──QuickUSOYA 2005.12.20──────────────────


今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:しーもす)
2. 発売情報と更新情報(イロブン/笛育シネマシアター・笛育妖怪館・笛育市大喜利) 
3. 第34回嘘競演ゴーゴー開催中のお知らせ
4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
5.「しーもす君と小猫さん」


1. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――――


しーもす:こんばんは。熱中時間、司会のしーもすです
小  猫:♪ぼくの先生わぁ〜 フィーバー
しーもす:それは熱中時代。さあ今週の熱中人を早速スタジオにお呼びしましょう
小  猫:ようこそいらっしゃいました、あれ?
しーもす:どうしました?顔色が悪いですよ、あ、けいれんが
小  猫:おい、ちょっと水、水!
しーもす:早く扇いで扇いで!なんで熱中症の人がスタジオに
小  猫:スタッフが間違えたようです
しーもす:気を取り直して、今週のお一人目
小  猫:臓器コレクターの大石内臓助さんです
しーもす:うへあ。こ、こんばんは
小  猫:早速VTRに行きましょう
しーもす:あれ?VTR出ませんか?
小  猫:え?あ、放送コードに引っかかるようです
しーもす:トークでつなげ?そ、そうですか
小  猫:何か目つきが危ないですね
しーもす:先ほどからタレントの平川あみさんばかり見つめていますが
小  猫:不気味な笑みまで浮かべてます。うーん…
しーもす:(これは、カットだな)




2.発売情報と更新情報のお知らせ ───────────────────────

★ 色物文具専門サイト【イロブン】がついに本になりました!

嘘競演の大道具さんでおなじみの文具のお兄さん、
きだてたくさんのサイト『イロブン』
http://irobun.com/
が本になりました。

数々の色物文具の紹介はもとより、文房具界を震撼させる未公開文具や
文房具界の神田明神・サカモト本社潜入記録など書き下ろし多数とお得仕様です。
ステーショナリープログラム主催の和田哲哉さん。『トリビアの泉』スーパーバイザー
にしてカルト物件評論家の唐沢俊一さんの推薦文もまぶしい帯をまとった素敵な装丁!
さあ書店やネット書店へゴー!


「イロブン 色物文具マニアックス」
きだてたく 著
ロコモーションパブリッシング 刊

定価:1500円(+税)
発売日:2005年12月20日
四六判/192ページ
※ 本自体を文房具として使用することはできません。

イロブン特設本紹介ページ
http://irobun.com/kokuchi/irobook/irobook.html

Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862120326/qid%3D1134107715/249-9534316-6012311

bk1
http://www.bk1.co.jp/product/2628206

セブンアンドワイ
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31637910&introd_id=Xmo46Wk9o3689m9oi81GiiX16WGm3X6A&pg_from=u
────────────────────

■笛育シネマシアター
http://fueiku.cocolog-nifty.com/fueikumovie/
【世界的大作市民映画】

■笛育妖怪館
http://fueiku.cocolog-nifty.com/monster/
『ポルターガイスト』
『鵺もどき』
etc

■笛育市大喜利
http://homepage3.nifty.com/fueiku/ohgiri/index.html
『第90問:降嫁』
『第91問:免許』
『第92問:食卓』



────────────────────
嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。



3. 第34回嘘競演開催中のお知らせ ―――――――――――――――――――――


投票結果も発表され、感想戦に入っております。
入ってからしばらくたちますがまだ感想をかけます。
まだまだまだまだ書けます。
投票もしなかったというあなた、
ココロ残りのないように、ご感想を。

