| ──QuickUSOYA 2006.2.21────────────────── 今週の内容........ 1.「しーもす君と小猫さん」（担当：週刊魚魚） 2. 更新情報(笛育演芸場・笛育妖怪館/週刊魚魚) 3. 玄界灘男の「お仕事できたかな？」 4.「しーもす君と小猫さん」 1. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――― しーもす：どーもー！しーもす君と小猫さんでーす！ 小 猫：どうも。！ しーもす：いやー、すごいお客さんやで小猫君！ 小 猫：いやまあメルマガなんですが。 しーもす：緊張せえへんか、小猫君。 小 猫：いえ特に。 しーもす：緊張して気絶して僕にあるあるさんところの探検隊を呼んでほしないか？ 小 猫：そんなプロの漫才師の方のネタをそのまま使うようなことをする気はしませ んが。 しーもす：うわー！小猫君が謝絶してもうた！こうなったら、あるあるさんところの探 検隊を呼ぶしかないっ！ 小 猫：絶の一文字でむりやりつなげないでもらいたいのですが。 しーもす：どぅどぅびどぅびどぅば、はい、はい、はいはいはい！あるある探検隊！ 小 猫：やはり動きと音声とレギュラーの二人のキャラクターがあってこそのネタで はないんですかねこれ。 しーもす：小猫君、あるあるやで！これはあるあるということを言うんやで！ 小 猫：言わなきゃならないんですかね。 しーもす：じゃあ行くで！あるある探検隊！あるある探検隊！ 小 猫：だいぶついていけないものを感じるますねえ。 しーもす：酸素をとるため息を吸う！はい、はい、はいはいはい！あるある探検隊！ 小 猫：ない人間は死んでいますが。 しーもす：こういうみんながあるあると共感することを言うんやで！ 小 猫：共感というか苛立ちを皆さん持っていると思いますが。 しーもす：宦官強くて国滅ぶ！はい、はい、はいはいはい！あるある探検隊！ 小 猫：そんな中国王朝のあるあるを言われても普通の共感はしませんよ。 しーもす：小猫君、ちょっと詰めて。 小 猫：ですからそういうのは動きがあっての話で。メールだし。 しーもす：飢饉になったら土、お粥！はい、はい、はいはいはい！あるある探検隊！ 小 猫：飢饉があるあるではたいへん困りますが。 しーもす：早くも展開に行き詰る！はい、はい、はいはいはい！あるある探検隊！ 小 猫：無軌道な若者ですねえ。 2.発売情報と更新情報のお知らせ ─────────────────────── ■笛育演芸場 http://fueiku.cocolog-nifty.com/engei/ 落語『心に残る聖書の言葉』 ｅｔｃ ■笛育妖怪館 http://fueiku.cocolog-nifty.com/monster/ 『雪おろし』 ｅｔｃ ──────────────────── ■週刊魚魚 http://www.sakanafish.com 月日がたつのは早いものです。１月は去ぬ、３月は去る、２月はニーゲム大戸木といい ますね。 今週の特集は「厚生労働省外局治安用怪人開発者委員会双葉ナカコ研究分室」です。 素敵まんがは「雪合戦まんが果糖水的生活216」そしてふたご対談と いった内容ですって。 当選確率10万分の１！ プレゼントつきひよすちゃんおみくじ2006で今年の運勢や来年の運勢や去年の運勢を 占ってみよう！ ──────────────────── 嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら こちらの更新情報で紹介いたします。 紹介したい方はこちらまでご連絡ください。 q_usoya@yahoo.co.jp まで。 3. 玄界灘男の「お仕事できたかな？」──────────────────── 第26回 それいけ横文字商売編「とりあえず中国でもいっとく？」 特許商品の開発で一番問題になったのが「製作」です。ものが特殊紙なもんで通 常の印刷屋さんでは印刷も加工もできないという厄介さ。そう言う時はプロに頼 むのが一番ということで関係会社の営業の人に話を聞かせてもらう事になりました。 このTさんという人、御実家が地方で特種印刷をやっているのですが、修行で大 手企業に行って、そこから実家の家業を継いだと言う人。なんというか猛烈な キャラクターで、少林寺拳法の達人でかなりなマッチョマン、学生時代から飲み 屋で財布を出した事が無いという自他共に認める「要領のいい人」で、ちょっと 山師っ気のある人ですが、その実行力といったら猛進タイプの人です。この人の おかげであっちこっちの特種印刷工場や開発研究所なんかを回らせてもらい、い ままで判らなかった事なんかがけっこう判るようになってきました。こういうの が知的な財産になるんですよ、はい。 ところが同じような山師みたいなキャラクターが組んで仕事してるんですから、 そこは順当なやり方をする訳がない。そこに持って来て例の副社長が開発費を引 き出そうと目論んでいる訳ですから、そりゃあもう話が膨らむ膨らむ。なんか知 らない間に「開発プロジェクト」なるものがあっちこっちに飛び火しておりま す。そこはそれ代理店出身者のノリですから、どこへいってもその話をしますの で、何時の間にやら「保険会社」やら「結婚相談所」やら「玩具メーカー」なん かにも話は伝わっております。（語弊がありますので詳しい名前は出せません が、これに関わった有名人なんかもいるわけでして。） で、このTさんのお父さんがなかなかの傑物でして、中国の振興企業の技術顧問 などをやっている方で、その関係で私などもちょくちょく上海だ、北京だと行か してもらっておりました。 ある日そのTさんが「玄界さん、やはりここは15億の民を相手にどか?んと商売を するのが一番ですよ。」とか言い出しました。話のスケールは大きくていいので すが、国内の教育出版でも一部当たりの製作コストが高い商品なので、みなさん 二の足を踏まれているのに、相手が中国人民ではどうなのかなあ？