――QuickUSOYA 2006.11.21――――――――――――――――――


今週の内容........
1.「しーもす君と小猫さん」(担当:玄界灘男)
2. 更新情報(週刊魚魚)
3. 玄界灘男の「お仕事できたかな?」
4.「しーもす君と小猫さん」

1. しーもす君と小猫さん――――――――――――――――――――――

しーもす:しーもすです。
小  猫:小猫です。
しーもす:ということで年末が近付いてきております。
小  猫:そうですね、なんやかんやであと1月半程ですよ。
しーもす:毎年クリスマス告知が早くなっている気がするのは僕だけでしょ
うか?
小  猫:確かに11月に入るやいなやクリスマスの飾り付けや曲が流れてま
すねえ。
しーもす:ハロウィンが終わると同時にクリスマスですか。
小  猫:あまりハロウィンは定着してないような気もしますが。
しーもす:いたずらしちゃうぞぉ〜。
小  猫:君がいうとそこはかとなく犯罪っぽい感じもしますね。
しーもす:しかし、ハロウィンからクリスマスへの推移を見ていると、日本
という国もキリスト教国になっている気がしますよ。
小  猫:う〜ん、仏教や神道でこの時季盛り上がるイベントが無いですか
らねえ。
しーもす:あ、じいちゃんの7回忌がある!
小  猫:それはしーもす家限定のイベントですねぇ。
しーもす:でもじいちゃん死んで三日目に復活してるし。
小  猫:それはそれで不思議ですが、話さんがための言葉のはずみでしょ
う?
しーもす:うん。なぜ私の嘘が判りましたか?
小  猫:相方長いもん。
しーもす:とにかくこれからクリスマスに向けて色々な準備をしなくてはな
りません。
小  猫:七面鳥を取りに行ったり、もみの木を切って来たり。
しーもす:面倒な事になりそうなので言わなきゃよかったなぁ。


2.発売情報と更新情報のお知らせ ──────────────────────

■週刊魚魚
http://www.sakanafish.com/

今週の特集は「ひよすちゃんえにっき」です。

2007年カレンダーとTシャツ予約受付中です。
布カレンダー、マグカップに関しては15日までですのでお早めに。
Tシャツは現品限りですので、20日から先着順にて受付してまいります。


そのほかにも新聞まんが果糖水的生活238やふたご対談などある日々。


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嘘関係のサイトの更新情報等、何か告知がありましたら
こちらの更新情報で紹介いたします。
紹介したい方はこちらまでご連絡ください。
q_usoya@yahoo.co.jp
まで。