アドレスはこちら
http://homepage3.nifty.com/usokyouen/


4. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」 ―――――――――――――――――――

第25回 それいけ横文字商売編「え?ゴーストライターまでやるの?」

特許商品もなんとなく申請が済み、まああとはだらだらと開発でもやっておけば1〜
2年は他の仕事しなくてもいいかなあ、くらいに思っていたのですが、その辺はさす
がに企業体、「なんか1発当てないとわかっとるんだろうなあ、え〜、こら。」とい
う社内の無言の圧力から、とりあえずバリエーションを作ったり、他分野への転用を
考えたりしなければならない状態に陥った訳です。だからと言ってアイデアなんての
がそう簡単に湧いて来る訳でもなく、ああでもないこうでもない、とひねくっていま
すと形にはなるもので、旅行分野にはこんなの、遊びの分野ではこんなのと、なんだ
か「まあ便利なんじゃないの?」というものが出来始めて来ました。
よくしたもので、そうなると「あ、旅行業界ならこんなとこ知ってるよ。」とか「遊
びなら今こんなゲーム流行ってるから。」とか色々と情報が集まってきます。しかし
ながら、売り込み商品の辛いところは「ある程度形にならないと良い悪いの判定をし
てもらえない」というところにありまして、「考え方は出来たから形にしてね。」と
いうのは中々に難しいものがあるのです。その上、特許商品なんてのは大体に開発者
の頭の中に設計図があったりバリエーションがあったりしますから「これをこうして
こうすればいいのです、では後はお願い。」とは行かないもの。しょうがないので結
構完成品に近いものまで作る事になります。
遊びの分野では「心理ゲームなんかがいいかなあ。」となり、その頃よくテレビに出
ていたタレント教授のとこに「お恐れながら」とテスト版を持って行き監修してもら
います。件の先生はと言いますと「ああ、大体いいですね。」位しか言ってくれない
上に「じゃ、この資料あげますから手直ししてねえ。」と学術書のコピーくれたりし
ておしまい。先生、原書のコピー渡されても私ゃこんなのチンプンカンプンです。で
泣き泣き翻訳したりして手直しをいたします。基本的に学術用語ですので小さい辞書
には載って無い言葉も多くて、買いましたとも、心理学辞典とか。学校出てからこん
なに勉強するなんて思いませんでした。で、先生にお伺いをたてると「まあいいんじゃ
ありませんか?立派なもんですよ。」とのお言葉とともに先生の名前使用許可をいた
だきます。これで幾許かのお金が先生の懐に入る訳です。人間世間への認知度が高く
無いと嘘ですね。
こっちはまだ普通の言葉だからいいのですが「旅行関連」で企画した「医療用のシー
ト」は「外国の医者への伝達」+「保険関連の申請書」+「医療費の控除(外国の病
院発行)」という複雑な要素が絡んだ案件のため、どうにも不明点が多い。いっその
こと企画を無かった事にしようと思っていたのですが、例の副社長がそう言う時だけ
迅速に動き、「これは画期的な案件で今までの海外旅行の不安を解消するアイテムが
できる訳です。これは売れますよ。そこのところを加味して開発費を下さい。」とか
なんとか言ってクライアントに見せてしまってたのです。まったくもって金の匂いは
逃さないパーソナリティです。
そんな訳でやらない訳にも行かないので、お医者さんや保険屋さんの知り合いのとこ
を回ってお話を聞き、専門書何かを買って「ここはこうかなあ?ちがうかなあ?」と
手探りで進めていきますが、専門家からみれば「玄界さん、ここはこれだけだと弱い
ですねえ。」「いや、これでは意味が通じ無いですよ。」「歯医者はちょっと違うか
なあ?」と要求が高い高い。わたしゃ医者でも保険屋でもないっちゅの、単なる企画
屋なの、という弁明も空しく、副社長の「どう?出来たア?」という他人事の様な質
問に「まあ、もうちょっとかかりますねえ。」と時間稼ぎをしつつ、対応して行った
のです。
すったもんだの挙げ句、なんとか「まあいいでしょう。」というお墨付きをいただい
たことで商品化のめどはついたのです。さすがにこれ以上の研削は無理、世にいうゴー
ストライターという仕事ってこんなもんかい、という感慨とともにやっとこネタは出
来ました。でも全部「他人名義」の仕事。裏方なんかこんなものですよ。ちょっと自
嘲気味。
が、問題はその後に来ました。特殊仕様ということで作られてきた製品なので、いま
まで一般消費材として使われたことがない素材は、なんと「価格が高い」という点で
かなり原価高となったのです(まあ、そこには企画費とかいう名目でたんまり粗利を
乗っけた我らが副社長の影もあるのですが)。今度は「なんとか価格を安くする方法」
を考えねばなりません。そんなことは始めからわかっていたことですが、逐次「こん
くらいの商品になるよお。」と言い続けて来た努力は無になったのかと思うとうんざ
りです。しかしながら「売らないといけない。」という命題を抱えて、今度は営業の
補助という仕事が回って来るのをなんとなく薄笑いを浮かべながら予期していたので
した。

次回は「とりあえず中国でもいっとく?」をお送りします。


執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/


5. しーもす君と小猫さん ―――――――――――――――――――――――――


小  猫:気を取り直して、お二人目の熱中人の方です
しーもす:どうぞー
小  猫:ご自分の鼻毛コレクター、永井花外さんです
しーもす:こ、こんばんはー
小  猫:今日はスタジオにコレクションを持って来て頂いてます
しーもす:早速見せて頂きましょう(って、見るのか?)
小  猫:ど、どうぞ
しーもす:うわぁー、スタジオ引いてるなぁ…
小  猫:(人選の行き詰まり…プロジェクトXのようだ)
しーもす:(これは、打ち切りだな)
小  猫:先週の熱中人、きだてさんの「イロブン 色物文具マニアックス」は好評
     予約受付中です!
しーもす:予約してくりスマス!



執筆担当:しーもす
【しーもす書店】
http://www.kasugai.com/cmos/

──【広告】────────────────────────────
★【イロブン 色物文具マニアックス】
★【モンティ・パイソン正伝】
★【旅の指さし会話帳 国内編2 大阪】
★【クリスマスおもしろ事典・重版出来】
http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/cmosbooks?shelf_id=01
買うならしーもす書店
                   ☆
21世紀の服飾をリードする
【IYA De GENKAI】
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~goliyaku/index.html

────────────────────────────────────
このメルマガは、Q嘘加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。
登録と解除 http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/regist.html
過去の号:http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/backnumber.html
嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 発行:週刊魚魚 q_usoya@yahoo.co.jp
Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。
このメルマガは『まぐまぐ』を利用しています。 http://www.mag2.com/
────────────────────────────────────