と思っていた のに、Tさんさっさと中国の息のかかった会社に話を持って行ってしまい、なん か「作れますよ。」という言質まで取ってくるというスピーディさです。その上 大手印刷会社の海外部長という人まで巻き込んできてしまうという暴走ぶり。も う事ここにいたっては引っ込みがつきません。 てなわけで舞台は大中国になる訳ですが、実際に現地の書店に行ってみると参考 書や教科書なんかはほぼ2?3元（日本円だと25?38円/当時）くらいのラインナッ プです。そこに100円くらいの商品を売り付けようというのですから無謀という ものです。ちなみに書店を回っていて会計をしようとすると売り子のお姉さんが お金を指差してなんか言ってるので「あれ？たりないんかなあ？」と思って小銭 を出しても相変わらず何か言ってる。暫くすると隣の中国人が２角玉（2円くら い）を出して私にくれました。どうやら「おつりが面倒だから2角出せ。」と いっていたらしいのです。中国人民にお金を恵まれた日本人はたぶん私だけだと 思います。判るように言えよ、お姉さん。（言ってるか。） しかし、Tさんはあくまで強気。「中国は今子供の教育にお金をかけてるんです から大丈夫。それに日本よりぐっと安く製作できますし。」ああ、そうですか。 そんなもんですかねえ。 てな事で上海の教育出版に行ったり、印刷工場に行ったりして、なんかよく判ら ないままに「じゃ、中国語版の見本を制作して送ります。」という事で話をつけ て来ました。この軽い口約束が原因で、その後やたらと中国を行き来することに なってしまったのですが、その話はまたぼちぼちと。 帰国後、会社では「玄界さんは中国の印刷や出版関連に強いらしい。」とかいう 噂が広まってしまい、当時中国に工場を出そうとしていた親会社の専務（後に社 長）からじきじきに「中国の紙の価格の正確な値段を調査してきてくんない？中 国の人正式に話を持ちかけるとふっかけてきて本当の事教えてくんなんだよね え。」かなんかの仕事ももらってしまうようになりました。いや、専務、私単な るプランナーでそういう国際業務提携とかわかんないから。自分のとこにもそう いう人いるでしょうし。 件のTさん、こういう席にもちゃんといます。さすがちゃっかり派ですがかなり 頼もしいパートナーであることは間違いありません。でも、この後またまた副社 長の暴走がはじまるのですけれど。 次回は「中国サブビジネスへの挑戦」をお送りします。 執筆担当：玄界灘男 【駄嘘！】 http://www2.ocn.ne.jp/~genkai/ 4. しーもす君と小猫さん ――――――――――――――――――――――――― しーもす：どうもーしーもす君と小猫さんでーす。 小 猫：さっきも挨拶しましたよ。 しーもす：せやけど君、最近はやっぱりあれがすごいね。 小 猫：あれってなんですか。 しーもす：ほらあの早稲田大学と慶応大学がやっとる野球のあれやがな。 小 猫：え、六大学野球の早慶戦ですか。 しーもす：ああ、そーけー。 小 猫：……すいません、漫才の始祖、エンタツ・アチャコの早慶戦のネタをやろう というのはあまりにも無謀じゃないでしょうか。70年前の漫才なんてたぶん 誰も知らないと思いますが。 しーもす：ああ、そーけー。 小 猫：しーもすさんもそこしか知らないんじゃないんですか。 しーもす：ヒット殺し！ 小 猫：だあってい！ しーもす：やっぱり我々お笑い第五世代としてはもうちょっと新し目のところを。 小 猫：何が基準で第五かわかりませんがそうしてください。 しーもす：いや最近はおかしいことばっかりや！最近の歌はわけわからん！ 小 猫：人生幸朗・生恵幸子とはまた古い。 しーもす：最近の歌手はけしからん！歌い方がなってない！ 小 猫：歌詞につっこむんじゃなかったんですかあの漫才は。 しーもす：わしらのころは、腹を震わせたり、羽をすり合わせたりして歌ったもんや！ 小 猫：昆虫のレベルに達してますよ古さ。 しーもす：創造神でてこーい！ 小 猫：えらいさかのぼってケチをつけますね。 しーもす：そろそろオチにしろと神のお告げが下りましたのでそろそろ終わります。 小 猫：出てきましたか創造神。 しーもす：ほなこのへんで、尾張藩！ 小 猫：廃藩置県ぐらいまでには戻ってきてほしかったのですが。 執筆担当：週刊魚魚 【週刊WEBマガジンSAKANAFISH】 http://www.sakanafish.com/ ──【広告】──────────────────────────── ★【イロブン 色物文具マニアックス】 ★【モンティ・パイソン正伝】 ★【旅の指さし会話帳 国内編２ 大阪】 ★【クリスマスおもしろ事典・重版出来】 http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/cmosbooks?shelf_id=01 買うならしーもす書店 ☆ 21世紀の服飾をリードする 【IYA De GENKAI】 http://www.eva.hi-ho.ne.jp/~goliyaku/index.html ──────────────────────────────────── このメルマガは、Ｑ嘘加盟Webサイトの管理者が順番に執筆しています。 登録と解除 http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/regist.html 過去の号：http://www.interq.or.jp/ski/sakana/quso/backnumber.html 嘘屋本舗 http://www.kasugai.com/usoya/ 発行：週刊魚魚 q_usoya@yahoo.co.jp Copyright by USOYA-HONPO 掲載内容の無断転載はお断りいたします。 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