3.玄界灘男の「お仕事できたかな?」 ―――――――――――――――――――

第33回 それいけ横文字商売編「マルチビジネスは蜜の味?」

皆様は「マルチビジネス」というのを御存じでしょうか?あ、知ってる。
今日はそのお話です。
マルチビジネスというのは「ねずみ講」とか「無限連鎖商法」とかいうの
とは違っているらしく(いや、やってる人がいうんだからそうなんでしょ
うねえ)、「ちゃんと商品を介在しているからマルチビジネスであって、
マルチ商法ではない。」という鵺みたいなものらしいのです。また、こう
いう人の決まり文句に「マルチビジネスには参加者を幸せにするよいマル
チビジネスとそうでない悪いマルチビジネスがある。」らしいのです。
もちろん私が関わったマルチビジネスというのは「よいマルチビジネス」
らしいのです。
やたらに伝聞形式に話が進むのは、私自身が「システムは判っているのだ
が、その言い方に対してあんまり理解とか共感とかもってない」からです。
悪しからず。
とりあえず、ある化粧品のマルチビジネスの研修の仕事を友人から頼まれ
てやった時のお話をしましょう。友人は奥さんが会員になっていて、なん
でも「日本有数のトップ」の人のダウンとかで「ものすごく儲かる」とか
で、とにかく「いい話」だったので玄界さんにも一枚加わらせてあげる、
というありがたいお話でした。何をやるのかといえば、いわゆる「販売に
あたっての心構え」みたいなパンフレットや研修ビデオを作って欲しいと
いうことでした。それなら実害はないかなあ、ということで「わたしゃ絶
対に入んないからねえ」ということで仕事を受けたのです。
マルチビジネスについてよく知らない人もいるでしょうから軽く説明しま
すが、ある親玉の人がいて、ある商品を売ります。ここまでは普通の商売
ですね。で、その販売益が親玉さんに入ります。まだ胡散臭くありません。
でも、もしその人が「わあ、これはいい商品だわ。」と思えば、会員登録
をすると「会員価格で商品が買え」「他の人に薦めることも」できるよう
になります。「他の人に薦めて」その人も商品を買うと、親玉さんに何%、
自分に何%と「おこづかい」まで貰えます。もしその人が「私も会員にな
って会員価格で購入したり、人に薦められるようになりたいわあ。」とか
いうとあら不思議、その人を会員にして、その人がまた誰かに薦めると親
玉さんに何%、自分に何%、その人にも何%とおこづかいが。てなことを
くり返していくと「巨万の富と幸せなゴージャスライフ」が手に入るとい
う代物なのです。つまりは「会員になりたいわあ。」という人が増えれば
増える程、親玉さんもあなたも幸せになれるという商売です。
問題は「親玉さんの下につく人(あなたの仲間)が6人くらい」でもって
「あなたの下につく人が6人くらい」と計算していくと、親玉さん1+あ
なたたち6+ある人たち36+そのまた下の人216+そのまた下の人1296・・
・・とどんどんと数が増えていってしまうので、全員が幸せになるにはも
のすごい数の会員さんが必要になるという点にあります。
その上、ある程度裕福に暮らすためには下に6段階くらい毎月ある基準の
売り上げがある人がいる必要があるのです。さっきの計算でいくと、え〜
と、42656人ほどいれば親玉さんは万々歳です。そしてあなたの場合には、
255936人ほどいればいいわけです。まあ、これは理想の形なので、実際に
はもうちょっと少なくてもいいのですが、こういう計算なのです。このよ
うに下にいけば行く程大変な状態になる訳ですから、はやめに取り組んで
ある程度の段階までで儲かる人が居なくなるというシステムがマルチビジ
ネスの本質なのです。
しかしながら人間というのは「自分だけは違う」と思いたいものらしく、
一生懸命やればまだまだ余地がある、とか周りをみても知り合いでまだ会
員になってない人が多いからなんとかなる、と思い込んでしまうものなの
です。本当は「やりたく無い」「興味ない」とか「断った」という人がい
るだけなんですけどね。
ですから「新加入の会員を勧誘する企画考えてよ。」というのが第一だっ
たのですが、それはやんわりとお断りして、今いる人が商品を売るために
はどうするか、という仕事とネットワークの伝達や組織作りに必要なマニ
ュアル作りなんかをやるということで仕事を受けたのです。まあ、回り回
って勧誘の手助けとなるのは一緒なんですが、仕事ですから。
マルチビジネスというのは変わったビジネスで、まずそのトップにいる人
というのは、大抵は別のマルチビジネスからの横滑りの人が多いのです。
昨日までは鍋や洗剤なんかを売っていたのですが、中間くらいだったので
儲けがない、そこに新たなマルチビジネスが登場し、そこに行けばトップ
に近いとなるとそれっと移ります。なぜならノウハウは持っているし、別
段商品が好きな訳でもないし(それをいうとまずいので言わないですけど)
要はシステムに乗ってダウンを増やすことが収入になるのですから、フィー
ルドはどこでもよし、商品もなんでもよしの世界なのです。現に私が仕事
を受けたところでも「カードビジネスで公共料金をカード払いに変更する
と儲かる」というカードを使ったマルチビジネスへの中間クラスの流出が
始まっていました。
通常の会社だと「存続」というのが命題となっていますが、そういう事も
無く、各自が自分の利益のためにダウンを逃さないようにする、というの
が、どうやらマルチビジネスの基本となっているようです。そのため、普
通の会社では働いても給料は一緒、というのが気に食わない人が流れ込ん
でくる現場にもなっているようなんですけどねえ。

