり教壇に立っていただければ、2倍も縁起がいい。
しーもす:なんでまた。
小    猫:ティー・茶。で二回柱が立ちますから
しーもす:やっとれんわ。
二    人:ではまた来週〜。



執筆担当:なんしぃKIM
【だ・めーづ】

http://damedesu-orz.org/kimlla/

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