──QuickUSOYA 2005.9.20──────────────────


今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:週刊魚魚)
2. 更新情報(笛育シネマシアター・笛育ライブラリー・笛育妖怪館・笛育新聞社・
笛育市更新日記/週刊WEBマガジンSAKANAFISH) 
3.  ニューヨークジャンクフード烈伝 by 光デパート 
4.「しーもす君と小猫さん」


1. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――――

しーもす:私がしーもすの前にしーもすなく、しーもすの後にしーもす無しといわれた
     しーもすです。
小  猫:小猫です。
しーもす:そういうことを言っていますが、実はここは崖なんです。
小  猫:そうですね、断崖絶壁ですね。
しーもす:そして私の腕はまっすぐに伸びています。
小  猫:そうですね、ぷるぷるとふるえていますね。
しーもす:そして私の手は崖の岩の隙間から生える木をつかんでいます。
小  猫:そうですね、生命の神秘ですね。
しーもす:つまり私は崖から落ちそうになっており、かろうじて木をつかんで踏みとど
     まっているという状態です。
小  猫:そうですね、そして崖の下はこの上ない荒波ですね。
しーもす:つまり私の手が離れてしまうと、私はその波涛の中に落ちてしまうという状
     況なわけです。
小  猫:そうですね、ずいぶん危機的な状況ですね。
しーもす:かいつまんで言うと、助けてください。
小  猫:そうしたい気持ちはなくはないですが。
しーもす:ではその気持ちをフル回転させてください。
小  猫:そうできればするのですが、ちょっと無理かもしれません。
しーもす:なぜですかまた。
小  猫:それは私が以前この崖から落ちて以来、この場にとどまり続けている自縛霊
     だからです。
しーもす:ああ、私が霊感が強いばっかりに無駄な会話をしてしまいました。
小  猫:才能もよしあしですね。



2.更新情報のお知らせ ────────────────────────

■笛育シネマシアター
http://fueiku.cocolog-nifty.com/fueikumovie/

『ヒトラー〜最後の12日間』
『私の頭の中の消しゴム』
【脳内約束映画】

■笛育ライブラリー
http://fueiku.cocolog-nifty.com/book/

『113歳のハローワーク』
『おはようミッフィーSEED』

■笛育妖怪館
http://fueiku.cocolog-nifty.com/monster/

『出伊豆鬼』
『キタゲ』
『浮遊霊』
『ツンデレ』
etc

■笛育新聞社
http://homepage3.nifty.com/DOCUMENT/news001.html

『古代五輪競技復活を』

■笛育市更新日記
http://d.hatena.ne.jp/DOCUMENT/

更新情報がメインですが、嘘ネタも書いています。

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■週刊WEBマガジンSAKANAFISH
http://www.sakanafish.com/

今週の特集は「日向守殿家中覚帳」です。
まあこんなにさっぱり。

そのほかにはなんと
近代職業婦人図鑑やふたご対談もあるという普通さ。


※なつやすみのおもいで絵画展開催中です。描いてみましょう。

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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。



3. ニューヨークジャンクフード烈伝 7 ―――――――――――――――――――

マンハッタンの玄関口、グランドセントラルステーションから北に伸びるパークアベニ
ュー沿いには、一流企業のオフィスが軒を連ねる。 

平日の昼休みになると、企業で働く人々がランチのために外に出る。レストランの単価
はランチでも10ドル以上、外食費が高くつくマンハッタン中心部では、毎日の昼食を
外食に頼っていては家計につらい。そこで弁当の出番である。 

昼の弁当といえば、デリで売られるサンドウィッチがポピュラーだ。その場で注文を受
けて具財をはさんでゆく。注文は具財の量から調味料の種類まで自由自在。サンドウィ
ッチとはいえかなりの大きさなので、一個で十分に腹がくちくなる。 

パークアベニュー沿いには昼になると弁当を売るベンダー(屋台)が立ち並ぶ。価格は
4ドルから6ドルまでと手ごろ。なぜか中東系の屋台が多いのが特徴だ。 

天気がいい日には、オフィスビルの入り口階段に腰をかけて、屋台弁当をほうばるビジ
ネスマンの姿も多い。ニューヨークを平日に訪れたならば、ビジネスマンに混じって屋
外で中東系弁当を食べるのもまた一興である。 