次回は「金もってるけど意外とけちなマルチトップ集団」をお送りします。


4. しーもす君と小猫さん―――――――――――――――――――――――――

しーもす:関西の有名マジシャンが「流通硬貨を加工した」ということで逮
捕されましたねえ。
小  猫:日本の硬貨に穴あけたり削ったりというあれですね。
しーもす:持っている分にはいいのですが、作ると犯罪らしいです。
小  猫:作ると犯罪なのに流通しているとはこれいかに。
しーもす:テレビでどういうものかというネタばらしをやっていたらしいで
すよ。
小  猫:それはマジシャンの人達には困った問題ですね。
しーもす:これからクリスマスなどの稼ぎ時ですからネタが判ったものはや
り辛いですよねえ。
小  猫:「は〜い坊ちゃん。この500円玉があっという間に犯罪の証拠に
なりますよ。」
しーもす:それはマジックではないと思いますねえ。
小  猫:「こちらのハンカチをかぶせるとどこからか警察が現れます。」
しーもす:警官も仕込んで置く訳ですか。
小  猫:「ほ〜ら、あっという間に書類送検!拍手〜!」
しーもす:牧歌的ですねえ。
小  猫:まあ、そういうステージではマジックに夢が無くなりますねえ。
しーもす:弟子入りとかもしたくないなあ。
小  猫:「私も一瞬にして犯罪者〜!」
しーもす:あまり大衆受けしないステージですね。
小  猫:刑務所の慰問なんかにはいいかもしれないですよ、仲間意識とか。
しーもす:すべてのマジシャンが犯罪者とは言え無いですよ。
小  猫:「捕まった仲間を見ながら販売を続けていたら、罪が大きくなっ
ちゃった〜。」
しーもす:別にマギー審司さんが犯罪者ではないので、読者の皆様は混同し
ないように。
小  猫:「私、広島生まれの中国人。不法滞在者ないあるよ。」
しーもす:古くて判らない読者も多いと思いますね。
小  猫:「来てます。そこまで来てます。」
しーもす:何が来るのかが大変に気になるのですが。
小  猫:でもマジックって何かのギミックを使う事が多いので、いろいろ
と加工することが
     多いと思うけど、他は大丈夫なのかなあ。
しーもす:昔の人体切断なんかでは、双児の小人なんかを使った人もいるそ
うですよ。
小  猫:それは大掛かりというか、その人達がいなくなったらお終いです
ね。
しーもす:兄が上半身で弟が下半身を担当。どんなに切っても大丈夫。
小  猫:爆破脱出も脱出用引田天功と爆破用引田天功がいるとかですか?
しーもす:似た人を探して来るのが大変そうですねえ。
小  猫:時給がよくても爆破用にはなりたく無いですねえ。
しーもす:やっぱり日頃から体を鍛えておいてですねえ。
小  猫:それでどうこうできる問題でもないような気がします。
しーもす:そこがマジック!
小  猫:全てをそれで括られても困ると思うのは僕だけでしょうか。
しーもす:マジックというのは相手の心理を読んで注意を別の方向に向けさ
せることが基本です。
小  猫:「はい、おばあちゃん、この金の共同出資の口座にお金を振り込
むとあっと言う間に2倍、3倍になって返ってきますよ〜。息子
さんに電話しちゃ駄目ですよ〜。」
しーもす:それはマジックとは懸け離れた詐欺ですね。
小  猫:そこはギミックということで。
しーもす:まあ、とにかく「犯罪はいけない」ということですね。
小  猫:「はいはい、そこのおじいちゃん。関係ない顔してないでよ〜く
見てね。」
しーもす:犯罪はいけません。


執筆担当:玄界灘男
【駄嘘!】
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