・ファラフェルサンドウィッチ 

中東系ランチの代表格は、ファラフェルをピタに挿んだサンドウィッチだ。 
ファラフェルはスパイシーなヒヨコマメのコロッケ。純植物系の食べ物なのだが、肉の
ような食べ応えと満足感があり、ピタパンにもライスにもよくあう。http://www.terra.
dti.ne.jp/~salam/journal/021212farafel.html 

ファラフェルサンドウィッチは、半分に切ったピタをちょうどいなり寿司の油揚げのよ
うに開き、そこにレタスやトマト、ファラフェルを詰め込みタヒーニというソースをか
けたものだ。http://www.rasysa.com/column/20031118/st_col/ 

このタヒーニ、一見マヨネーズあるいはドレッシングに見えるが、ゴマとヨーグルトか
ら作ったソースだ。こうして原材料を見るとわかるが、ファラフェルサンドウィッチは
野菜を中心とし栄養バランスの取れたとてもヘルシーな食品なのである。 

そんなファラフェルの味のファンになってしまった私だが、屋台は平日の昼間にしか出
ないのでいつでもファラフェルを楽しむというわけにはいかない。 
そこで常設のファラフェル屋を探したのだが、実は日本人街があるイーストビレッジに
はファラフェル屋が多いことを発見した。しかも、屋台で食べるより本格的で安いのだ。
 

・ホットドッグとか屋台ジャンクフードいろいろ 

ニューヨークで屋台といえばホットドッグが有名だ。だが、あまりいい評判は聞かない
し味もお勧めではない。どちらかというと、観光客向け商売といった趣だ。 

本場のホットドッグは美味しいのではないかと思われるだろうが、屋台だけでなくホッ
トドッグ専門店のそれを食べてみても、あまり感心するものではない。モスバーガーの
ホットドッグのほうが数段ましだ。 

アメリカのパンはホットドッグのそれを含めて、香りも触感も日本のパンに劣る。加え
て、ソーセージがビーフであることもニューヨークのホットドッグを評価できない理由
のひとつだ。やっぱり、ソーセージは豚のほうがうまいでしょ。 

そんな屋台ジャンクフードの中で、唯一気に入っていたのがナッツの屋台だ。様々なナ
ッツにカラメルをからめた甘いお菓子の屋台。好きなナッツを指差すと、小さな紙袋に
まだ暖かいナッツを入れてよこしてくれる。寒い冬、カイロ代わりにこの袋をポケット
に入れて、ナッツをつまみながら歩くのもまた一興だ。

執筆担当:光デパート
【大嘘百貨店】
http://homepage3.nifty.com/usokyouen/oouso/



4. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――――

しーもす:相変わらず崖にぶら下がっている私はしーもすです。
小  猫:そして私は霊です。小猫です。
しーもす:果たして助けはいつ来るのでしょう。
小  猫:そうですね、あれから8時間ほどたちますがまだこないですね。
しーもす:よく考えると自分の腕力がすごかったことに気づきました。
小  猫:いえいえまだまだですよ。わたしなんかは85年と3ヵ月と12日と5時間
          と12分34秒もこの崖の木につかまっていたのですよ。
しーもす:それだけぶら下がれる体力があったら落ちて死ぬことはなかったでしょうに。
小  猫:いえ、死因は老衰です。
しーもす:大往生じゃないですか。
小  猫:妻や子に囲まれて幸せな最期でした。
しーもす:妻や子もぶら下がっていたのですか。
小  猫:あなたもここで生涯の伴侶と出会い、この崖で生活を共にすることとなるか
          もしれません。
しーもす:いや、崖で共にしたくないですが。
小  猫:なんですと。私の生活の場でありハネムーンの地であり終焉の地であったこ
          の崖を馬鹿にする気ですか。
しーもす:正直なところどうでもいいです。
小  猫:うう憎い。祟ってやる。クルマにひかれてしまえ!
しーもす:ここ崖ですよ。
小  猫:いや、技術の発展は目覚しい。80年もあれば、断崖絶壁を爆走し、フリー
          クライマーを次々に餌食にする暴走山カーができても不思議ではないっ!
しーもす:ああ、助けこないかなあ。
小  猫:まあ時間はたっぷりあるしねえ。





執筆担当:週刊魚魚
【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】
http://www.sakanafish.com/
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